2008年06月17日
三菱ふそう は スーパーグレート を ベース に
安全 の シンボル と して
新しい 安全技術 を 盛り込んだ
「 Safety Truck 」 を 開発 しました。
下記 は 三菱ふそう 「 Safety Truck 」 の 詳細 関連記事 です。
< 三菱ふそう 関連記事 以下 抜粋 >
三菱ふそう
三菱ふそう の 安全 の 考え方 に ついて
新安全技術 を 盛り込み 安全 の シンボル と して
「 Safety Truck 」 を 開発
三菱ふそうトラック ・ バス 株式会社 ( 以下 : MFTBC ) は
創業以来 より 安全 な 交通社会 の 実現 に 向けて
様々 な 安全技術 の 開発 を 行ってきた。
そうしたなかで 事故 を 起こした 場合 に 被害 が 大きくなりやすい
トラック と バス には 事故 を 未然 に 防ぐ アクティブセーフティ ( 予防安全 ) 技術
こそ が 特 に 重要 な 分野 で ある と 考えている。
特に 事故 の 芽 は 可能 な 限り 早期 に 摘みとる こと が 大切 で ある と
考え 「 より 早い 段階 での アクティブセーフティ 」 を 基本方針 と した
開発 ・ 実用化 を 進めてきた。
さらに 安全 には もうひとつ の 側面 が ある。
大型車 の 場合 一度 事故 が 起こると 衝突時 の エネルギー の 大きさ から
加害性 が 大きくなり 被害者 の 方 に ご迷惑 を かける と ともに
業務 の 遅れ や 修理 ・ 保険代 など 様々 な 費用 が 発生 し
事業者 に とっても 大きな 負担 に なる。
安全 な トラック は 事業者 に とっても 利益 を 生む
重要 な 役割 を 果たしている と 考えている。
そこで このたび 「 三菱ふそう の 安全技術 の シンボル 」 と して
大型トラック 「 新型 スーパーグレート 」 を ベース に
セーフティ コンセプトモデル 「 Safety Truck / セーフティ トラック 」 を 開発 した。
同車 には 近い 将来 商品化 が 予定 されている
衝突被害軽減ブレーキ 「 AMB 」 ( Active Mitigation Brake ) と
車両挙動安定装置 「 ESP & reg 」 ( Electronic Stability Program )
を 搭載 し すで に 実用化 されている
運転注意力モニター 「 MDAS-III / エムダススリー 」
( Mitsubishi Driver ’s Attention monitoring System-III )
を 初め と する 様々 な アクティブセーフティ 技術 の ほか
運転席エアバッグ や 衝撃吸収キャブ など の パッシブセーフティ技術 も
ふんだん に 取り入れている。
いわば すでに 実用化 している 安全技術 と 「 AMB 」 や 「 ESP & reg 」
など 新しい アクティブセーフティ技術 を 融合 させた コンセプトモデル が
「 Safety Truck 」である。
※ ESP & reg は ダイムラー社 の 登録商標。
「 Safety Truck 」 の 主な 特長
● 三菱ふそう の 安全 に 対する シンボル。
● 当社独自 に 開発 した 「 MDAS-III 」 や 国土交通省 が 主催 する
「 ASVプロジェクト 」 で 培われた 技術 を 含む 多く の 安全技術 を 搭載した。
● 近い 将来 商品化 が 予定 されている
衝突被害軽減ブレーキ 「 AMB 」 と 車両挙動安定装置 「 ESP & reg 」
を 搭載 し その 結果 日本 で 最先端 の 安全技術 を 備えている トラック である。
● ダイムラー社 の Mercedes-Benz も 2006年 に
同様 の 目的 で 「 Safety Truck 」 を 発表 している。
1. 三菱ふそう の 安全技術
MFTBC は 事故 が 発生する 前 の “ より 早い 段階 ” で
事故抑止効果 を 発揮 する 予防安全装備 こそ が 大切 で ある と 考え
安全技術 の 開発 を 行なってきた。
