おはよう御座います!
本日の浦和は生憎の雨天で外気温は25℃と、少し涼しいサタデーモーニングを迎えております。
さて、本日8月20日は1931年(昭和6)年の此の日、銀座の尾張町交叉点(現在の銀座4丁目交差点)や京橋交叉点などを始め、34箇所の市電交差点へ日本初の3色灯の自動信号機が設置された事から『交通信号設置記念日』です。
向かって右から赤・黄・青ですが、此の3色が使用されたのは光の波長が長く見易い色だからで在りまして、此れ等の信号機が設置された当時の「青」を指す信号は法令上「緑信号」と呼称されて居たそうです。
そもそも古い日本語に於いて「青(あを)」は一般的に「黒と白の間」と言う非常に範囲の広い色を指し、古典語の「あを」は狭く見ても現代語の「藍、緑、青」辺りの色を全てカバーしておりまして、勿論「みどり」も古典語から存在して居るものの「あを」よりは指し示す範囲が狭かった様です。
此れは古典語だけに限らず現代語に於いても「青梅」「青葉」「青物」「青竹」「青菜」等と、実際には緑色のものに「青」と付ける語が沢山在りますが、人間の目には緑色を感じる細胞が多く、緑に近い色をより強く認識できると言う医學的観点からも「緑」を「青」と認識する語感の表れで在った事が考察できますね。
斯くして、媒体や一般の間では慣習的に「青信号」との呼び名が定着して居た為、1947(昭和22)年に法令上も「青信号」へ改定されましたが、信号の青色は正確には「青緑色」です。
てな訳で、信号は青(青緑)=進んでも良し、黄色=基本的に止まれ、赤=止まれ!…と言う事で、本日も信号をちゃんと守りましょう♪(^-^)/(笑)
Posted at 2016/08/20 10:35:25 | |
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