おはよう御座います!
本日の浦和は曇り空で外気温は3℃と寒い朝を迎えております。
さて、本日1月5日は「いち(1)ご(5)」の語呂合せから『いちご世代の日』として、高校受験を控えた15歳の世代「いちご世代」にエールを送る日だそうです。
1980年代後半、団塊ジュニアが15歳になった頃の彼等を指して「イチゴ世代」と呼称された事は在った様ですが、此れは記念日に直接関係して居ない様で、制定した団体や由来については不詳です。
又「いち(1)ご(5)」と言えば、一期一会(いちごいちえ)って茶道に由来する日本の諺(ことわざ)及び四字熟語が在りますね!
此の「一期一会」って語源は安土桃山時代、千利休が説いた茶の湯の心得に在ると言われておりまして、広辞苑に於いては「生涯ただ一度まみえる事。一生に一度限りで在る事」と記載されて居ます。
此れは「一生に一度の出逢いを大切にするべき」と言う意味で、出逢う人とは必ず別れる時が来て今後もう二度と会えないかも知れないのだから、出逢った人との時間を大切にすべきで在る!…と言う事になりますし、多くの方々が斯様に解釈されて居らっしゃる事と思います。
しかしながら、 江戸幕府の大老で在り茶人でも在った井伊直弼(1815~1860年)は、自身の著書「茶湯一会集」に於いて「そもそも茶湯の交会は一期一会といひて、たとえば、幾度おなじ主客交会するとも、今日の会にふたたびかへらざる事を思へば、実に我一世一度の会なり、去るにより、主人は万事に心を配り、いささかも粗末なきやう …(中略)… 実意を以て交わるべきなり、是を一期一会といふ」と述べて居ますので、此の言葉の本当の意味は少しニュアンスが異なります。
つまり、現在に要約すると(何度も同じ人と茶会で同席する事が在るとしても、此の茶会は一生に其の日ただ一度の事。二度と同じ時に戻る事は出来ないのだから心を尽くしてもてなさなければならない)事で在り、「一期」とは人の生涯の事で「一会」とはただ一回の出逢いと言う事なので、一生涯でたった一度の出逢いをして居る事を指しますから、此れを当て嵌めると「毎日顔を合わせる友人や家族や仕事仲間で在っても、言葉を交わす其の一瞬一瞬は一期一会なので、相手を思いや遣り出逢えた事に感謝をしなさい」と解釈出来るかと思います。
普段、我々は幾度も人に出逢って居ますけど、各々其の出逢いは一度だけで二度と同じ機会が戻って来る事は無いので、幾度の出逢いを重ねても毎回「一期一会」で在り、「一期一会」は「出逢った時が別れの時」となる事を鑑みると、初めて逢う人だけでは無く毎回逢う人との時間を大切にし、二度と無い其の一瞬を大切にして行こうと言う事な訳です!…と自分は解釈します。
法律は法曹者に因って様々な解釈が出来ますから答えは1つでは在りませんし、故に裁判では弁護士の手腕に勝敗が左右される訳ですが、まぁ此れも同様に自分の個人的な解釈ですから異論も在るかも知れませんね?(笑)
てな訳で、本日もボチボチと頑張ってみますかね~(^-^)/(笑)
Posted at 2018/01/05 10:12:48 | |
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