
くそ暑い中交換しました。
結論、
6tプレスで行けました。プレスあった方が格段に楽だと思います。
8:30準備開始。
必要な道具を駐車場に集めるのが地味に大変。30分はかかりました。
まずはセンターナットを緩めるところから開始。
タイヤ外して、カシメ上げて、

またタイヤ嵌めてアストロ謹製ロングスピンナーハンドル×30mmソケットでエイっとな。

ここ最初の関門かと思ってたんですが、体重掛けたらヌルっと緩みました。
そしてまたタイヤ外して(←これ地味にメンドイ)、タイロッドとロアアームジョイント外します。(ここはずいぶんと前に買ったツールで)
あ、その前にブレーキキャリパー外して上に吊っておきます。
で、ここでハブプーラー使ったんですが(写真なし)、ほぼ不要と思われるぐらい軽くドラシャが抜けたので、ナックルをストラットとロアアームとタイロッドから分離したら、ハンマーコンコンで多分あっさり抜けたと思います。(入れる時もほぼ抵抗無しで奥までスルッと入りました)
ここまで来たら、今回揃えた特殊工具の出番です。
まずはハブを抜きます。
エッセのナックルはブレーキのダストカバー(?)がナックルとカシメ一体なので、ギヤプーラとかを引っ掛けるところがないのですが、中心を通る線上に段差が付いているものの両側に穴があるので、ベアリングプーラセットの入っている部品を組み合わせて、段差を吸収して抜きました。

ハブにインナーレースがくっ付いてきますが、これ外すのは後回し(^^;
6tプレスでベアリングが抜けるかどうかを確かめないと、その先の作業内容が大きく変わるので、抜き作業です。
まずはスナップリング外し。小型のスナップリングプライヤーではひしゃげてしまってなかなか取れませんでしたが、ひしゃげないようにさらにプライヤーで先端を挟んで取り外し。

フロントベアリング交換ツール内の台座や、ゴムブーツ叩き込む工具を組み合わせて慎重にプレスにセットし、ギコギコ開始。
静止摩擦を乗り越えられるか!?
かなりレバーが重くなってきて、オイル吹くのが先か、オーバーロードバルブ開くのが先か、とドキドキしながらググっとレバーを下げたら、「ガキン!」と軽快な音と共に静止摩擦を制覇!
あとは動摩擦なので、クイクイ抜けていきます(^^) あー壊れなくて良かったワ。
替えベアリングはABS付き用で、片面に磁石のリングが付いています。
が、マイエッセはABS無しなので、どっち向きでも良いのですが一応正式な向きに(^^;(内側が磁石面)

入れるのは簡単。押すところ、押さえるところ(アウターレースかインナーレースか、それとも外部か)さえ間違えなければベアリングを壊すことなくすんなり入ります。

メインのベアリングは交換できたので、後回しにしていたハブのインナーレース抜きです。
ハブ側に、ここにプーラーの爪を引っ掛けてね、と言わんばかりの微妙な切り欠きが入れてあるのですが、あまりに浅い切り欠きなので全く引っかからず、ベアリングプーラーで挟み込んでも全く歯が入っていかず、仕方なくグラインダーで歯を引っ掛ける溝を掘りました。

歯が引っかかればもう勝ったも同然です。
フフッ、勝利!

あとは、先ほどベアリングを挿入したナックルにハブを圧入して、交換の基本作業は完了です。(この時下の押さえはインナーレースを押さえること。アウターとか外部押さえて圧入するとベアリング痛めます)

最後逆順で組んで、ナット締めて回り止めしておしまい。
とか簡単に言ってますが、この時点で午後3時。この後片づけ完了まで30分はかかったので、昼飯の30分抜いたら6時間半かかりました。暑いわ腰に来るわで、なかなか体的にはきつかったです。
初作業はやはりいろいろ考えながら進めるので時間かかりますね。
次回は片側1時間ぐらいでできそうです。って、次交換するまで乗るのか!!?
試走したところ特に問題なし。外したベアリングはゴリゴリはしておらず、あえて言うならシャリシャリと言った感じ(新品はヌルヌルと言う感じ)。
やはり多少なりとも回転が渋くなってたようで、50km/hぐらいでクラッチ切ると、いつまでも惰性で進んで40km/hに落ちるまでかなりの距離を進むようになりました。加速が良くなった、と言う所までは感じ取れませんでしたが、若干なりとも燃費は上がりそうです(^^)
Posted at 2022/07/31 21:17:09 | |
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