去年惨敗した(ボウズ)ワラサ釣りのリベンジを果たすべく、今年も松輪江奈港へと先日、釣行してきました。
年々釣れる時期が早まっているのか、今年も8月からワラサが釣れてるみたいなので、早速宿を予約。 今年はコロナ感染猛威の関係で、帰省等を控え、どこにも出かけられずにいたため、夏の最後の思い出にと、思い切って船を仕立て、仲間うちでワイワイやるつもりでした。(仕立て料金で5人まで乗船できたので、@3人は招待)
しかし、結局は仲間が仕事等で折り合いつかず、私と息子の二人だけでの釣行になった次第です。
さて、釣行当日。5時半出船の為、4時には港に到着するも、駐車場には結構な台数の車が駐車しており、出船を待ちきれないでいる釣り人の熱気で満たされてました。
定刻通りに船は出港。 他の乗り合い船はほぼ満船状態。 天気は曇り。風は風速7メートルと強めであったが、北西の風だったため、海は荒れずに、ほぼ快適な釣りを楽しめそうな感じでした。
去年の惨敗が脳裏をよぎるのか、不安な様子を見せる息子と私を乗せ船はポイントへと進む。
ポイントへ到着、27メートルの棚指示で釣り開始!
朝まずめのビックチャンスタイムにも関わらず、沈黙が続く、周りの他船も同じ様な状況だった。
おおむね、3分程度で、コマセとエサチェックを繰り返しているうちに、周りの他船ではちらほらと上がり始めてきた。
そうしているうちに、ついに息子の置竿が強烈にグンッ!とひん曲がる。
きた!
と喜びながら、竿を手にした息子の表情が一瞬にしてこわばった。
え?何これ!?ヤバい!
初めてのワラサの強烈な引きに面喰ったみたいだ。
更に、あろうことか、手にした竿を再びロッドキーパーへセットしようとした。
そこで、私が、
楽するな! 初の一匹だからちゃんと手竿で勝負しろ!!
と激が飛び、その様子を船長が笑いながらみているw
それにしても、竿のしなりや引き具合をみても、なかなかのサイズと思った。
8号ハリスだから、大丈夫だろとう、ドラグほぼフルロック状態で、電動でガンガン巻き上げる。 本当は手巻きで勝負させたかったが、さすがにそれはやめておいた。
ヒーヒー言いながら、何とかハリスを手繰り寄せ、船長がタモ入れしてくれた初のワラサは、70センチ近くのグッドサイズだった。(この間、置竿の私の竿は無反応状態。。。)
初ワラサおめでとう!と私と船長から言われるも、放心状態の息子w
「いや。所詮は魚だろう思って、舐めていたよ。。。」と息子
無事に初の大物釣り、ワラサをゲットした。
その後も、息子は覚醒したかの如く、じゃんじゃん釣り上げ計5匹に。
私は、未だ一匹もかからず、状態・・・・
何が悪い?タナもエサも大丈夫。何が悪い??と考えては、投入を繰り返すも
一向に状況は好転せず。
仕掛けやハリスは全く同じ。違うといえば、私がサニービシに普通の片天秤、息子がダイワのプラビシにハイブリット天秤(ハリスを付ける部分が柔らかめのピアノ線でできてるやつ)だという程度であった。
ハイブリット天秤のスペアはなかったが、ダイワのプラビシのスペアは持ってきてたので、それに交換して、様子をみた。
すると今度は、私と息子でダブルヒットできた。
私が、最後にワラサを釣り上げたのは、もう20代のころまでにさかのぼるが、
当時はまだ、電動リールなんてものはなく、ダイワスーパー剣崎80という3本継の船竿にダイワスーパータナコンという手巻きリールで釣り上げたのだが、根がかりか?と思うほどに、糸が巻けない強烈な引きと、竿の継ぎ目がミシミシいってビビりながら釣り上げて、一匹でへとへとにされた記憶があった。
今回、ワラサをかけて思ったのが、タックルの進化は目覚ましく、電動リールはもちろんだが、竿も、きちんと立ててやれば、ワラサの引きを難なくいなしてくれ、
あれ?以外と楽だな??
と、十分に引きを楽しみながら釣りができたいうのが正直な感想でした。
(ただ最後の取り込みだけは、苦戦し、手指が傷だらけになりました><)
その日は、
息子9匹
私3匹
計12匹
を釣ったところで、クーラーに収まらなくなり、息子も疲労の色が濃くなってきていたのでお昼前には早上がりすることとなった。
45リッタークーラー満杯。。大漁だ!(息子が)
この日は、他船も好調だったみたいで、同じ船宿の乗り合いの方も、トップが11匹ということで、息子もなかなかの数を釣り上げていたことがわかりました。
その後は、漁協で氷を追加で購入し、江奈ヴィレッジの食堂でご飯を食べてからなんて思っていたが、丁度お昼時間と重なってしまい、待ちが15番目とかだったので、諦めて帰宅することにしました。
さて、大漁大漁~と帰宅した私達(正確には私一人)を待っていたのは、釣り上げた、12匹のワラサを捌く作業でした。。。
流石に、全て並べて撮影はできなかったので、分割で^^;
台所左端(4匹)
台所中央(4匹)
台所右端(3匹)
あれ?12匹じゃなかったっけ?と思うでしょうが、帰宅して車から荷物を降ろしてる最中に、近所のおじさん(果物とかをよくおすそ分けしてくれる優しい紳士)が
釣りですか?^^
何を釣ってこられたのですか?^^
と挨拶してきたので、これを見よ!と言わんばかりに、クーラーを開けてやると、
!!こんなサイズのがこんなに釣れるのですか?!
とおったまげておりました。
そこで、もしよかったらと一匹おすそ分けしてあげたわけでです。
なので、写真はマイナス1の11匹しか写っておりません^^;。
こんなサイズのを延々11匹捌き、その日は、塩焼きとブリ大根にしていただきました。 全て捌き終えたあとの、風呂上がりのビールは格別でした。。
本当は、刺身も良かったのですが、とりあえずは2日間冷凍してから、頂こうと思ってます。
冷凍庫には大量のワラサの切り身が。冷蔵庫には切り身を白みそで漬けたのが幅を利かせ、当面は魚料理が続きそうです。(まぁ健康にはいいのかもだけど、お酒もすすみそうだな。。)
※ 最後に、ワラサをぎゅうぎゅうにしてクーラーのふたを閉めたのが原因なのか、車内で水漏れしてしまい、クーラーを置いていたセカンドマットがグシャグシャになってしかも、魚のにおい付き。。
レールシート保護のために社外マットをつけておいたおかげで、レールシート等は無事でした。 マットの洗浄と余計な仕事までついてきてしまいました。
このブログを記載しながら、やっとの晴れ間天気で再々洗浄後に天日干しできて、今度こそ、臭いも根こそぎ取ることが出来そうです。