おはよう御座います!
自分は本日9連休の5日目(水曜日)。浦和は台風7号の雨雲通過がピークを越えて晴天で暑い朝を迎えております。
さて、本日8月17日は1948(昭和23)年の此の日、日本のプロ野球公式戦に於いて初となるナイトゲーム開催が実施された事から『プロ野球ナイター記念日』です。
プロ野球で初めてナイトゲームが開催された球場は、設備面で日本の球場をリードして来た後楽園と答える方が多いかも知れませんが、後楽園では無く「横浜ゲーリッグ球場」で開催された東京巨人軍vs中部(現在の中日ドラゴンズ)戦で在りまして、此の試合は3対2で中部(中日ドラゴンズ)が虚人に勝利しました。
ドラほー♪(^-^)/(笑)
保護地域に於ける全てのプロ野球関連行事の独占権が球団に与えられる各球団の都道府県保護権、所謂「プロ野球地域保護権(地域フランチャイズ制)」が1952(昭和27)年に日本プロフェッショナル野球協約第38条に因って制定される以前は、フランチャイズ制が無かったので色々な球場を転戦して居たんですね。
此の「横浜ゲーリッグ球場」は戦後、進駐軍に接収されて名を変えたもので「横浜公園球場」や「横浜公園平和球場」とも呼称されてましたが後に解体され、1978(昭和53)年には其の跡地に横浜スタジアムが建設し、現在は皆様ご存知の通り「横浜DeNAベイスターズ」が本拠地としております。
当時は照明塔の熱くなったライトに雨粒が付くと割れてしまう危険性が在り、雨が降りだすと場内放送で「雨が強くなりましたら一斉消灯します。見の回りの品に気を付けて下さい」とのアナウンスに観客は騒然としたそうですけど(笑)
又、ナイトゲームについて「ナイター」と言う表現が初めて使われたのは、2年後の1950(昭和25)年に出版された「週刊ベースボール」誌上からだそうです。
因みに、我がロッテに於ける初のナイトゲームは1950(昭和25)年7月5日、後楽園球場の照明設備が完成して後楽園ナイトゲーム初戦を、ロッテの前身で在る「毎日オリオンズ」が「大映スターズ」と戦い、我がオリオンズが4対3で勝利しました!
まりほー♪(^-^)/…では無く…
オリほー♪(^-^)/…ってオリックスか?( ゜o゜)(笑)
斯くして、後楽園球場の初ナイターは我がロッテ(当時は毎日オリオンズ)が実施させて頂いた訳ですけど(笑)、1962(昭和37)年に完成した「東京スタジアム」(東京都荒川区南千住)に併せ、更に1964(昭和39)年のシーズンよりオーナー企業名を排して都市名を冠するチーム名の「東京オリオンズ」へ改称した当時の永田オーナーは、1600lxと言う当時としては高照度の灯に照らされたスタジアムを見て、記者陣を前に「どや。此れやったら後楽園球場もビックリじゃろう」と高らかに笑って見せました。
しかし、讀賣に対して強烈なライバル意識を持って居た永田オーナーは、他のセ・リーグの首都圏球団で在る国鉄(後にサンケイ、ヤクルト)や大洋には東京スタジアムでの主催試合開催を許可したものの、最も収益が期待出来た筈の讀賣にだけは、基本的に最後までスタジアムの貸出を拒否し続けました!(笑)
尚、米國ではマイナーが1930年に、メジャーは1935年にナイトゲームが既に始まって居たそうで、日本に於いてもアマチュアでは1933(昭和8)年7月10日、「戸塚球場」に於いて実施された早稲田大学野球部の二軍対新人戦が初のナイトゲームとされております。
てな訳で、本日もボチボチと気合い入れて頑張ってみますかね~(^-^)/(笑)
Posted at 2016/08/17 07:52:56 | |
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