今期の冬は暖冬といわれていますが、1月はそれなりに寒いですね。
出勤途中、駅の自販機をみたらなんと白湯が売っていました。
まあ、ミネラルウォーターが売っているくらいですから白湯が売っていてもおかしくはないのですが、個人的にはただのお湯にお金を払いたくはないかなぁ… 薬とかを飲むにはちょうど良いのでしょうけど。
さて愛車のGSですが、納車後に意外とコンソール周辺の収納が少ないということに気が付きました。そして無意識にスマートフォンやガムとか小物類を既存のドリンクホルダーに入れてしまうため、肝心のドリンクを置くスペースが不足してしまいます。
まあ、普段は一人で乗っているので、運転席側のドリンクホルダーさえ使えれば問題がないのですが、助手席に人を乗せた時には置く場所がなくなってしまいます。
このため、アコードの時と同じようにエアコンのフィンに固定するタイプのドリンクホルダーの取り付けを検討することにしました。

(画像はメーカーHPより借用)
本当はごちゃごちゃするのが好きではないので、できればこういうのは付けたくないのですが、利便性を考えれば仕方ありません。
例えば、缶飲料やコンビニコーヒーなんかは飲み終わった後も容器は立てておかなければならず、捨てるまでは次の飲み物が置けなくなってしまうので、一人の時も2つ使えると都合が良いのです。特に長距離ドライブの時は助かります。
とうわけで、今回チョイスしたのはこの商品。カーメイトのDZ472です。
この商品の特徴は、収納部分であるホルダーが左右にそれぞれ30度までスイングできることです。
10系GSにお乗りの方ならわかると思いますが、エアコンのフィンに固定するタイプのドリンクホルダーでGSに使える商品はほとんどありません。正確には取り付けはできるのですが、ピラーに干渉してペットボトルが入れられないのです。
このため、ホルダーの位置を調整できるこの商品ならと思って購入した次第です。
さっそく取り付けてみたところ…
最大角30度までスイングさせると入れられなくもないです。
ただ固定用フックの長さが短くホルダーが前に傾いていしまいます。
そして横にも傾いてしまっています。
スイング機能のおかげで、ペットボトルが収まってくれてはいますが、結局はピラーに挟まれて取り出せない状態です。これでは使い物になりません。
運転時は片手だけで取り出さなくてはなりませんし、無理な出し入れでピラーが擦れて内装が痛んでも困りますのであきらめるほかありません。
しかし助手席側はエアコンの吹き出し口の形状が運転席側と異なり、ピラーから逃がすことができそうです。そこで助手席側への設置を試みますが、フックの長さが足りずやはり前に傾いてしまい安定しません。
本当はフックがあと1cmくらい長いと良いのですが付属しておらず、インターネットで探してもフックだけは売っていませんでした。
そこで長いフックが付属している別のドリンクホルダーを用意し、そのフックを流用できないか試してみることにしました。
購入したのは、ナポレックス(Napolex)のFizz-1048という商品。
比べると、カーメイトのフックよりも2cmくらい長いです。
肝心なのは、このフックがカーメイトに使えるかどうかです。
ちなみに、なぜそのままナポレックスのドリンクフォルダーを使わないかというと、デザインが好きではないのと、フラップがきつくて容器の出し入れがしづらいからです。
ナポレックスのフックの軸のほうが0.5mmほど太いので、干渉する部分を削りました。
少しきつめになるよう調整し、無事に取り付けることができました。
さっそく助手席側に取り付けてみました。
だいぶ良くなったのですが、フックが長すぎるのと、エアコン吹き出し口下側のパネルが湾曲した形状のため、ドリンクホルダーの下部との接触が良くなく、かなりグラついてしまいます。
パネルに傷がつくのも困るので、ドリンクホルダー下部にゴムを挟んでみることにしました。
使ったのは、100円ショップで購入したドアストッパー。
黒のゴム製なので、丁度良いです。
ドアストッパーの先端部分をカットして加工します。
カッターを使っての加工となりますが、この素材は刃が入りやすく粘り気もないので加工しやすかったです。
こんな感じに間に挟むものを作り、ドリンクホルダーに接着しました。
接するパネル部分が湾曲しているため、なるべく形状が合うようにしました。
パネルは横方向だけでなく、縦方向にも湾曲しているため、接触面の加工は何度か位置合わせをしながら行いました。
完全に全面をぴったり接触させたければ、型を取るしかないと思います。
加工後に取り付けた様子です。
ゴムの上部分は浮いてすき間があいてしまっていますが、下側はおおむねパネルに接地しております。
左側から見た様子。
右側から見た様子。
収まりがよくなり、グラつかなくなりました。
もちろん、グローブボックスの開け閉めにも影響はありません。
ペットボトルを入れた様子です。
ピラーから離れているので、容器の出し入れにまったく干渉しません。
ただし最大角で右側にスイングさせているので、重心がずれてしまい、どうしても右側に若干傾いてしまいます。
サイドミラーへの影響ですが、ドライバーの視界を遮ることはありません。
これでもう何の問題もないと思います。
とりあえず無事に取り付けられて良かったです。お金もかかりましたしね。
本当は運転席側に付けたかったのですが、スペースがとれなかったので今回はこれで満足です。
まだ少し違和感がありますが、私のGSの内装に合ったデザインだと思います。
クルマの走行には全く影響のないパーツであるため、人によってはたかがドリンクホルダーにそこまでこだわる?と思われるかもしれませんが、私にとってはされどドリンクホルダーでした。
2024年5月追記
使っているうちに右側に傾いてきてしまうので、後日調整いたしました。ブログにもアップしていますので、よろしければ
こちらもご覧ください。
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2024/01/14 00:41:52