その 成果 の ひとつ が 1996年 に 大型トラック 「 スーパーグレート 」 に
搭載 した 運転注意力モニター 「 MDAS 」 で ある。
これは ドライバー の 運転注意力 が 低下 した とき に 音 と メーター表示 で
警報 を 発し ドライバー に 注意 を 促し 事故 の 発生 する 可能性 から
遠ざける と いう アクティブセーフティ技術 で ある。
これらの アクティブセーフティ技術 だけ で なく
運転席エアバッグ ・ 衝撃吸収キャブ ・ 衝撃吸収ハンドル など
さまざま な パッシブセーフティ技術 も 同時 に 採用 展開 し
万が一 の 安全性 を 高めている。
また MFTBC は 国土交通省 が 主催する
「 ASV 」 ( Advanced Safety Vehicle )
にも 参画 し そこ で 培われた 様々 な 安全技術 を 実用化 している。
2. 三菱ふそう 「 Safety Truck 」
(1) 概要
「 Safety Truck 」 は 社会 の 皆様 に 現在 の トラック の
安全技術 の さらなる 可能性 を ご覧 いただく と ともに
安全 に ついて ご理解 いただくため また 今後 の 安全技術 の 開発 に
活かすため 「 三菱ふそう の 安全技術 の シンボル 」 と して 開発した。
ベース車両 は 07年 に メジャーチェンジ を 行なった
「 新型 スーパーグレート 」 の トラクター である。
これに 運転注意力モニター 「 MDAS-III 」 や 「 MDAS-III 」 と
連動 した 「 ディスタンスウォーニング 」 など MFTBC が 実用化 している
多く の 安全技術 と 衝突被害軽減ブレーキ 「 AMB 」
車両挙動安定装置 「 ESP & reg 」 など の 開発中 の 安全技術 を
組み合わせた。
なお 「 Safety Truck 」 の 開発 は ダイムラー社 に おいても
行われており 2006年 に Mercedes-Benz が 発表 した
「 Safety Truck 」 は ドイツ の 自動車連盟 で ある ADAC から
その 高い 安全 に 対する 技術 が 評価 され 表彰 された。
また ダイムラー ・ トラック 部門 は 2005年 より 部門内 での
ネットワーク の 強化 を 促進 し グローバル な 相乗効果 を 高める こと で
技術 と 収益 両面 に おいて 確実 な 長期的 将来基盤 を 構築 する
「 グローバル ・ エクセレンス 」 プログラム を 実行 している。
「 Safety Truck 」 の 開発 は 当プログラム の 4つ の
イニシアチブ ( マーケットサイクル管理、 オペレーショナル ・ エクセレンス、
成長 および 市場開拓、 将来 の 製品 および 技術 ) の 一つ で ある
「 お客様 が 求める 将来 の 製品 と 技術 の 開発 」 を 具現化 した もの である。
(2) 装備 した 安全技術
① 運転注意力モニター 「 MDAS-III 」 ( 実用化済 )
現在 「 新型 スーパーグレート 」 の 長尺カーゴ系 に 標準装備 している
運転注意力モニター 「 MDAS-III 」 は ドライバー の 運転注意力低下 を
警報 する MFTBC 独自 の 運転支援システム で あり
「 より 早い 段階 での アクティブセーフティ 」 の 中核 を なす 安全技術 である。
警報 には マルチ情報 システム 「 Ivis 」
( アイビス / Intelligent Visual Infomation System )
に よる 注意力レベル表示 の ほか ブザー や ラジオ の スピーカー を 利用 した 警報 も 備わっている。
キャブ中央 に 配置 された 白線認識カメラ に よる 画像 や ハンドル修正量、
ウインカー操作 など の 情報 を もとに 蛇行運転 など の 運転状況 や 操作状況 を
判断 して 必要 な 場合 に 警報 ( 注意力低下警報 ) を 発する。
判断ロジック には ファジィ推論 を 応用 し「 Ivis 」 の 表示画面 に
