おはよう御座います！
本日は平日の千秋楽で金曜日。浦和は晴天ながらも寒い朝を迎えております。
さて、本日12月16日は1890(明治23)年の此の日、東京と横浜の間で日本初の電話事業が開始した事から『電話創業の日』です。
当事の加入電話は東京で155台に横浜が42台で、
電話交換手は女性7名(多分全員良家の令嬢)と夜間専門の男性2名が対応し、電話番号は申し込み順だったので現在の様な10桁も無く、今では天気予報の「177」も、昔は大隈重信氏の家に繋がったそうです。
最初は、庶民から「発火して火事になる危険が在る」とか「電話線を通じてコレラが感染する」等と、今では考えられない様な噂も出たりしたそうですが…
「火の無い所に煙は立たぬ」と言いますし、発火したりコレラ菌が電話線を通じて噴霧された実例が在ったのかも知れません！…って庶民が電話と言う物をよく理解して居なかった事に因る妄想ですけど！(笑)
逆に現在の方が、ハッカー (hacker) に因る被害が！( ゜o゜)…って「発火(ハッカー)」違いですし当事はインターネットも在りませんでしたけど(笑)、最近ではスマホが発火する事故も在りましたよね！(>_<)…って話はさておき…
徐々に電話の便利さに気付き始めると斯様な噂は無くなり、逆に便利でオシャレでちょっとセレブなアイテムとして人気が急上昇して行き、何時しか加入者が殺到する様になったそうです。
当時の電話料金は定額料金でしたが東京が40圓に横浜で35圓と、此の時代は１圓で米が15kg買えて居た事から、今の値段に換算すれば40圓は12萬圓に相当しますので、其りゃ～セレブなアイテムでしたよね？(^_^;)
まぁ豊かな家ではそう苦にならない金額でしょうけど？…電話しても電話に出んわでメールやLINE等しか返さない人も居る現在では、ネットは皆無で暴投の許されない (って意味が違いますが・笑) 電話の通話料だけで12萬圓って考えられませんよね～？( ゜o゜)(笑)
其処で当時は東京府内で電話の加入を申し込んでも、線が近くまで来て居ない場合は10年近く待たされる場合も在ったそうですけど…
其の後1900(明治33)年には、新橋駅と上野駅の２箇所に公衆電話が設置され、翌年(1901年)には東京の飯田橋・四谷・王子・大森・本所・新橋・品川の７箇所へ同時に電話ボックスが登場し、徐々に電話は庶民の物として定着して行きまして、1904年には交換手と言う職業が全て女性となり、時代の最先端を行く花形職業となりました。
軈て、1926(大正15)年にはダイヤル式の電話機が登場し、其の後も電話は更なる発展を続けて現在へ至り、今では携帯電話の時代へ移り変わって交換手どころか、公衆電話も無くなりつつ在る今日この頃(笑)
テレホンカードでさえ過去の遺物と化して最早コレクションアイテムですね！
斯くして、携帯電話やスマートフォンの普及が日進月歩で進化を遂げる昨今に於いて、自分も自宅の１階に設置した固定電話は殆んど使わなくなってしまい、２階に在る自分の部屋からは湖底に沈んだかの如く不便な「湖底電話」と化した「固定電話」ですけど…
現在でも固定電話は国内で約5,700萬回線の契約が在るそうです。
てな訳で、本日もボチボチと気合い入れて頑張ってみますかね～(^-^)/(笑)
Posted at 2016/12/16 06:47:53 | |
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