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イイね!
2022年05月08日

松姫峠へ




先週から大型連休となっておりますが、今年はどこも混んでいそうですね。
本来私の勤め先は、カレンダーどおりの休みのはずなのですが、今の配属先が休日営業のところなので、世間でいうところのゴールデンウィークにはなっておりません。
もちろん交代で休みを取るのですが、連休中はどこも混むし渋滞しているやらで、ひとり者にはあまりメリットがないので、休みは帰省やら家族サービスが必要な部下に譲って出勤したりしてました。

しかし、混むとわかっていてもどこかへ出かけたくなるのがゴールデンウィーク。誘惑に負けて合間の休みにドライブに行くことにしました。

目的地は山梨県の“松姫峠”。
もう何度も行っていますが、今回は高速はどこも絶対に渋滞しているため、なるべく下道で行けるプランで実行です。



(Googleマップから借用)


まずはJR中央本線の藤野駅の近くにある踏切をスタート地点にしました。

スタート地点までは、そこそこ混んでいるので運転は退屈なのですが、そういう時は何かしらルールを決めて運転しています。今回はエンジンの回転数を2000回転以内に抑えることと、ワンハンドステアで運転すること。
2000回転に明確な根拠はないのですが、過去の経験から2000回転を上回らない運転をすると同乗者に不快な思いをさせることが少ないので、自分の運転を見直す機会に意識しています。
ワンハンドステアはただの片手運転なのですが、片手操作だけで無理のない走行ができる程度に抑えた運転をすることで、当然“急”が付く操作は厳禁。片手の状態で荒い運転をすると、コーナーもうまく曲がれないですし、加速や減速でも荷重移動が大きくなり体もぶれてしまいますから、自然と優しい運転を意識するようになります。これも安全運転を意識して実践しています。
決して某漫画のマネではないので、ステアリングもしっかり回してますし、必要な時は躊躇なく両手で支えます。



(Googleストリートビューから借用)


写真を撮り忘れたので、以下Googleストリートビューの画像やドラレコの画像で失礼します。

神奈川県から山梨県に入ると、景色が変わり高台から見下ろす感じに見えるところが多く、この道は結構お気に入りです。
スタート地点を過ぎてからは、ルールなしで運転をしていますが、道が狭かったり、集落の中をとおったりするので、あまり速度は上げずに安全運転に徹します。



(Googleストリートビューから借用)


もう少し上っていくと幅員が狭くなりますが、すれ違いには困りません。

対向車もほとんど来ませんし、写真のように天気が良いと見晴らしもよいので最高です。





上り切ったところで、山梨県と東京都の境になる甲武峠に到着です。

峠には甲武トンネルがあるので、見晴らしは望めません。



(Googleマップから借用)


甲武峠を越えたら東京都になりますが、今度は奥多摩湖を目指します。



(Googleストリートビューから借用)


甲武トンネルを抜けたら今度は下り坂になるのですが、急なコーナーが続いたりして楽しいです。

下りきった先のT字の交差点を左に曲がり、奥多摩周遊道路へ向かいます。



(Googleストリートビューから借用)


奥多摩周遊道路のスタート地点です。

以前、有料化の時代にはここに料金所がありました。無料化以降もしばらく料金所は残っていたんですが、知らないうちに撤去されてしまいました。





途中、“都民の森”の駐車場にて休憩です。





ここの駐車場は結構広いので止めやすいです。

この日は見かけませんでしたが、いわゆる峠の走り屋さんみたいな車も結構止まっています。

トイレや売店もあるので、休憩場所として重宝されています。



(Googleストリートビューから借用)


奥多摩周遊道路はどちらから行っても上って下る道です。頂上らしきところはないのですが、尾根沿いに通ったりして、時折見晴らしの良い駐車場があったりして景色も楽しめます。

ずっと片道一車線のため、対向車に困ることはないのですが、たまにバイクが車体を傾けて中央線沿いにコーナーを駆け抜けていくのでちょっと焦ります。また最近はサイクリングをしている人もいて、コーナーを抜けたらノロい自転車が走っていたりするので注意が必要です。
ただ安全運転に徹して速度を落とすと、あっという間に走り屋さんに追いつかれてしまうので、山道に慣れていない人は疲れてしまうかもしれません。

ここの走り屋さんたちは煽ったりはしませんけどね… 追いついたらすぐに一定程度離れてくれます。



(Googleマップから借用)


奥多摩湖を過ぎたら、また山梨県に戻ります。

今度は目的地である松姫峠を目指します。





松姫峠は小菅村から大月市へ抜ける国道だったのですが、何年か前に“松姫トンネル”ができて、峠を越えなくても抜けられるようになりました。

国道139号線もトンネル側の方に付替えられてしまったようです。

写真はトンネル方面(直進)と旧道(右)の分岐点です。





旧道入口の看板。

通り抜けはできないのは承知で、上っていくことに…





峠の頂上までは行けました。





大月市との境で、通行止めのゲートが設置されています。





パソコンに2003年に訪れた時の写真が残っていましたが、その時はゲートがなく大月側へ下りられました。

写真のクルマは前所有の5thプレリュード。





石碑は以前と変わらず残っていました。





今も峠からは大月市側の山々が見渡せます。





峠にバス停があったのですが…





なぜか降車専用。

峠発の便がないって、二度と戻ってこない人のためのバス!?





