2012年09月05日
三菱自動車 予防安全技術 「 e-Assist 」 を 開発 - 新型 アウトランダー に 採用 - ・・・・
< 三菱自動車 プレスリリース 以下抜粋 >
2012年 9月5日
三菱自動車 予防安全技術 「 e-Assist 」 を 開発
- 新型 アウトランダー に 採用 -
三菱自動車 は 電波レーダー や カメラ に よって
安全 かつ 快適 な ドライブ を サポート する
予防安全技術 「 e-Assist ( イーアシスト ) 」 を 新たに 開発 しました。
国内 では 本年 10月 に フルモデルチェンジ を 予定 している
SUV アウトランダー に 初採用 します。
「 e-Assist 」 は 以下 の 3つ の 機能 ※1 から 構成 されており
長距離運転 や 夜間 ・ 悪天候 で 視界 の 良くない 場合 など
比較的 事故 の 起こりやすい 状況 において ドライバー の 安全 な 走り を
アシスト します。
・ 渋滞 での 走行時 でも 先行車 との 車間 を 維持 しながら の 走行 を 可能 と する
「 レーダークルーズコントロールシステム ( ACC ※2 ) 」
・ 先行車 との 車間距離 が 急に 縮まった 場合
自動ブレーキ に よって 衝突 の 回避 / または 被害 の 軽減 を サポート する
「 衝突被害軽減ブレーキシステム ( FCM ※3 ) 」
・ 走行中 の 車線 から 逸脱 しそうな 場合 に ドライバー に 警報 で 注意 を 促す
「 車線逸脱警報システム ( LDW ※4 ) 」
三菱自動車 は
衝突安全強化ボディ 「 RISE ( Reinforced Impact Safety Evolution ) 」 や
SRS エアバッグ
車両 の 横滑り を 抑える アクティブスタビリティコントロール ( ASC ) などの
安全 ・ 安心装備 を 積極的 に 市販車 に 採用 しています。
今回 の 「 e-Assist 」 を はじめ 先進的 な 安全技術 の 研究 ・ 開発 を
今後 も 進めて 順次 実用化 を 目指します。
※1 : 上記 の 機能 は 交通 ・ 天候 ・ 道路状況 などの
全て の 運転状況 を カバー すること は できません。
また ACC / FCM は 車両 に 対して 作動 するよう 設計 されており
歩行者 や 二輪車等 に 対して は 作動 しません。
※2 : Adaptive Cruise Control System
※3 : Forward Collision Mitigation System
※4 : Lane Departure Warning System
新型 アウトランダー e-Assiste 装着車
( 写真 は 欧州仕様 )

1. システム概要
「 e-Assist 」 は 主に 以下 の コンポーネント から 構成 されます。
( 1 ) 電波レーダー : ACC / FCM 用
フロントグリル の 内側 に 装着 され
先行車 を 検知 して 車間距離 や 相対速度 を 監視 します。
検知範囲 が 広く ( 最大検知距離 : 約 200 m )
逆光 や 雨天、夜間走行時 など でも 検知能力 が 安定 している
電波 ( ミリ波 : 77 GHz ) レーダー を 用いることで 高い 信頼性 を 確保 しています。
( 2 ) カメラユニット : LDW 用
フロントウインドシールド 上部 に 装着 され 前方 の 車線位置 を 監視 します。
レンズ が 曇りにくくなるよう ウインドシールド 内側 に 密着 して カメラ を 装着 することで
高精度 を 維持。
また 雨滴感応オートワイパー用 の レインライトセンサー機能 も 内蔵 しています。
LDW 用 カメラ

これらで 得られた 情報 に 基づき
ACC ・ FCM では エンジン ・ トランスミッション ・ ブレーキ等 を 統合制御 し
車両 を 自動 で 加速 ・ 減速 ・ 停止 させることで
先行車 との 追従走行 ( ACC ) や 先行車 との 衝突回避
または 衝突被害軽減 ( FCM ) を サポート します。
また FCM ・ LDW では 警報 や 警告表示 で ドライバー に 危険 を 知らせて
安全 の 確保 を 図ります。
なお 「 e-Assist 」 は 通常 の エンジン車 だけでなく
「 プラグインハイブリッド EV システム 」 搭載車 への 適用 も 可能 であり
2013年 初めに 国内発売予定 の アウトランダー PHEV への 採用 を
予定 しています。
2. 各機能 に ついて
( 1 ) レーダークルーズコントロールシステム ( ACC )
先行車 との 距離 や 相対速度 を 監視 し
ドライバー が 設定 した 車間 ( 3段階 に 設定可能 ) を 保って
先行車 の 停止状態 まで 追従走行 します。
この 機能 は 高速道路 など での 渋滞時 発進 や 停止 を 繰り返すような 状況 でも
頻繁 に アクセル や ブレーキ を 操作 する わずらわしさ を 解消。
また 先行車 が 加減速 しても ぎくしゃく しない 上質 な 走り が 実現 できるよう
綿密 に チューニング しました。
[ システム作動 パターン ]
① 先行車 が ないとき
従来 の クルーズコントロール と 同様 アクセル を 踏まなくても
設定 した 車速 ( 約 40 ~ 100 km / h ) を 保って 走行 します。

② 先行車 が あるとき
設定 した 車間 を 保って 追従走行。
先行車 の 減速 ・ 停止 に 追従 して 減速 ・ 停止 します。
なお 先行車 が いなくなると 設定速度 まで 加速 します。

( 2 ) 衝突被害軽減ブレーキシステム ( FCM )
ACC と 同様 先行車 との 距離 や 相対速度 を 監視 し
先行車 の 減速 ・ 停止等 による 車間距離 の 減少 を いち早く 検知。
警報 や 自動ブレーキ で 先行車 との 衝突回避 や 衝突被害軽減 に 寄与 します。
この 機能 は 例えば 夜間 や 雨天 ・ 濃霧 などで 前方 が 見えにくい 状況 での
安全走行 を サポート します。
目安 として 先行車 との 速度差 が 約 30 km / h 以内
( 例えば 先行車 が 停車時 / 自車 の 車速 が 30 km / h 以下 ) の 場合
自動ブレーキ で 減速 ・ 停止 することで 衝突 の 回避 を 図ります。
速度差 が それ を 超える 場合 には 自動ブレーキ での 減速 により
衝突被害 の 軽減 を 図ります。
[ システム作動 パターン ]
① 衝突 の 危険 が あるとき
表示 と 音 で ドライバー に 警報。
ドライバー が ブレーキ を 踏んだときに 通常 よりも 早い タイミング で
ブレーキアシスト を 作動 させます。

② 衝突 の 危険 が 高いとき
弱い 自動ブレーキ で 減速 し ドライバー に 衝突回避操作 を 促します。

③ 衝突 の 危険 が 極めて 高いとき
強い 自動ブレーキ で 減速 ・ 停止 し できるだけ 衝突 を 回避
または 被害 を 軽減 します。

( 3 ) 車線逸脱警報システム ( LDW )
高速走行時 ( 約 65 km / h 以上 ) 前方 の 車線 を 監視 し
車線 を 逸脱 しそう に なると 表示 や 警報 で 注意 を 促します。
この 機能 は 例えば 方向指示器 を 操作 せずに
走行車線 から 外れそう に なった 場合 など
ドライバー が 意図 せずに 車両 が 車線変更 する 場合 に 作動 します。
なお 狭い 車線幅 ( 約 2.6 m 以下 ) では
LDW の 作動 を 一時停止 するよう 設定 されているので
警報音 が 頻繁 に 鳴って イライラ すること も ありません。

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Posted at
2012/09/05 14:47:44
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