2009年10月01日
Mitsubishi Concept PX-MiEV 世界 初披露 ・・・・
三菱自動車 は
第41回 東京モーターショー に
電気 と エンジン の ハイブリッドモデル
Mitsubishi Concept PX-MiEV
( ミツビシ コンセプト ピーエックス ミーブ ) を 出展 世界初披露 します。
Mitsubishi Concept PX-MiEV は
ガソリンエンジン と モーター に よる ハイブリッド駆動 の クロスオーバーモデル で
走行状況 や 駆動用 バッテリー の 容量 に 応じて モーター と エンジン を 切り替える
“ 三菱プラグインハイブリッドシステム ” を 搭載 しています。
これにより Mitsubishi Concept PX-MiEV の
10 ・ 15モード 燃費 は なんと 50 Km / ℓ
Mitsubishi Concept PX-MiEV の サイズ は
4,510 × 1,830 × 1,655 mm ( 全長 × 全幅 × 全高 )
ホイールベース 2,630 mm
乗車定員 4名
フロント と リア に 配置 する モーター の 最高出力 60 kw 最大トルク 200 Nm
エンジン の 最高出力 85 kw 最大トルク 125 Nm
【 Mitsubishi Concept PX-MiEV 】






【 Mitsubishi Concept PX-MiEV 】 : 世界初披露 ( 参考出品 )
1. デザイン
「 SOLID ( ソリッド ) 」 ・ 「 SAFETY ( セーフティ ) 」 ・ 「 SIMPLE ( シンプル ) 」 を
コンセプト に 従来 の SUV に あった タフさ では なく 無駄 を そぎ落とした
シンプル な 佇まい を 創出 した 新時代 の クロスオーバー と して
相応しい エクステリア デザイン と した。
ヘッドランプ ・ リヤコンビランプ には LED ランプ を 採用。
先進感 と 省電力 など 環境性能 を 両立 した。
また ボディカラー には 新開発 の メタルカラー を 採用。
アルミホイール は スポークタイプ と ディッシュタイプ を 融合 した デザイン と する こと で
従来 に ない 新しさ を 表現 する と ともに ブレーキ冷却性 と 空力性能 を 高めた。
インテリア は 乗員 を 包み込むような インストルメントパネル と
ホールド性 に 優れた シート を 採用 する こと に より
航空機 の コクピット を イメージ させ
ドライバー の 運転 への 集中力 を 高める デザイン と した。
また インストルメントパネル 全体 と ドアトリム に
柔らかい 発光 の LED イルミネーション を 採用 する こと で 先進性 を 表現 した。
2. 三菱プラグインハイブリッドシステム
前輪 後輪 を 駆動 する 2つ の 永久磁石式同期モーター と
高速域 での 前輪 の 駆動力 を サポート する と ともに 発電機 と しての 役割 を 持つ
1.6 ℓ DOHC MIVEC ガソリンエンジン を 搭載。
走行状況 や 駆動用バッテリー の 容量 に 応じて
モーター と エンジン を 最も 効率的 に 使用 するよう 最適 な モード 切換え を 行なう
「 三菱プラグインハイブリッドシステム 」 を 新たに 開発 した。
また 駆動用バッテリー の 常時モニタリング に より
バッテリー容量 に 応じた 最適 な 充放電 を 制御 する と ともに
EVコンポーネント と エンジン の 統合制御 に よって 最適 な 走行モード を 選択 する
新開発 の MiEV OS ( MiEV Operating System ) を 採用。
省エネルギー を 図りながら 快適 で 安全 ・ 安心 な 走行 を 実現 した。
さらに 駆動用バッテリー の 電力 の 有効活用 を 目的 に
その 電力 の 一部 を 家庭用電力 と して 利用 したり 災害時 の 緊急用電源 と して
使用 する 給電モード も 新たに 設定 した。
( 1 ) EVモード
中低速域 での 走行時 は 駆動用バッテリー の 電力 で フロントモーター を 駆動 し
前輪駆動 で 走行 する。
なお 雪道走行 や 雨天時 など 滑りやすい 路面 で スタビリティ ( 車両安定性 ) が