ゲートの向こう側は荒れ放題。

誰も通らないから無理もないです。





これも2003年訪問時の写真ですが、大月市側の道路からは谷の様子が見え、これから下っていく道路がはっきり確認できました。

この景色がもう見られないなんて残念です。



(Googleストリートビューから借用)


現在は通行止めなのですが、Googleストリービューには2014年当時の画像が残っていました。

こんな感じで谷を見下ろしながら、峠を下っていった記憶があります。

林道のような感じですが、(当時は)国道なのでアスファルトの道になっており、走って楽しい道でした。
楽しいと言っても、もちろんスピードは出しません。道幅は狭いしコーナーの先が見えなかったりして対向車への注意が必要だし、落石や穴とかもあるので路面も注視して走らないとクルマを痛める危険もあるので。





通り抜けができないので、いったん分岐まで戻って、松姫トンネルから大月市側に入ります。

埼玉県と山梨県を繋ぐ“雁坂トンネル”ほど長くはありませんが、同じようにほぼ直線のトンネルです。



(Googleマップから借用)


通行止めなのですが、Googleマップ上ではルート案内ができました。

通行止めの区間の道路がいかにくねくねの山道かよくわかりますね。





大月市側のトンネルの出口です。

左側に見えるトンネルが旧道(の付替道路)です。こちらもゲートで閉鎖されています。





見上げると、閉鎖された道がはっきり見えます。



(Googleマップから借用)


トンネルを抜けると、国道139号線は“ふかしろ湖”の東側をとおって大月方面へ向かいます。

しかし、かつては別のところをとおっていて、国道139号線は湖の反対側にありました。というより、湖なんてありませんでした。



(画像の地図はインターネットから借用)


私がプレリュードで走っていたころは、まだダムが建設中で“松姫湖”や“ふかしろ湖”はありませんでした。

実際に通った時は旧道なのか仮設道路だったなのかわかりませんでしたが、新しいトンネルができたり、旧道みたいなところが通行止めになっていたりしていたので、仮設道路への移設中だったのだと思います。
通るたびに仮設道路が少しずつ変わっていて面白かったです。

そしてダムが完成したら、旧道はおろか仮設道路も一部が水没してしまいました。水没には至らないものの仮設道路のトンネルも使われなくなりました。仮設道路にしてもちゃんとしたトンネルだったはずなので廃道にしたのはもったいない気がします。
付替道路に変わってから初めて走った時は、ぐるっと回ったりしてどこを走っているのかわからなくなったりもしました。

その後、国道139号線は完全に湖の東側に付替えられてしまいました。これにより深城ダムの対岸側を除いて旧道は通れなくなってしまいました。

そして今度は松姫トンネルができたことで、トンネル出口付近の峠からの付替道路も通れなくなってしまいました。付替道路にあった大きく弧を描くトンネルも立派だったのに…

松姫峠から現在のふかしろ湖の南側までは、走っていて楽しい一番おいしい区間だったので、個人的にはなくなってしまってとても残念でなりません。でも通行する人がすべてそう思っているわけでもなく、地元の人達からしたら、これまで峠を越えていかなくてはならなかったところが、トンネルと付替道路のおかげで楽になったのでしょうから仕方がないのかもしれません。

せめてトンネルの出口まで再開してほしいものですが、供用再開させると道路の維持管理の責任が発生するので行政側としては廃道のままにしたいのでしょうね。



(Googleマップから借用)


ふかしろ湖を過ぎたら、国道139号線の道なりのとおり、JR中央本線の大月駅方面へ向かいます。





大月駅周辺の国道20号線に合流したので、全線開通したばかりの大月バイパスを通ってみました。

正面に見えるトンネルが最後の開通区間です。このまま直進すると中央自動車道の大月インターチェンジへつながるので利用しやすくなったと思います。





帰りは大月インターチェンジから中央自動車道に。

上野原インターチェンジまでは順調だったのですが、相模湖インターチェンジ手前から渋滞につかまりました。

もちろん渋滞覚悟でしたが、思っていたよりも軽かったので良かったです。

ゴールデンウィークとかの大型連休は、運転が不慣れな人も走行し事故が多い期間なので、無事に帰ってこれて良かったです!

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Posted at 2022/05/08 22:42:32

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この記事へのコメント

2022年5月14日 0:00
こんばんは(^^)

過去に走った道を数年ぶりに走ると、新しい道ができていて、懐かしみたくてあえて旧道を通りたくなりますよね。故に、その道が通行止めになっていると寂しいものがありますね。私も何度かそういう事があります。

目的地を楽しんだりドライブを楽しむことは勿論、道中の景色や道を楽しまれているのがとても伝わるブログ…。私もまた出かけたくなりました(^^)。最近は出張でもバイパスばかり通りますが、昔通ってた旧道を走ってみようかな。
コメントへの返答
2022年5月16日 21:28
こんばんは。

免許を取りたてのころはGoogleストリートビューなんてありませんでしたから、地図を眺めて「ここはどんな道なんだろう…」とか、「この峠は車で抜けられるかなぁ」とか思ったところを走りに行くのが楽しみでした。
前車プレリュードを乗っていたころから、もちろん舗装路限定ですが林道のような峠道をよく走りに行っていて、奥深い自然の中を通り抜けて戻ってきた時の達成感が好きでした。
そういう道なので、車高を落としたプレリュードでは何度か下回りを擦ったりしたこともあり、「そういうところを走る車ではないので…」とディーラーから窘められたことも、今では良い思い出です。

最近は以前通った道を走ると、当時の思い出が蘇ってくるようで、それが楽しみになっております。また似たような内容をアップするかもしれませんが、その時はまたご覧いただけると幸いです。

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「新兵器投入! http://cvw.jp/b/2253587/48463563/
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