おはよう御座います!
本日の浦和は晴天で暖かい朝を迎えております。
さて、本日4月19日は寛政12(1800)年の此の日、伊能忠敬が蝦夷地の測量に出発した事から『地図の日(最初の一歩の日)』だそうです。
此の日の由来となる年から216年が経過した現在では、GPSで自分が立って居る位置まで直ぐに解る様になり、写真や他の人が書き込んだ情報も確認出来る様になりましたから、地図も日進月歩で進化を遂げてますね。
カーナビが無かった頃には地図帳を広げて運転する事も在りましたけど、ページをめくってるうちに訳が解らなくなって来たり(>_<)(笑)…って苦労した経験は自分だけでしょうか?(^_^;)(笑)…
其れに比べて現在は随分と便利になったものです♪(^-^)
ところで、地図は「北」を上にして描かれて居るので、必然的に「南」が下、「東」が右、「西」が左となりますが、何故に「北」が上なのでしょうか?( ゜o゜)(笑)
古代エジプトの地図は、ナイル川が重力に従って北へ流れて行く様子を表す為に「南」が上になって居ましたが、中世にはヨーロッパの殆んどの地図が「東」を地図の上に持って来て居たそうです。
しかし、此れ等は時代と共に変化して行き、14世紀と15世紀には地中海や其の周辺に点在する多くの港町を示す為の正確な地図が現れたのですが、此の地図はコンパスと一緒に使う事で、水夫が通商路を航海出来る様にと作られたもので在った為、地図には上や下と言う概念が無かったものの方角が解る様に羅針盤と「北」が描かれておりました。
斯様に地図とは切っても切れない関係となったコンパスですが、此れを最初に使われたのは中国だと云われて居て、何かを教える時に使う「指南」とは常に一定の方角を指し示す「指南車」と言うクルマから来て居ます。
其の後、北の空に輝く「北極星」を使って航海する術を会得して居たヨーロッパの水夫達が、曇りで星が見えない夜は北極星の代わりに「北」を確認する術として、コンパスを使う様になったそうです。
つまり、最初は北極星の代替品として使われて居たコンパスですが、時代の流れと共に需要が増して行き、15世紀には航海に必要不可欠なものとなり、次第にヨーロッパやアラブの一部の地図以外は、コンパスの針が示す「北」を地図の上に持って来る様に移行されました。
斯くして、プロセスには諸説在りますがAl Jazeera Americaに因ると、2世紀頃に活躍したギリシャ人地図製作者で、地図製作に経度と緯度を加えるアプローチを考案した人物で在るプトレマイオスが、地図の上に「北」を指す様に作成した理由は判明して居ないそうです。
要するに、ぶっちゃけハッキリとした理由は解らない訳ですが(笑)…我が日本に於いて「北上(ほくじょう)する」とか「南下(ナンカ)する」等の言葉も根付いてますし、北が上、南が下って事でプロセスは深く考えなくても良いと思いますけど…ナンカ問題在りますか?( ̄▽ ̄;)(笑)
あっ!…地図だけにプロセスチーズを食べたくなって来ました~(≧▽≦)
てな訳で、本日もボチボチと気合い入れて頑張ってみますかね~(^-^)/(笑)
Posted at 2016/04/19 06:50:50 | |
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