おはよう御座います!
本日の浦和は晴天で少し暖かい朝を迎えております。
本日天気晴朗なれども波高し!…って事で、米國では第4回ワールドベースボールクラシック(WBC)で侍ジャパンがいよいよ本日(日本時間10:00)、ドジャー・スタジアムに於いて米國を相手に準決勝ですね!
投手陣は完封リレーで打撃陣は機動力を駆使した、本来のスモールベースボールで米軍を粉砕して欲しいです!
さて、本日3月22日は1992(平成4)年の此の日に「地球的な視点から水の大切さ、貴重さを世界中の人々が共に見詰め直す日」として、国連総会で決定した国際デーの1つ『世界水の日/地球と水を考える日(World Day for Water)』で、我が日本國に於いては8月1日が「水の日」となって居る為、此の日は『地球と水を考える日』としております。
尚、水商売に従事して居る(※取り分けキャバクラ等)ホステスさんを指した「お水の日」では在りません!(笑)
嘗て、東京湾で獲れた魚介類は江戸前と呼称され、江戸に徳川家康が幕府を開いた当時は江戸城の直ぐ近くまで入江が広がって居まして、握り寿司…即ち「江戸前寿司」若しくは江戸寿司のネタで在る「江戸前」とは元々、江戸城の前に広がって居た海を指す言葉でしたが、やがて其の海域で獲れた魚そのものも指す様になり、現在では東京湾で獲れた全ての魚が江戸前と呼称されて居る様ですね?(笑)…って本来の江戸前以外は東京湾産と呼称すべきだと思いますけど!(笑)
そんな豊饒の海で在った東京湾に於いて、昭和30年代まではほぼ全ての沿岸で海苔養殖やアサリ・ハマグリ漁が行われて居て、1960(昭和35)年には漁獲量が約19萬t在りましたが、後に干潟や浅海の埋立て及び水質悪化に因って現在は2萬t以下に減少しております。
昔(40年程前)の荒川や江戸川などの河川は灰色に濁り悪臭を漂わせるところも多く、其れ等の水は最終的には海へと流れて行く為、東京湾の海水はCODや糞便性大腸菌・油膜などで汚染されてましたけど、工場排水の規制を設けたり下水道の普及などに因る水質改善活動の成果で近年は、都内の河川の水質が安定した事に伴い東京湾の海水も綺麗になりましたね。
しかし、福島第一原発事故の影響で数種類の汚染物質が都内の河川ではヨウ素・セシウム・ストロンチウム等の放射性物質が観測され、一部地域では1,000ベクレルを超えるなど重度の水質汚染が確認されまして、其れ等を摂取してしまう事で起こる内部被曝の可能性から、河川を水源として居る水道水を飲み水として利用して良いのかも危惧されました。
其の為、水道水では無く関東周辺以外の地域で採水されたペットボトルに入った飲み水を確保する人がコンビニやスーパーを訪れ、飲料水が店の棚から無くなって居る状態が連日続きましたね。
現在は媒体(マスゴミ)も放射線量について殆んど触れなくなりましたけど、水質はかなり安定して来て居ると言えますが、上流から流れて来た放射性物質を含んだ土砂がまだ川底に残って居る箇所も在り、未だに汚染度が高い儘になっておりまして、其れが海へ流れて海は広いので他へ拡散され希釈されて居る状態な訳です。
故に、現在は東京湾の魚はかなり安全な状態に在ると言われておりますが、時間の経過に伴い他へ拡散されて居る事も考慮し、此れからも水質検査などは定期的に確認して、豊洲の問題と同様に食の安全を守る努力に徹して欲しいと思います。
ところで江戸前と言えば…
テレビで以前「やはり、江戸前と言えばマグロ!」と言ったタレントさんが居ましたけど、江戸っ子の自分は「はっ?( ゜o゜)…何言っちゃってんの?」って感じです!(笑)
100歩譲って「握り寿司といえばマグロ」なら解りますが「江戸前と言えばマグロ!」には呆れますね~!(-_-;)
鮪(マグロ)は江戸時代後期より赤身は漬けにして食べてられて居ましたが、中トロ・大トロは江戸っ子の嗜好に合わずに廃棄されてましたし、本来の江戸前寿司のネタは車海老や芝海老などの海老(エビ)と蝦蛄(シャコ)、小肌(こはだ)・鱚(キス)・鯛(タイ)・蛸(タコ)・烏賊(イカ)・穴子(アナゴ)・蛤(ハマグリ)等ですから~!( ゜o゜)
斯くして、自分は江戸前寿司を食べたくなって来ましたけど(笑)、本日は『地球と水を考える日』です!
てな訳で、本日もボチボチと気合い入れて頑張ってみますかね~(^-^)/(笑)
Posted at 2017/03/22 06:43:35 | |
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