
(画像はインターネットから拝借)
絵本にもなっているので知っている人も多い“金太郎”ですが、諸説あるようで、本当はどの地域が本家なのか私には分かりません。
しかし足柄峠付近の伝説が有力なようで、神奈川県か静岡県の話ではないかと思っています。
さて、以前から気になっていた「はこね金太郎ライン」がコロナ禍でひっそり?開通していたことに気づき、あわてて様子を見に行ってきました。
この道、以前は矢倉沢林道とか言われていて、林道として存在していたのですが、新たに整備されて普通の車でも通れる道に生まれ変わったらしいのです。
ずっと以前から地図を見ては、この道を車で走れたら楽しいだろなと思っていたので、ワクワクしながらのドライブです。

(地図はインターネットから拝借)
どちらから行こうか迷いましたが、矢倉沢方面にはもう10年くらい来ていませんので、懐かしいので矢倉沢方面から箱根方面へ抜けるルートにしました。
現地へは東名高速の大井松田インターを降りて足柄峠方面へ向かいます。
インターからはちょっと離れているのですが、山道に入ってしばらくすると、「はこね金太郎ライン」の入り口が見えてきました。新しく案内板ができたんですね。
この先案内板のとおりに左折すると「はこね金太郎ライン」になるのですが、久しぶりに行ってみたいお店が近くにあるので遠回りしていくことにしました。
ご存じの方もいるかと思いますが、足柄峠手前の「地蔵堂」のすぐそばに「万葉うどん」といううどん屋さんがありまして、ここのうどんが美味しいのです。
10年ぶりくらいなので、まだあるのかな…と心配でしたが、ありました!!
古民家のようなお店で、味があります。
久しぶりに「ザルうどん」を食べました。相変わらずモチモチしたうどんで美味しかったですが、一本が長い麵なのをすっかり忘れていました。初めて食べる方は戸惑うかもしれません。
一本が長いので強制的に麺を切らないと食べずらいです。また麺の量が少ないので、普通にお腹が減っているのなら大盛りをおススメします。それでも足りなかったらおでんもあります。
お店は「地蔵堂」のすぐ近くにあります。この位置から右手すぐにお店が見えます。
「地蔵堂」からみたお店。
「地蔵堂」の左手すぐに駐車場があるので、駐車スペースに困ることはありません。(何の駐車場かは不明。登山客用?)
さて、腹ごしらえも済ませたので、早速「はこね金太郎ライン」に向かいます。先ほどの交差点に戻ってもよいのですが、地蔵堂の脇の道を通っても「はこね金太郎ライン」へ向かえるので北回りで向かうことにしました。

(地図はインターネットから拝借)
道中、幅員が狭いので、停車して写真を撮るタイミングが取れなかったのですが、無事に「はこね金太郎ライン」に合流できました。
「はこね金太郎ライン」にはほとんどセンターラインがなく、片側一車線道路というわけではありませんが、幅員は5~6mくらいあるので、車幅感覚がある人どうしなら、すれ違いに苦労することはないでしょう。
ただし駐車できる路肩スペースがほとんどなく、先の見えないコーナーから対向車が飛び出してきたりするので、気は抜けません。どうしてもすれ違えない箇所付近には退避スペースがあったりするのですが、その使い方を分かっていない対向車もいて、狭いところに強引に突っ込んでくることもあり、ちょっと走りづらそうでした。
まあ、とばせる道ではありません。
途中で「金時隧道」というトンネルを抜けるのですが、トンネル手前に「金時見晴パーキング」という大きな駐車場がありました。
30台くらい止められる立派な駐車場です。
駐車場からは、矢倉沢の景色が堪能できます。
(写真撮影時は曇天で残念)
この駐車場に止めて、金時山へハイキングも行けるようです。
さて、「金時隧道」を抜けたらいよいよ箱根方面です。
箱根方面の道も同じく幅員は5~6mくらいで、路肩もほとんどありません。
きついコーナーとかはあえてセンターラインを設けていますがこれも矢倉沢方面と同じ感じの道でした。
トンネルを抜けたら、あっという間に箱根の仙石原についてしまいました。
駐車できるタイミングがなく「はこね金太郎ライン」の起点は撮れませんでしたが、箱根方面から行くのなら迷うことはないでしょう。
せっかく箱根に来たのですから、このまま
お気に入りの立ち寄り湯に直行です。
やはり硫黄の匂いがする温泉は良いです。そして露天風呂はサイコー!

(画像はインターネットから拝借)
「はこね金太郎ライン」が開通して地理的には確かに便利になったと思います。でも正直私はほとんど使うことはないかな。
大井松田インターで高速降りて行くくらいなら、今までどおり御殿場インター経由で箱根にいってもあまり変わらないですし、帰りも御殿場インターが渋滞しているときは大井松田インター付近も渋滞しているでしょうから、抜け道のようには思えないのですよね。
そして街灯が全くなかったので、おそらく夜間は真っ暗です。
それでも、うんどんと温泉を絡めたドライブコースができたと思えば、うれしいかな。
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2021/07/01 02:12:45