求められる 場合 は 前輪 の スリップ を 検知 し 自動的 に リヤモーター が 駆動 し
4WD に 切り換わる。
( 2 ) シリーズハイブリッドモード
駆動用バッテリー 残量 が 低下 すると エンジン を 始動 し 発電 を 開始。
この 発電 した 電力 に よって モーター を 駆動 する シリーズハイブリッドモード に
自動的 に 切り換わる。
この モード でも 走行状況 に 応じて リヤモーター が 駆動 し 4WD に 切り換わる。
( 3 ) パラレルハイブリッドモード
高速走行時 は モーター に 比べて 高回転時 に エネルギー効率 の 良い
エンジン の 動力 も 利用 して 走行 する。
なお 急な 車線変更 など スタビリティ が 求められる 場合 には
リヤモーター を 駆動 し 4WD に 切り換えること で 安定性 を 向上 させる。
さらに 高い 加速性能 が 求められる 場合 は
フロント ・ リヤ の モーター そして エンジン の 3つ の 動力 を 活用 する。
( 4 ) 回生モード
減速時 や 長い 下り坂 を アクセルオフ で 走行 する 場合 には
前後 の モーター が 発電機 と して 機能 し 減速エネルギー を 電気 に 変えて
駆動用バッテリー に 充電 する 回生モード に 切り換わる。
( 5 ) 充電モード
『 ミツビシ i-MiEV 』 同様 家庭用 の AC 100V / AC 200V に よる 普通充電 と
大電力 の 急速充電 の 3WAY 充電システム を 採用。
また 離れた 場所 から 時間 を 指定 した 充電 や エアコン の 予約 が 行える
無線充電予約システム機能 も 備えた。
( 6 ) 給電モード
地球温暖化対策 の 一環 と して 注目 されている
「 スマートグリッド構想 」 に 基づいた 電力 の 有効活用方法 と して
『 Mitsubishi Concept PX-MiEV 』 では 走行 しない 場合 には
夜間 に 駆動用バッテリー に 電力 を 蓄え 日中 の 電力消費 の 多い 時間帯 に
この 駆動用バッテリー の 電力 を 一部 利用 し 普通 充電口 より 家庭 へ
給電 する こと を 可能 と した。
また 災害時 の 緊急用電源 など と しても 利用 でき
駆動用バッテリー の 容量 が 低下 した 場合 は エンジン を 始動 させ
発電 する 事 も 可能。
さらに リヤラゲッジスペース内 に 設けられた AC 100V コンセント に より
電力 の 車外利用 も 可能 で キャンプ など レジャー の 際 の
調理器具 や 照明器具 など に 使用 する など 様々 な 目的 に 使用 できる。
3. 駆動システム
前輪用モーター と 後輪用モーター の 出力 を 最適 に 電子制御 する
E ( Electric powered )-4WD システム での 前後 の 駆動力配分制御 を ベース に
後輪 の 左右 の 駆動力 ・ 回生力 を 制御 し 車両 の 走行制御 を 行なう
E-AYC ・ ASC ( Active Stability Control ) ・ ABS を
統合 した 車両運動統合制御システム S-AWC を 採用 した。
『 ミツビシ ランサー エボリューション Ⅹ 』 で 採用 している AYC が
湿式多板クラッチ に より 後輪 左右 の トルク移動制御 を 行っているのに 対し
E-AYC は 差動モーター を 使用 して 同様 に
後輪 左右 の トルク配分 ( 移動量 ) を 制御 する。
この 差動モーター の 採用 に より 高効率 で 応答性 に 優れる システム と した。
4. cocochi ( ここち ) - インテリア
三菱自動車 は 「 クリーン 」 ・ 「 ストレスフリー 」 ・ 「 安心 ・ 安全 」 を テーマ と した
快適 な 室内環境 を 実現 する 「 cocochi ( ここち ) - インテリア 」 を
すでに 市販車両 に 展開 している。
今回 『 Mitsubishi Concept PX-MiEV 』 では アレルゲン を 不活性化 させ
VOC や 細菌 ・ 悪臭成分 を 分解 する シート生地 ・ UV-A ( 紫外線 の 長波長域 ) を
遮断 する こと で 肌 の 黒化 ・ 老化 を 防ぐ ガラス
そして 疲労 を 軽減 し 快適性 を 高める マイナスイオン ・ アロマ 発生 & 酸素富化装置
