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2011年05月16日 イイね!

【 開発物語 】 三菱ふそう トラック ・ バス 「 キャンター 」 : 産経ビズ ・・・・

【 開発物語 】 三菱ふそう トラック ・ バス 「 キャンター 」 : 産経ビズ ・・・・















< 産経ビズ 関連記事 以下抜粋 >


【 開発物語 】 三菱ふそう トラック ・ バス 「 キャンター 」


【 産経ビズ : 2011-05-16 】


■ 規制 “ 先取り ” 環境性能 で 世界牽引


 ≪ STORY ≫


独 ダイムラー グループ の 三菱ふそう トラック ・ バス が

昨年 11月 に 8年ぶりに フルモデルチェンジ した 小型トラック 「 キャンター 」 は

世界 で 最も 厳しい と される 「 ポスト新長期排出ガス規制 」 に

初めて 適合 した 小型トラック に なった。

高い ハードル を クリア した 背景 には

環境性能 で 先陣 を 切りたい 開発陣 の 情熱 と

新たに 採用 した ダイムラー流 の 開発プロセス が あった。





                   ◇


三菱ふそう が 新型 キャンター の 開発 に 着手 したのは 2005年。

この 年 の 10月 に 日本国内 で 販売 される ディーゼル車 に

排出ガス規制 「 新長期規制 」 が 導入 された。

環境保全 に 対する 機運 が 高まる 中

“ 環境 に やさしい 車 ” の 開発 は 自動車メーカー の 最重要課題 に なり

激しい 開発競争 が 繰り広げられていた。


三菱ふそう が 新型 キャンター の 目標 に 据えたのが

その 次 の 規制 と して 2009年 10月 から 導入 された

「 ポスト新長期規制 」 への 対応。

世界 で 最も ハードル の 高い と される 規制 に いち早く 適合 させることで

環境技術 の 先進性 を アピール し 拡販 に つなげる シナリオ だ。


三菱ふそう は 2000年 に

当時 の ダイムラー ・ クライスラー と 三菱自動車 が 資本提携 し

03年 に トラック ・ バス 部門 が 分社化 されて 誕生 した。

その後 ダイムラー が 三菱ふそう の 株式 を 段階的 に 買い取って

05年 に 出資比率 を 85% に 引き上げた。


新型 キャンター は ダイムラー 傘下 入り 後 初めて の フルモデルチェンジ車 に あたる。

小型トラック市場 に おける ダイムラー グループ の 世界戦略車 に 位置 づけられ

高い 品質 と 競争力 を 持つ こと が 絶対条件 だった。


そこで まず 手 を つけたのが

品質向上 と 効率化 を 狙い に した 開発態勢 の 抜本的 な 見直し だった。


その 一つ が 「 プロジェクトハウス 」 と 呼ばれる 専門チーム の 編成。

商品企画 から 開発 に 至る まで

関係 する すべて の 技術者 が キャンター 開発チーム の 代表 と して

専用 フロア に 籠もり 議論 を 重ねながら 開発 を 進めていく と いう 手法 だ。

代表者 を 集めた 大規模 な チーム編成 は 前例 が なかった。


それまでは 開発本部 の 技術者 が エンジン や 変速機 ・ 車両 など

担当部門 ごと に 分かれ 部署間 での 相談 や 折衝 が 必要 な とき だけ 集まる と いう

開発スタイル を とっていた。


車両 を 担当 した 恩田 実 小型トラック 開発部長 は

「 集中 して プロジェクト を 進行 でき 議論 を 集約 しながら

スピーディー に 前 に 進めた 」 と プロジェクトハウス の メリット を 強調 する。

もっとも 要員 を 派遣 している 部門 に とっては 欠員 が 生じるため

「 最初 は 混乱 も あった 」 ( 恩田 部長 ) が

上司 の 協力 など 会社 全体 の 連携 で 乗り切った。


さらに 新たな 開発プロセス と して 本格導入 したのが

ダイムラー グループ の トラック部門 が 世界的 に 採用 している

「 商用車 開発システム 」 だった。


この 方式 は 企画 から 生産 に 至る 開発工程 に

10 の 関門 ( クオリティゲート ) を 設け 一つ 一つ の 関門 に 厳しい 要求事項 を 課す。

要件 を 満たし 最終的 に ダイムラー の 取締役会 で 認められない 限り

次 の ステップ には 進めない。


ただ 初めて 経験 する 開発態勢 に 当初 チーム は 面食らうこと も 多かった と いう。

プロセス が 進む に つれて

「 理 に かなっている。 すべて の 情報 が 関門 ごとに 整理 され

チーム 全員 が 納得 して 次 の プロセス に 向き合えた 」 ( 恩田 部長 ) と

次第に チーム内 に 効果 の 意識 が 広がっていった。

こうした 開発態勢 が 結実 し 次々 に ブレークスルー ( 技術革新 ) を 生み出した。









中核 と なる ディーゼルエンジン は

伊 フィアット ・ パワートレイン ・ テクノロジーズ と 共同開発 した

