おはよう御座います!
本日の浦和は曇り空ながらも少し蒸し暑い朝を迎えております。
さて、本日4月27日は紀元前399年の此の日、ギリシアの哲学者・ソクラテスが時の権力者から死刑宣告を受け、刑の執行として獄中で毒を飲んで亡くなった事から『哲学の日』だそうです。
吾々人間は生きて居る上に於いて、個人的な事から社会的に様々な問題が起こりますが、此れ等の問題を考察する時に経済学者は経済面から、政治学者は政治的価値観から、倫理学者は道徳的価値から各々の立場で専門的な見解を述べます。
斯様に各々が自分の主張に拘り、論旨が噛み合わずに噛み付き合って(笑)…水掛け論になりますよね。
経済優先でも政治中心でも、其の事案に馴染まなかったり解決も出来ませんし、妥協して解決を急いではいけない問題も在りますので、様々な學問領域を網羅し人としての立場から総合的に判断した上で発言をする人が必要となりますが、科学を束ねて総合的な位置に在る學問が哲学で在り、其処へ必要とすべきは哲学者の役割と言えましょう。
しかし、アテナイ(現在のアテネ)で活動して居た哲学者のソクラテスは、対話的問答を通じて相手に其の無知(無知の知)を自覚させようとしたところ、アテナイ市民には受け入れられず、告発されて死刑判決が下されました。
弟子たちは脱獄を勧めるも「悪法も法」だと言って毒杯を煽ったのだそうです。
人類は、ブッダは元よりアリストテレスから中庸の大切さを学び、セネカから人生の時間の使い方を学び、カントから世界平和の方法を学んで国際連合の草案を受け取り、キルケゴールより絶望からの脱出方法を学んだ訳で、哲学は個々の學問では答えられない「生と死」の問題や「生甲斐」「愛について」「幸福とは何か」「美とは何か」等が対象分野となっております。
現在直面して居る諸々の問題について、哲学は本当に正しい答えを与える可能性が在るのでは無いか?…等と期待しつつ、自分は「美とは何か」に特化して(笑)、更なる美を追求しながら日課の筋トレを継続しております!…って30年以上に亘る習慣ですから、入浴や歯磨きと同様で遣らないと気持ち悪いんです(≧▽≦)
てな訳で、本日もボチボチと気合い入れて頑張ってみますかね~(^-^)/(笑)
Posted at 2016/04/27 06:47:44 | |
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