など 新しい アイテム を 採用 し 乗員 に 快適 な 室内環境 を 提供 する と ともに
安全運転 を サポート する。
5. 車室内熱負荷低減技術
車外 から の 熱負荷低減 の ため に
フロントウインドシールド に 透過熱エネルギー の 少ない 熱線反射ガラス を
ドアガラス には IR ( 赤外線 ) カットガラス を 採用。
さらに ボディ塗装 には 熱反射性 の 高い 塗料 を 採用 した。
また 4つ の シート で 独立 して 制御 する 空調シート や 室内湿度制御 を 採用。
これら の 熱負荷低減アイテム を 採用 する こと で
必要最小限 の 電力消費 で 効率 良い 室内空調管理 を 可能 と し
快適 な 室内環境 を 実現 する。
6. 最新予防安全技術
車両周辺 に 配した 4つ の カメラ画像 を 合成 し
車両 全周囲 の 状況 を 車両上方 から の 画像 と して 表示 し
車両 周辺 の 安全 を 確認 する 「 新マルチアラウンドモニター 」 や
インフラ協調型安全運転支援システム と して
交差点 や 横断歩道 付近 の 車両 や 歩行者 を 道路 に 設置 された
センサー や カメラ で 検出 し 道路 に 設置 された 光ビーコン と
車両 の 通信機器 を 通じて ドライバー に 注意 を 促す
「 DSSS ※3 安全運転支援システム ( レベルⅡ ) 」 と
車両間 の 無線通信 を 用いて 周辺車両 の 位置 を 把握 し
接近 度合い に 応じて ドライバー へ 注意 を 促す
「 ASV4 ※4 情報交換型運転支援システム 」 を 採用 した。
また ETC ※5 で 使われている 路-車間通信機能 を 応用 した
クルマ の 駐車状態 や 位置 を 管理 する 「 DSRC ※6 応用システム 」 など の
最新 の 予防安全技術 も 採用 している。
※3 DSSS ( Driving Safety Support Systems )
警察庁主導 の 安全運転支援システムプロジェクト
※4 ASV ( Advanced Safety Vehicle )
国土交通省自動車交通局主導 の 先進安全自動車プロジェクト
※5 ETC ( Electronic Toll Collection )
ノンストップ自動料金収受システム
※6 DSRC ( Dedicated Short Range Communication )
専用狭域通信 5.8 GHz 帯 を 用いた 双方向無線通信技術
7. その他
「 オート 」 ・ 「 ハイ 」 ・ 「 ロー 」 の 3つ の 車高モード で
悪路 や 高速 での 走行安定性 と 乗降性 を 向上 させる
電子制御エアサスペンション を 搭載 した。
操作性 と 視認性 に 優れ 快適 で 安全 な ドライビング を サポート する
新世代 の ステアリングスイッチレイアウト を 採用。
これは オーディオ ・ ナビ ・ エアコン など の スイッチ類 ( 操作系 ) の 一部 を
走行中 に ステアリング から 手 を 離さず に 操作 できるよう に
ステアリングホイール上 に 設定 する と ともに スイッチ操作 の ガイド表示 を
視線移動 の 少ない メーター内 に 設定 した こと で 優れた 操作性 と 高い 視認性 を
両立 させる もの で ある。
ドライバー の 正面 に 配置 した カメラ での 視線 の 動き から
ドライバー の 集中力 を 推定。
集中力 が 低下 している と 判断 する と 警告音 だけ で なく
光 ・ 香り ・ 振動 など で ドライバー に 刺激 を 与え 注意 を 喚起 する
「 ドライバーモニタリングシステム 」 を 採用 した。

【 関連情報 URL 】
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/publish/mmc/pressrelease/news/detail1982.html
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三菱自動車 コンセプトモデル | 日記
Posted at
2009/10/01 06:33:10
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