排気量 3リットル の 小型エンジン 「 4P10 」 を 採用 した。

従来モデル は エンジン の 排気量 で 3リットル と 4.9リットル が あったが

エンジン の 排気量 は 小さい ほど 燃費効率 は 高まる。

このため エンジン 担当 の 諸口 慶明 小型エンジン設計部 マネージャー は

「 新型 キャンター の エンジン は 3リットル 」 と 決め

軽量 で 高効率 に 作り上げた。









難題 だったのが この エンジン に 取り付ける 排出ガス 後処理装置 だった。

三菱ふそう の 大 ・ 中型トラック には 「 ブルーテック 」 システム と 呼ばれる

同装置 が 搭載 され 排ガス中 の 粒子状物質 ( PM ) の 捕集 ・ 除去 や

窒素酸化物 ( NOx ) を 分解 ・ 無害化 ・ 燃費性能 向上 に 威力 を 発揮 している。

ただ 小型トラック は 車両重量 の 増加 に つながるため

小型車 では 敬遠 されてきた 経緯 が あった。


しかし 開発チーム は シャーシ を 中心 に 徹底 した 最適設計化 に より

車両全体 で 最大 90キロ の 軽量化 を 実現 し

小型トラック に 「 ブルーテック 」 を 搭載 する 道 を 開いた。

この 結果 ポスト新長期規制 を 難なく クリア。

排ガス中 の PM と NOx を 規制値 より 30% も 低減 する おまけ まで ついた。









また 燃費向上 と ともに 乗り心地 の 向上 に 大きく 貢献 したのが

トラック と して 世界 初めて と なる

6速 デュアルクラッチ式 トランスミッション 「 デュオニック 」 の 開発 だ。












「 デュオニック 」 は スポーツカー など 高性能車 に 多く 使われているが

小型トラック用 に 改良。

変速ショック を 低減 し スムーズ な 走り を 実現 した。

担当 した 川口 能広 駆動系 設計部長 は

「 ドライバー は 運転 に 集中 でき 小型トラック と しては

世界最高レベル の 乗り心地 を 実現 した 」 と 胸 を 張る。









これまで の 慣例 に とらわれることなく

技術 の 限り を 尽くした 開発陣 の 情熱 と ダイムラー の 開発態勢 が

見事 に 新型 キャンター と して 昇華 した。


                   ◇


■ 部門 越えた 精鋭 たち が 「 一貫開発 」


 ≪ TEAM ≫


新型 キャンター の 開発 の ため 編成 された 「 プロジェクトハウス 」 の メンバー は

開発 を はじめ 関係部門 から えりすぐり の 代表 が 集まった 精鋭部隊 だが

経歴 も バラエティー に 富む。






エンジン 担当 の 諸口 さん は 1989年 の 入社後

今は 現存 しない 丸子工場 で 一世 を 風靡 ( ふうび ) した

「 パジェロ 」 の エンジン 開発 に 携わった。

その後 も ほぼ 一環 して 小型エンジン の 開発 を エキスパート と して 手掛けてきた。

諸口 さん は

「 軽油 を 最後 まで 節約 できるよう に することで

環境 に 貢献 できていること が モチベーション に なっている 」 と

排ガス や 燃費規制 に 対する 自負心 は 強い。


90年 入社 で 変速機 を 担当 した 川口 さん は

エンジン 研究 部門 で キャリア を スタート したが

約 7年間 まったく 毛色 の 違う ガスタービン の 研究 に 携わった。

その後 ミツビシ ・ モーターズ ・ R&A ・ オブ ・ アメリカ ( MRDA ) に 4年間 駐在 し

法規調査 や 情報収集 を 担当 する など 技術者 と しては 異色 の 経歴 を 持つ。


92年 に 入社 した 商品計画部 マネージャー の 熊谷 幸司 さん は

チーム編成 当初 は 商品企画 に 携わっていたが

2008年 から 販売部門 に 異動 したため

商品企画 した キャンター を 自ら 売る こと に なった。

「 小型トラック は ニーズ が 幅広く 乗用車的 な 売り方 や アピール も 必要 に なるため

やりがい が ある 」 と 楽しそう に 語る。


車体 全体 を とりまとめた 恩田 さん は 1991年 の 入社 以来

手掛けた キャンター は 新型 も 含めて すでに 3台目 を 数えていること も あり

「 愛着 は 深い 」 と 言って はばからない。


                   ◇


■ 新興国需要 日 ・ 韓 を 海外メーカー が 追う


 ≪ MARKET ≫


2010年 9月 の エコカー 補助金 終了後

乗用車メーカー は 販売台数 の 低迷 が 続き

10年度 の 新車販売台数 は 大手 8社 の 多く が 前年割れ と なった。

これに 対して 10年度 の 普通トラック ( 積載量 4トン 以上 ) の 販売台数 は

三菱ふそう トラック ・ バス と 日野自動車 ・ いすゞ自動車 ・ UDトラックス の 大手 4社 が

軒並み 前期比 2割増 と 伸長 し 全体 でも 23.5% 増 の

5万 1,415台 で 5年 ぶり の プラス に 転じた。


