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去年、車仲間の後輩Ｓクンが東京から地元茨城に某ラーメン店から修行を終えて戻って来た。

彼とは、確かまだ彼がハタチ前位の頃に車関係で知り合い、以来は密になったりご無沙汰になったりしながらも、そろそろ20年来になる付き合いになる。

とにかく元々が職人肌なひとなので、今まで本気に取り組んだ事はかなりなレベルまで極めるタイプであり、自分が知っているだけでも、遊びではドリフト、サーフィン、仕事では自動車塗装、そして今回のラーメン道と、実際に見ているからこそ、年下ながら尊敬しているひと。

そんなＳクン、東京から茨城に戻る時に、引っ越しを一人でやる為にウチの実家のサンバーバンとトラックを数日に分けて交互に借りて行ったが、その時からサンバーが気に入ったようで、何と先日サンバーバンのマニュアル四駆を購入したのだった！


今月初めに、ウチの実家でおぽよんさんや結城屋さん達とワイワイしながらエンジン載せ替えをやっていた時に、Ｓクンを誘ってみたのだけど、大した工具もないような田舎の軒先の砂利敷きの上で、笑いながらエンジン降ろして、台車の上でヘッドをバラしてる光景は異様に映ったと共に、その後普通にエンジン載って一発で掛かったのを見て、オモチャで遊んでるようで楽しそうと思ったようで…

数日後には、ウチで自分のサンバーをジャッキアップしてるＳクンの姿があったのでした(笑)


さすがに、これからラーメン店を開業する為に出費も時間も惜しくなるだろうから、サンバーはそこそこ弄りで止めておくようだけど、元々がキレイ好きでこだわりあるひとだから、自分で全塗装くらいはやっちゃうんだろうなと、密かに期待しているワタクシ…(笑)


思い起こしてみれば、赤帽を開業するまで全く興味無かったサンバーも、自分のサンバーの師匠であるおぽよんさんはじめ、このみんカラで整備手帳などをアップしておられる諸先輩方々のアツい記事にかなり助けられながら、ここまでサンバーを楽しめるようになった訳で…

Ｓクンのサンバーも、安価な車体を雪国から持って来たのもあって不具合が結構あるけど、そんなサンバー乗りのひとに自分の出来る範囲内でならなるべく協力していければと思ったここ数日でした。

エンジン載せ替え終わって、もう何日目だろう…

最初は下らない確認ミスによるオイル漏れで、時間が掛かり…
それが解決したあと、しばらく内装の不具合をいくつか修理して時間が掛かり、やっと走るとこまでこぎつけて走ってみれば、今度は水温が冷えすぎてしまうという状況。

最初はホースの繋ぎ間違いではないかとの指摘でチェックしてみても間違いはなく、新品に交換したサーモスタットをチェックしてみても問題なし…

もう他に原因がわからないので、おぽよんさんにヘルプしてみたところ、機械的な部分で間違いないのならば水温センサー等のセンサー類に問題があるとしか考えられないとのアドバイスだったので、水温センサー外してみたら…

見事にガビガビだった(汗)

とりあえず、中古品だけど遥かに綺麗だった別の物に替えてみたけど、今度はそもそも外気が低いからか、ファンが回るほど水温が上がらないようで、水温計が真ん中よりほんの少し下を指したまま。

なんだかまだはっきりしないけど、もう１つの懸念もあって、まだまだこの問題にガチンコで取り組まないとならなそうであります…

まあ、オーバーヒートじゃないからまだ良いし、これも今後に色々な対処が出来るようなよい経験だと思って、必ず解決してみよう！

水回りにちょっとトラブルが出て不安が…(汗)

でも、エンジンは超元気！
そこそこ調子良いと思ってた前のエンジンより、遥かにトルクフルなエンジンで、かなり乗りやすくなった。

外した方のエンジンも、スペア用にオーバーホールしておこうっと。

早く完調にして、仕事再開しないと(汗)

一昨日、エンジン載せて掛けてみたら元気に掛かったエコ(？)エンジン。

しかし、フロントのカバー下側から結構な勢いでオイルが漏れ、その原因究明と対処に明け暮れた今日だった。

おぽよんさんが組み上げた３個イチのこのエンジンは、ウチに持ってきた時点ではオイルポンプが仮組みの状態で、おぽよんさんはそれをちゃんとメモしてくれていたのにもかかわらず、そのメモを良く見なかった自分がそのままオイルパンを付けてしまったのが原因でのオイル漏れ(汗)

シールを塗布せずに付ければそりゃオイルは漏れるの当たり前じゃん…という、浮かれてちゃんと確認せずに組んだ自分に、エンジンを載せてしまってからでは何倍も面倒くさくなったその対処方法がそのままのし掛かっただけの１日。

しかし、原因が全部わかった上での対処と、一度調子良く回っている事実で、作業中は全く不安もなく清々しい気持ちで淡々と組めた。

原因に気づくまでいくつも遠回りして、結果的に丸々２日遅れてしまったが、こんな事も貴重な経験になり、先に起こるであろうトラブルに落ち着いて対処出来るようになるなら全然悔しくない時間だと思うのデス！

現在、自分の冷凍車サンバーのエンジン載せ替え中。

ちょっと下らないトラブルやら大雨やらで、載せてからエンジンが掛かるまでに時間が掛かってしまったけど、無事に当たり前のように一発でアイドリングした。

しかしこのエンジン、ウチの実家にきたエンジンブローしたサンバーバンから降ろしたヘッドや、おぽよんさんが仕入れてきた別のブローエンジンや、異音が出てたおぽよんさんの仕事車から降ろしたエンジンなどから、生きてるパーツを寄せ集めておぽよんさんが組み上げて出来たエコ(？)なエンジンなのであります。

自分は過去にＫ型や４ＡＧ等は組んだ事があったけど、それはどれもいわゆるチューニングパーツとして新品のピストンやリングを使って組んだもので、まさか中古のピストンをそのまま移植するなんて事は考えた事もなかったので、おぽよんさんが自宅で組み上げて持ってきたエンジンを見た時には正直「よくやるなぁ」という感じだった(笑)

最初はあくまでもスペア扱いで、まさかそのエンジンを自分が使うとは思わなかったけど、静かにかつ力強くアイドリングしてるこのエンジンを目の当たりにして、改めて驚きなのであります。

だって、本来は今ごろスクラップになっててもおかしくないエンジン達だったのだから…


他に見つかったトラブルの処置の為に、まだ走行出来る状態じゃないけど、これはイケると感じた今日１日だった。

あぁ、早く走り出したい～。