
ちょっとマニアックな話になるのであしからず。
昨年、私が使っているパソコンのマザボが壊れて、晴れてWindows11に正式対応したハードウェアにしたんですが、嫁さんが使ってる方も古い(ギリWindows11が強制インストールできる世代)ので、替えねば替えねばと思っていましたがようやく更新しました。
マザボは私の方のパソコンと同等の「ASUS PRIME M760-A Wifi」というヤツ。
パソコン屋で広告の品価格だったので迷わず選択。ゲームしないし、officeがサクサク動いて安定性のあるものが良かったのでこれにしました。CPUはIntelのCore i5-14500と言う中の上クラスで、ちょっとだけ奢りました。
で、自分用のやつを組み替えた時、結構すんなりと行ったので、今回も同じだろうと思っていたら落とし穴が。。。
嫁さん用のWindowsが入れてあるSSDは、10年以上モノでWindows7から10にアップグレードした際のまま11に強制アップグレードしたので、ファイルシステムが古いままの状態でした。
ここで簡単に解説。(詳しくはネットで調べてください)
ファイルシステムにはMBRとGPTというのがあり、前者が古く後者が新しい方式。
また、マザーボードの基本ソフトであるBIOSにも上記に対応する旧新があり、それぞれBIOS、UEFIとと呼ばれます。
Windows11はGPTとUEFI”のみ”に対応しており、今まで使ってきた強制インストールされたものは、なんとどちらも古いままだったんです。(プレビュー版と言う製品前のテスト使用するためのインストーラはこんな状態のSSDにもWindows11をインストールしてしまう。。)
マザボに付けてもSSDは認識するものの、Windowsを全く見つけ出してくれないorz
念のためもう1台余ってるSSDに嫁パソSSDをクローンコピーして、パーティションを弄るソフトでMBRをGPTに変更できる機能があったので実験的にやってみたところ、ファイルシステムだけ変えても、BIOSとUEFIで起動ファイル構造が違うらしく、マザボからはWindowsが全く見えてない状態(ToT)
(ただのデータディスクとしか見てくれない)
いよいよWindowsクリーンインストールしかないかと覚悟を決めつつ、調べていくと、同じことで穴に嵌ってしまった方々がそこそこいるようで、マイクロソフトから、「起動ディスクのファイルシステムをMBRからGPTに変換するソフト」が配布されていることが分かりました。(MBR2GPT.exeというコマンドライン実行ファイル)
私のパソコンに嫁パソのSSDを繋いで、ネット情報に従ってMBR2GPTを実行したところ、特にエラー無く変換が済んだ模様。
ドキドキしながら新マザボに組み付けて電源オーン!
BIOSでOSの種類を「UEFI OS」に切り替えて再起動したら、無事見慣れたデスクトップが起動しましたヾ(*´∀`*)/ヤッホーイ
いやもうね、自分の中ではほぼクリーンインストール直前まで来ていたので、ギリギリ回避できて良かった。ソフトや設定など前の状態への復元の労力考えると、絶対クリーンインストールしたくなかったのでホント良かったです。
その後のライセンス認証も問題なく更新できて、マザボ入れ替え一件落着です。
皆さんの参考になれば幸いです。
Posted at 2025/02/15 23:44:05 | |
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