こうした 販売好調 を 支えるのが アジア を 中心 と する 新興国 の 旺盛 な 需要 だ。

高い 経済成長 を 受けた 物資輸送 用途 の 高まり に より

輸出 が 好調 に 推移。






成熟市場 で 大きな 伸び が 期待 できない 日本 に 比べて

いまや 国内トラックメーカー に とって アジア を 中心 と した

新興国市場 の 取り込み が 不可欠 に なっている。






キャンター に 代表 される

三菱ふそう の 最大積載量 2 ~ 4.8 トン クラス の 小型トラック は

アジア市場 が 中心 で 世界的 にも

日本 と 韓国メーカー の 独壇場 と なっている と いわれる。






海外メーカー も こうした 成長市場 での 勢力拡大 を 虎視眈々 ( たんたん ) と 狙う。

世界最大 の 商用車メーカー で ある ダイムラー だけ では なく

独 フォルクスワーゲン が 出資 している 独 商用車大手 への 買収提案 を 決める と ともに

いすゞ自動車 と 提携交渉入り する など ダイムラー に 対して 追撃姿勢 を 強めている。


乗用車 は デザイン や ブランド など 嗜好 に 訴える 側面 が あるが

トラック や バス は 生産財。

規制 への 対応 の ほか 価格 ・ 燃費 ・ 使い勝手 ・ 安全性 など

所有 や 使用 での 実利 を まず 最優先 に 置く。


こうした 顧客 の 要求 に きめ細かく 応えていくため

必然的 に 技術的 な ハードル も 高くなる。

「 ポスト新長期排出ガス規制 」 への 適合 は その 典型 と いえるが

開発陣 は 「 どうせなら 基準 ぎりぎり では なく はるかに 凌駕 しよう 」 と いう ことで

逆に 盛り上がり 驚異的 な 基準超え の 数字 を 達成 した。


小型トラック に 代表 される 商用車 は 消費者 に とっては

縁の下の力持ち的 存在 と いえる。

ただ その 裏 には 環境 や 安全性能 など の 追求 に 妥協 を 許さない

熱い 技術者魂 が 宿っていること を 知る ため の 絶好 の 機会 と なった。


( 阿部 賢一郎 )


                   ◇



 ≪ KEY WORD ≫


■ キャンター


三菱ふそう トラック ・ バス の 主力 小型トラック。

初代 は 1963年 に 発売 され

2010年 11月 に 発売 した 新型 キャンター は 8代目 に あたる。


※ ↓ は 上 から 初代 キャンター ~ 8代目 キャンター



























排気量 3リットル の 新開発 「 4P10 」 型 ディーゼルエンジン や

小型トラック で 世界 で 初めて 搭載 した デュアルクラッチ式 トランスミッション など

駆動系装置 を 全面 刷新 した ことで

世界 で 最も 厳しい と される 「 ポスト新長期排出ガス規制 」 に

小型トラック と して 初めて 適合 した。

国内販売目標 は 年間 で 2万 5,000台 だが

今年 3月 には 北米 200 拠点 で 販売 を 開始。

このほか 今年末 までに 豪州 や 欧州 など でも 販売 し

12年 には 40 以上 の 海外市場 で 売り出す 計画。

国内 での 販売価格 は 418万 2,000円 から。













この 記事 の ソース は   こちら





Posted at 2011/05/16 13:30:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | 三菱自動車 関連情報 | 日記
2011年05月16日 イイね!

ヤマト運輸 が 三菱自動車 に EV 100台 発注 : 日本経済新聞 ・・・・

ヤマト運輸 が 三菱自動車 に EV 100台 発注 : 日本経済新聞 ・・・・












< 日本経済新聞 関連記事 以下 一部抜粋 >


ヤマト運輸 が EV 100台 発注 三菱自動車 に


【 日本経済新聞 : 2011-05-16 】 



宅配便 大手 の ヤマト運輸 は 2012年 3月期中 に

三菱自動車 の 新型 電気自動車 ( EV ) MINICAB-MiEV を

約 100台 発注 する こと を 決めた。






宅配便 を 集配 する 自動車 を 環境対応型 に 切り替え

環境負荷 を 下げるのが 目的。






まず 12年 開業予定 の 羽田空港 近く の 新しい 物流拠点 などに 重点的 に 配置 し

都市部 など 全国 の 営業所 に 広げる 方針。






ヤマト が 導入 するのは 荷物 が 最大 350キログラム 積める 性能 の EV。







【 ミツビシ ミニキャブ ・ ミーブ 】


























関連情報URL : http://www.nikkei.com/
Posted at 2011/05/16 13:14:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 三菱自動車 関連情報 | 日記

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