おはよう御座います!
本日の浦和は晴天ながらも昨日より少し寒い朝を迎えております。
さて、本日12月6日は1877(明治10)年の此の日、トーマス・エジソンが発明した蓄音機「フォノグラフ」に因り世界で初めて録音と再生を成功した事から、1994(平成6)年に一般社団法人「日本オーディオ協会」「日本音楽スタジオ協会」等と共に制定した『音の日』です。
音楽・オーディオ・レコードなど「音」の文化について多くの人々に認識を深めて貰う事を目的として、毎年此の日に記念行事が行われております。
音は主に「空気の圧力」が変化する現象なので通常は其の強さを「音圧」で表し、単位は天気予報の台風情報でお馴染みの「パスカル(Pa)」になりますね!…って台風の中心気圧は「ヘクトパスカル (hPa) 」(※ヘクト=100の意味)ですけど。
此の「音圧」を表す「パスカル」は、人が聞こえる最小の音圧を「20マイクロパスカル(μPa)」(※μ=100萬分の1)と定め、音圧を比較する場合は此れを基準としてどの程度大きいかをdB「デシベル(dB)」の単位で表現します(実際は1KHzのサイン波で計測)。
つまり、音量のデシベルの定義を解り易く説明しますと、dBは基準値と比較して何倍、或いは何分の1で在るか?を対数(log)を用いて表現する為の単位記号で、此れを使って大きさや量を表すには基準になる大きさや量が必要で、基準となる音圧は通常の人の耳に聞こえる最小音の2×10-5N/m2と比較してどの程度大きいと言う表現で…
音量(dB)=20×log(対象の音圧/基準音圧)
基準=2×10-5N/m2
となります!…って解り難かったでしょうか?( ゜o゜)(笑)
難しい話はさておき(笑)…
身近な音の大きさをデシベル(dB)で表すと…
20dB=木の葉のふれあう音・置時計の秒針の音(前方1m)
30dB=郊外の深夜・ささやき声
40dB=市内の深夜・図書館・静かな住宅の昼
50dB=静かな事務所・クーラー(屋外機、始動時)
60dB=静かな乗用車・普通の会話
70dB=ステレオ(正面1m、夜間)・騒々しい事務所の中・騒々しい街頭
80dB=地下鉄の車内・電車の車内・ピアノ(正面1m)
90dB=犬の鳴き声(正面5m)・騒々しい工場の中・カラオケ(店内客席中央)
100dB=電車が通る時のガードの下・ピアノアマ・ボーカル・ファゴット・オーボエ・ハープ
110dB=自動車のクラクション(前方2m・リベット打ち) ・アルトサックス・ピアノプロ・声楽アマ・金管楽器
120dB=飛行機のジェットエンジンの近く・テナーサックス・声楽プロ・ライブハウス・吹奏楽演奏
130dB=生ドラム・ロックバンド・パーカッション・コンガ
以上!…とされております。
「いやぁ~うちのクーラーの屋外機は70dB超えてるよ~」って人も居るかと思いますが、飽くまでも一般的な目安ですから!…ってそんな室外機は壊れてますから~( ゜o゜)(笑)
クルマのエキゾーストノートも「マフラー音量規制に関する法律改正」に因って厳しくなるばかりですが(-_-;)…個人的には110dB程度が心地好いんですけどね~♪…って其れじゃ車検通らないし( ̄▽ ̄;)(笑)
又、我々はピアノ等を弾いた際に「大きさ」「高さ」「音色」と言う「音の三要素」をトータルに聴いて「感じる」訳で、此の感じる「量」は聴覚が感じる「音の強さ」で在り「感覚量(心理量)」と呼称し、感覚量で在る「音の大きさ」は「ラウドネス(loudness)」と呼称されますが、つまり、同じ音圧レベルの音で在っても音の周波数の違いに因って異なる大きさの音として認識し、取り分け日常生活の中で身近な音で在る1KHzから5KHzは音圧が、個人差は在りますが低くても聞こえ易い(感度が高い)傾向に在ります。
因みに、音を楽しむのが「音楽」ですけど、からくりドームの虚カス(讀賣)応援団の下手くそなトランペットや、他球団のパクリながらもナンセンスにアレンジして台無しの応援歌は、単なる騒音以外の何ものでも無く「音苦」と言えましょう!(>_<)(笑)
てな訳で、本日もボチボチと気合い入れて頑張ってみますかね~(^-^)/(笑)
Posted at 2016/12/06 06:55:34 | |
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