ブログへのアップが遅くなりましたが、先週の話です。
このブログ、ドラレコの画像を多用したため、めっちゃ長いです。
5日土曜日の16:00、遅めの昼食をとっている時に何気なく見ていたインターネットで気になるニュースを見つけてしまいました。
まだ4時間あるので間に合う! ということで急遽中央自動車道で都心方向へ向かうことにしました。
何を見つけたのかというと…
東京高速道路(KK線)の廃止と首都高八重洲線(Y線)の長期通行止め情報です。
途中立ち寄った石川PAにも案内板がありました。

※画像の地図は首都高のHPから拝借
図で説明すると、KK線は青く塗りつぶした路線で、Y線は赤く塗りつぶした路線となります。
双方ともC1環状線の内側にあり、首都高のネットワークに組み込まれた状態になっておりますが、KK線は首都高ではなく東京高速道路という別の道路になり、延長約2kmの短い路線になります。
個人的にはほぼ使わない路線なので、過去に1度くらいしか走行したことがありません。
この日の20:00をもってKK線が廃止され、Y線も約10年間通行止めになることから、記念に走ってみることにした次第です。
目的地までC1環状線を外回り(時計回り)に進むか、内回り(反時計回り)に進むか悩みましたが、三宅坂JCTでは内回りに向かう車線の方が流れていたので、C1へは内回りで合流することにしました。
ということで、C1環状線内回りで向かい、KK線 → Y線 と走行したのち、C1を反時計回りに1周回って3号線(東名高速道路方向)へ抜けて行くプランとしました。
谷町JCTです。
ここは3号線(東名高速道路方面)との接続地点です。
3号線へ流出する車が多く流れは良いです。
直進します。
一ノ橋JCTです。
ここは2号線との接続地点です。
この辺りは渋滞していました。
ここも直進します。
浜崎橋JCTです。
ここは1号線との接続地点です。
ここは分岐になるので左に進みます。
汐留JCTです。
ここがKK線に向かう路線との分岐地点です。
分岐を左に進みますが、浜崎橋JCTからずっと一番左の車線を走行すると道なりに進めます。
首都高の路線構成は非常に分かりづらいのですが、汐留JCTからKK線への乗継所付近までの短い区間もY線ということになっているようで、汐留JCTの案内板にはY線と記載されています。
したがって、厳密には Y線 → KK線 → Y線 と走行してくことになります。
汐留出口付近です。
こちらもKK線の案内が一切なく分かりづらいです。
そのまま直進するとKK線への汐留乗継所が現れます。
途中何か所か渋滞にハマりましたが、20:00までには余裕で間に合いました。
なぜ乗継所があるかというと、KK線は首都高ではなく無料の道路になっているため、一旦首都高を降りる形になってしまいます。
ここで乗継券をもらい10分以内に首都高へ再流入した場合は、首都高の通行料金を再度支払う必要がないという運用になっているのです。但しETCの場合はゲートを通過するだけでOKです。
KK線に入ると対面の1車線区間になります。
この区間はJRの線路と並走しており、運が良ければ新幹線とすれ違いますが、私は山手線との並走でした。
この辺りは有楽町駅東側、銀座界隈ですね。
すぐに分岐の案内が表示されます。
西銀座JCTです。
ここからKK線をおりてY線に向かうので、左側の車線を走行します。
前方に料金所が見えますね。
西銀座料金所です。
ここから首都高のY線に再流入します。
ここからは地下です。
首都高なので2車線に戻りました。
首都高の中ですが、駐車場の案内があります。これは東京駅直結の八重洲地下駐車場です。
首都高から直接アクセスできます。
この分岐を左に入れば八重洲地下駐車場へ入れます。
駐車場入口の先に珍しいものがあるので、それを見ようと思っていたのですが、分岐のずいぶん前から車線がイエローに変わり、そのまま車線変更ができなかったためスルーすることになってしまいました。分岐直前で車線変更が可能になると思っていたのですが、甘かったです。
路面に駐車場の案内が表示されたらすぐに左側に車線変更しておかないといけないなんて、慣れていない人に厳しいです。まあ、もう通行止めになるから当分使えないけど…
