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2015年08月16日

フロントスピーカーの交換(完結編)



前回、7thアコードのフロントスピーカーの交換に失敗しましたが、今さら純正スピーカーに戻す気にもなれないので、今度は新品のスピーカーを購入することにしました。

自分の7thアコードにはディーラーオプションのツィーターが装着してあり、それで前回は中古のセパレートスピーカーのミッドのみを交換しましたが、よく考えると7thアコードはコアキシャルスピーカーが標準なんですよね。

新品のセパレートスピーカーを購入し、ツィーターも含めてすべて交換するのもいいのですが、その場合は新品ツィーターの設置が難題です。設置場所としては今あるツィーターの場所が目立たなくて良いのですが、まず配線に悩みます。すでに使用しているツイーターの線はあるのですが、ハイパスフィルターがどこにあるのか不明で、新品セパレートスピーカー付属のネットワークをどこに割り込ませれば良いのかが分かりません。さらに、新品ツィーターを今のツィーターと同じように固定できるのかも分かりませんでした。
いずれにしろ自分には難易度が高くそこまで拘るつもりもありません。試しにフロントスピーカーを外して今あるオプションのツィーターの音を聞いてみたのですが、音量が小さくコアキシャルスピーカーとの連携を前提にしていることが伺えましたので、今回は無難にコアキシャルスピーカーを購入することにしました。



個人的にはALPINEが好きなのと、すでに変換ハーネスの端子ををALPINE用に換装してしまいましたので「STE-G170C」を購入しました。

交換後は音の広がりが大きくなり、今まで聞こえていなかった細かな音まで聞こえるようになりました。正直、定価が1万円未満のスピーカーでここまで良くなるのかという感じです。ディーラーオプションのツィーターとの相性も問題ありません。

ところが… しばらく使っていると耳が慣れてきたというのもあるのですが、もう少し音に立体感があったらと思うようになりました。「STE-G170C」はALPINEの中ではグレードアップシリーズというベースグレードの位置付けです。このスピーカーでこれほどの音が出せるのなら、上位機種のDDリニアシリーズはもっと凄いのではないか!? と悪魔のささやきが聞こえるようになり、衝動を抑えきれずに「DDL-R170C」を購入してしまいました。



この「DDL-R170C」ですが、コアキシャルスピーカーなのにネットワークが付属されています。ネットワークを接続しないと本来の性能が発揮されないようなのですが、車によっては設置場所に困ると思います。自分の場合は防音対策のためエプトシーラーでグルグル巻きに包んでドアパネルの中へ転がしておくことにしました。
ちなみにこのスピーカーはネットワークの設定でツィーターレベルの調整ができたり、中央のツィーターの向きを回転させて指向性を調整できたりと至れり尽くせりです。ツィーターレベルは初期設定値の「0dB」のままとし、中央のツィーターの向きはドライバーの耳の方向へ調整しました。(下の写真は左スピーカーのため、10時の方向に向けています。)




「DDL-R170C」に交換したところ、予想通り音の立体感が増しました! 高音も低音もはっきりと主張しています。定価が「STE-G170C」の倍以上しますが、一瞬聴いただけで音の違いが分かるほどなので納得です。
ただし、ディーラーオプションのツィーターとの相性はあまり良くなく、「DDL-R170C」の足を引っ張っている感じがしたので思い切ってツィーターを取り外すしてみることにしました。



ここでちょっとディーラーオプションのツィーターの話へ脱線します。
7thアコードはプレミアムサウンドシステム(8スピーカー)装備車以外はダミーのカバーとなっており、ディーラーオプションのツィーターを装着の際はカバー(リッド)を剥がして取付けなくてはなりません。アクセサリー検索システムに載っている取付け方法では、カバーの隙間にウエスを巻いたマイナスドライバーを差し込むようになっていますが、それでは傷がつく可能性があります。今回はすでにツィーターに交換済みですが、取り外し手順は同じです。
自分の場合は、まずピラーカバーを外し、その隙間から指を突っ込んで脇から持ち上げるように外しました。ここで注意しなくてはいけないのが、カバーについているクリップがほぼ間違いなく外れてしまうことです。外れるだけなら良いのですが、ダッシュボードの中へ落ちると捜索が困難になりますので注意しましょう。
外したツィーターを見てみると、すぐ横にハイパスフィルターがくっついていました。もしセパレートスピーカーへ交換する際は、ここまで来ているスピーカー線にセパレートスピーカー付属のネットワークを割り込ませばいいということでしょうか?



ディーラーオプションのツィーターを外したところ、余計な音がなくなってさらに良い音になりました! 苦労の甲斐あって、すばらしい音を手に入れることができて感動です。
早速いろんな曲を聴いてみたいと思い軽くドライブすることに。やっぱり好きな曲を聴きながらドライブするのは最高ですよね!

しかし、良いことばかりは続きません!!
20分位聴いたところで異常が… いや、スピーカーではなく自分の頭が痛くなってきてしまいました。
耳が痛くなるということはないのですが、頭の中にず~んと響く感じでとても不快です。試しにヘッドユニット(DEH-P640)の設定でハイパスフィルターを機能させて低音をカットしてみると、いくらかマシになるので、自分には低音が強すぎるのだと思います。
その日は炎天下のなか取付け作業をしたこともあり、体調が良くないだけかもと思い別の日にも試してみましたが、やはり不快な感じが収まりませんでした。

オーディオに拘りのある人ならば、音の調整ができるのかもしれませんが自分には無理です。我慢して乗り続けるものでもないですし、不快感を持ったまま運転して事故でも起こしたら目も当てられません。
安全第一を考えて速攻で「STE-G170C」へ戻すことにしました。
もちろん、ディーラーオプションのツィーターも復活です!!



あらためて「STE-G170C」を聴くと、クセがなくとても良いスピーカーだと思いました。

前車の5thプレリュードの時もそうでしたが、カーオーディオは本当に難しいと思います。
今回は何度もドアパネルを分解し、そのおかげでほんの少しですが内装に傷をつけてしまいました。途中、割れた部品や使えなくなったクリップなどの注文のために毎週のごとくディーラーに通い、作業の時もずっと炎天下のなかでしたので本当に疲れました。できればもう二度とやりたくないです(>_<)

最後に、ALPINEの名誉のために申上げておきますが、今回記載した内容はあくまでも私個人が感じたことであり、決して「DDL-R170C」が良いスピーカーではないと言っているわけではありません。音の聞こえ方は人それぞれだと思いますし、取り付ける車両や環境によっても違ってくるのではないかと思います。
しかしながら、スピーカーの付属品についてはALPINEに改善を望みます。ホンダ車用の付属品に限っての話ですが、
「STE-G170C」… 変換ハーネスなし、取付けスペーサー(インナーバッフルの簡易版)付属
「DDL-R170C」… 変換ハーネス付属、取付けスペーサー(インナーバッフルの簡易版)なし
ALPINEさん、付属品を統一してくだい。というか全て別売りにしてほしいです。他の自動車メーカー用のものまで付属されても使い道がありません。

※「DDL-R170C」はネットオークションで無事に新しいオーナーのもとへ旅立ちました。
ブログ一覧 | クルマ
Posted at 2015/08/17 20:34:12

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