おはよう御座います!
本日の浦和は生憎の雨天で肌寒い朝を迎えております。
さて、本日9月22日は1948年(昭和23年)に公布・施行された「国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)」所謂「祝日法」に因って制定され、「祖先を敬い、亡くなった方を偲ぶ」事を趣旨とする(同法第2条)『秋分の日』ですね。
休日としては元々、1878(明治11年)改正の年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム(明治11年6月5日太政官布告第23号)に因り、歴代の天皇・皇后・皇親の霊を祭る儀式で宮中祭祀の1つで在る「秋季皇霊祭」から続くもので、1947(昭和22年)に廃止される休日ニ關スル件(昭和2年勅令第25号)迄は此の名称でした。
しばしば「昼と夜の長さが同じになる」と言い伝えられる国民の祝日も、実際は昼の方が若干長い訳ですけど(笑)、近年『秋分の日』と言えば9月23日でしたから、今年も「例年通りで在れば3連休だったじゃん(^_^;)」と思って居る方も少なく無いとお察し致しますが(笑)、「春分の日」と「秋分の日」はハッピーマンデー制度(国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律・平成10年法律第141号)に基づき移動出来ない祝日でしたから~( ゜o゜)(笑)
そして、近年は23日がずっと続いて居た本日22日の『秋分の日』ですけど、此の日が23日以外になるのは1979年9月24日の33年振りで、今年の様に22日になるのは1896年以来の116年振りとなります。
此れは、昼と夜の長さがほぼ同じになると言う春分・秋分の日は、太陽と地球の位置関係で決まりまして、日付が動くのは地球が太陽の周りを365日と約6時間を掛けて1周しますが、4年に1度の閏の挿入規則(置閏法)、所謂「閏(うるう)年」で調整しても若干のズレが生じる為、此れを補正すべく今年の様に22日が秋分の日になる事が在る訳です。
故に『秋分の日』はとても複雑な計算式の上で求められておりますが、エクセルで簡単に計算する方法としては↓
秋分の日(9月XX日)
= int(23.2488+0.242194*(年-1980)-int((年-1980)/4))
以上の簡易計算式で、困難な秋分の日の計算も、取り敢えず1980年~2099年までに適用されるものについては、こんなん出ましたけど~( ゜o゜)って算出可能です↓(笑)
2017(平成29)年:9月23日(土)
2018(平成30)年:9月23日(日)
2019(平成31)年:9月23日(月)
2020(平成32)年:9月22日(火)
2021(平成33)年:9月23日(木)
2022(平成32)年:9月23日(金)
2023(平成33)年:9月23日(土)
以下割愛します(笑)
※但し、計算上予測した日付で在って閣議決定されて居る訳では在りません!
国民の祝日は予め月日が決まっていますが、『秋分の日』は毎年9月23日頃となって居るものの、実際には国立天文台が作成する暦象年表に基づき、閣議決定されたものが前年2月に官報で発表される為、其れ迄は「秋分日」としか記載されておりません。
旅行やイベントの計画は官報で発表された日付を確認した上でお願い致しますm(__)m
「来年の秋分の日に合わせてイベント計画立てたのに、日付が違ったじゃね~か!」等のクレームに自分は一切の責任を負いませんから~( ̄^ ̄)(笑)
斯くして『秋分の日』は「祖先を敬い、亡くなった方を偲ぶ」趣旨の通り、此の日を中日とした前後3日間(計7日間)を秋彼岸と言い、墓参りや「法会」と呼称される先祖供養の法要を行う日ですね!…って本日は生憎の雨天ですけど(^_^;)
又、秋と言えば田畑で蒔いた種が実りを付ける時期でも在りまして、収穫への感謝や五穀豊穣のお願いを秋分の日に行って居た所も在る様です。
てな訳で、自分は日課の筋トレを休日のハードメニューで実践しま~す!(^-^)/(笑)
Posted at 2016/09/22 09:30:34 | |
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