その 結果 を 表示 ( 15秒周期 で 更新 ) する。
ドライバー の 個人差 に 対応 する ため システム起動後 車速 60km / h 以上 で
両側 の 車線 を 認識後 15分間 で 各ドライバー の 走行パターン を 学習する。
また 用品オプション設定 の ドライブレコーダー 「 ふそう エコフリート 」 を
車載時 には 「 MDAS-III 」 の 警報履歴 を 記録 する こと が でき
安全運行 の 管理 に 役立つ。
② 衝突被害軽減ブレーキ 「 AMB 」 ( Active Mitigation Brake ) ( 開発中 )
「 AMB 」 は 前方車両 への 追突 が 避けられないときに 状況 に 応じて
自動ブレーキ を 介入 させる こと で 衝突時 の 速度 を 減少 させ
被害 を 軽減 する アクティブセーフティ技術 で ある。
前方車両 との 距離 を ミリ波レーダー で 監視 し 追突 の 危険性 が ある 場合 には
まず 警報音 を 発し ドライバー に 追突 の 危険性 が ある こと を 知らせる。
回避操作 が 行われない 場合 は 報知音 と 緩い ブレーキ を 作動 させる。
なおも 回避操作 が 行われず すでに 回避 が できない と 判断 した 場合 には
報知音 と 強い ブレーキ を 作動 させ 衝突速度 を 抑える。
③ 車両挙動安定装置 「 ESP & reg 」
( Electronic Stability Program ) ( 開発中 )
エンジン出力制御 ・ トラクター の 適切 な 車輪 に 対する 独立 した ブレーキ制御、
トレーラー の ブレーキ制御 に よって 車両 を 安定方向 に 導く。
滑りやすい 路面 での 安定化 だけ で なく 旋回中 の 過大 な 遠心力 に よる
横転 も 抑制 する。
大型車 は 積載時 に 重心 が 高くなるため 旋回時 に 横転 する 危険性 が 高くなる。
「 ESP & reg 」 は こうした 横転事故抑制 に 効果 を 発揮する。
また セミトレーラー の 連結部 が 折れ曲がってしまう ジャックナイフ現象 など の
抑制 にも 効果 が ある。
④ その他 の 主な 安全装備 ( 実用化済 )
・ ディスタンスウォーニング
ディスタンスウォーニング は 前車 との 車間距離 が 一定距離以下 に なると
警告音 と 警告 表示 で ドライバー に 注意 を 促す。
また 「 MDAS-III 」 と 同時 に 装着 されると 適正 な 車間距離警報タイミング を
ドライバー の 注意力 に 応じて 最適化 する。
・ 車間距離保持機能付 オートクルーズ
補助ブレーキ連動 オートクルーズ に 加え 前車 との 距離 を
一定 に 保ったままの 走行 を 可能 と する 機能 を 追加した。
・ セーフティビジョン
車体後部 と サイドミラー に 装備 した CCDカメラ に よる 画像 を
インナーミラー部 に 設置 した 液晶モニター に 表示 する。
・ 複合曲面ミラー
ミラー の 鏡面 を 複合曲面 と すること で 死角 と なりやすい
車両下部 の 視界 を 確保 する。
・ 「 FUP 」 ( Front Under-run Protection )
正面衝突時 に 乗用車 など が
フロントバンパー下 へ 潜り込む こと を 防ぐため の 装置。
・ 衝撃吸収 ・ 分散ステアリングホイール
衝突時 の 衝撃吸収性 に 優れた
エアバッグ内蔵型 の 4本スポークステアリング を 採用。
・ サイドドアビーム
衝突時 に キャビン が 大きく 変形 する こと を 防ぐ 役割 の ほか
乗員 の 安全性 を 向上 させる。
・ EA & プリテンショナー付 シートベルト
衝突時 に SRSエアバッグ の 作動 と 同時 に シートベルト の たるみ を
一瞬 に して 巻き取ることで 乗員 の シート への 拘束力 を 高める。
Posted at 2008/06/17 12:14:42 | |
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三菱自動車 ニューモデル | 日記