八重洲地下駐車場への分岐を過ぎると1車線になります。
左コーナーを抜けると、地上に出ます。
神田橋JCTです。
地上に出るとすぐにC1環状線へ合流となります。
首都高お得意の加速区間がほとんどない、右からの合流となります。
竹橋JCTです。
ここは5号線との接続地点です。
5号線からの流入(右合流)してくる車が多いので、早めに左車線へ移ります。
1周して三宅坂JCTまで戻ってきました。
三宅坂JCTの分岐です。
分岐を左に行くと往路で走行した4号線(中央自動車道方面)になります。
ここで時計を見ると1周にかかった時間は25分。渋滞があったものの短い時間で回れました。
想定よりも早く周回できたので、谷町JCTから3号線には行かず、再度KK線を走行することにしました。
日が暮れ始めたので、銀座の景色も輝いてきました。
そして西銀座JCTから再びY線に突入。
1周目に見ておきたかった珍しいものを見に行くため、今度は早めに左車線に移り分岐を経て八重洲地下駐車場方面に向かいます。
八重洲地下駐車場には2.1mまでの高さ制限があるようですが、結構低いですね。
八重洲地下駐車場へ入るには左へ曲がりますが、駐車はしないので直進します。
駐車場入口の先にあるこちらが目的地です。
「乗客降り口」とありますが、ここはタクシー等から東京駅に向かう客を下すための車寄せとなっている場所です。
ちょうどタクシーから客を下ろしている場面に遭遇できました。
下ろすだけなので、ここからの乗車はできませんが、首都高から直接アクセスができ、クルマはそのまま首都高に戻って行くことができるという、非常に珍しい場所です。
せっかくなので写真も撮っておきました。
あと1時間ちょっとでここも閉鎖されてしまうなんて信じられませんね。
バイクのお兄さんも記念撮影してました。
その他、何台かタクシーが来て客を下ろしていましたが、降りてきた客は最後にこの降り口を利用してみたかっただけの人たちだったようで、皆パシャパシャ記念撮影しておりました。
降り口をあとにすると、八重洲地下駐車場からの出口もありました。
元のY線に戻ります。
C1環状線へ合流し竹橋JCTを過ぎたところで右に目をやると、北の丸公園の桜がライトアップされていてとてもきれいでした。
これで2周したことになるのですが、写真撮影もしたのに1周目とほとんど同じ時間で回ってこれたので首都高の流れが良くなっているようです。
というわけで、3周目に突入。
はっきり言ってアホです。
日も暮れ、銀座はすっかり夜の街並みになっていました。
ちなみにJRとの並走区間も3回走行しましたが、いずれも新幹線とすれ違うことはなかったです。
3周目を選んだ理由は、KK線を全区間走行しておきたかったから。
このため、今度は西銀座JCTを右側車線に進みます。
右の直角コーナーを曲がりきると、すぐに白魚橋料金所です。
これでKK線を全区間走行できました!
京橋JCTからC1環状線に合流しますが、白魚橋料金所付近から京橋JCTまでの区間に幻の首都高8号線が存在していたというのをご存じですか?
その距離わずか100mほどだそうです。
この幻の8号線を通行できるのもこれで最後です。
京橋JCTでの合流はまたしても右側からですが、車線は残るで焦らなくても大丈夫です。
江戸橋JCTです。
帰路はどうしようかと考えた挙句、箱崎JCT内にある箱崎PAでUターンして、最後に逆ルートで8号線とKK線を走行することを思いつきました。
しかし、箱崎JCTにいってみると、PA方向に向かう真ん中の2車線(6号線、7号線方面)は激混みで渋滞中。
強引に車線に割り込んでも良かったのですが、そこまでして逆ルートを走りたかったわけでもないので、9号線方面へ分岐し、ぐるっと回って湾岸線経由で帰宅することにしました。
最終的な走行軌跡はこんな感じです。
正直、首都高を2周半するのは少々疲れましたが、廃止直前にKK線や幻の8号線を全区間走行できたし、八重洲地下の「乗客降り口」も見られたので満足です。
最後に、このブログをアップするのが一番疲れました。良い記録となることを願います。