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2013年02月18日 イイね!

三菱自動車 「 ミラージュ 」 の 誤算 : 東洋経済オンライン ・・・・

三菱自動車 「 ミラージュ 」 の 誤算 : 東洋経済オンライン ・・・・









< 東洋経済オンライン 関連記事 以下抜粋 >



三菱自動車 「 ミラージュ 」 の 誤算


- 「 リコール問題 」 以前 から 国内販売 に 漂う 暗雲 -



【 東洋経済オンライン : 2013年 2月18日  又吉 龍吾 : 東洋経済 記者 】



2012年 12月25日。

クリスマスイブ から 一夜 明けた 朝

リコール ( 回収 ・ 無償修理 ) に 対する 消極的 な 対応 や 不誠実 な 報告 など を 受け

国土交通省 は 三菱自動車 への 立ち入り検査 を 行なった。


00年 と 04年 の 2度 に 渡る 「 リコール隠し 」 問題 で 窮地 に 陥った 三菱自 に とって

今回 の 問題 は 再び 消費者離れ を 起こしかねない 出来事 だ。


13年 以降 国内販売 の 減速 を 招く 可能性 が ある。


一方 この リコール問題 とは 別に

三菱自 の 国内販売 には そもそも 暗雲 が 漂っていた。


満 を 持して 投入 した “ 戦略車 ” が

想定外 の 苦戦 を 強いられていたのだ。


12年 8月 下旬 に 投入 された エンジン 排気量 1,000 cc の

コンパクトカー 「 ミラージュ 」 である。



◆ 「 タマ不足 」 響き 国内販売 シェア は 最下位


トヨタ ・ 日産 ・ ホンダ --。

世界 にも 通用 する 強豪メーカー が ひしめく 日本 の 自動車市場 に おいて

近年 三菱自 は 精彩 を 欠いてきた。


軽自動車 を 含む 2011年度 の 国内シェア は 3.5 % と 国内乗用車メーカー 最下位。


その 要因 の 一つ が 新型車 の 「 タマ不足 」 だった。


ミラージュ が 発売 されるまで 三菱自 の 国内 販売網 には

「 アイ ・ ミーブ 」 や 商用 の 「 ミニキャブ ・ ミーブ 」 と いった

電気自動車 ( EV ) を 除き 独自開発 の 新型車 が 長らく 投入 されていなかった。


その 期間 は 2年半 にも 及んでいた。


EV は 高い 価格 や 充電インフラ の 問題 など が あり

販売台数 を 稼げる 車 では ない。


そのため 三菱自 は 日産自動車 や スズキ から 立て続けに

OEM ( 相手先ブランド による 生産 ) 供給 を 受け タマ不足 に 対応 してきた。


ただ バリエーション を 広げても 販売力 で 勝る 本家 が ある 以上

積極的 に 三菱自 の 販売店 で 購入 する 消費者 は 少数派。


OEM車 では 国内販売 に 勢い を つけること は 難しかった。


自動車会社 に とって 新型車 の 存在 は

その モデル そのもの を 販売 する と いうことだけでなく

販売店 に 客 を 呼び込む カンフル剤 にも なる。


それだけに ミラージュ には 三菱自 の 国内販売網 に 大きな 期待 が あった。


三菱自 は 12年 10月 時点 で

12年度 の 国内登録車 ( 軽自動車 を 除く ) 販売 を 7.7万台 と 計画。


ミラージュ は 発売時点 で 12年度 目標 を 3万台 に 定めていたことから

国内登録車販売 の 約 4割 を 占める 算段 だったはずである。



◆ 出足 の 勢い は すぐに 失速


実際 ミラージュ は 発売直後 の 9月 には 4,483台 を 販売 し

自動車業界団体 が 発表 する 車名別 販売台数 で 14位 に ランクイン するなど

上々 の 滑り出し を 見せた。


ところが 勢い は みるみる 落ちる。


10月 には 3,054台 ( 同 15位 )

11月 には 2,467台 ( 20位 ) へと 低下。


12月 は 1,359台 まで 下がり 車名別 の トップ 30 ランキング から

「 ミラージュ 」 の 名 は 消えてしまった。


発売開始 から 12年 12月 までの 約 4ヶ月間 の 累計登録台数 は

1.3万台 程度。


単純 に 平均 すると 月販 3,300台 ぐらいだ。


発売時点 に おける 13年 3月末 までの 販売目標 3万台 を 達成 するには

残る 3ヶ月 を 月販 5,600台 以上 の ペース で 推移 しなければならない。



◆ タイ で 生産 する 「 逆輸入車 」


ミラージュ は タイ で 全量 を 生産。

日本 に 「 逆輸入 」 されている 車 だ。


ウリ は 低燃費。


車体 の 軽量化 や 空気抵抗 の 軽減 など によって

普通乗用車 カテゴリ の ガソリン車 で ありながら

燃費性能 は 27.2 km / リットル を 達成 した。


カタログ値 で 見れば ホンダ の 主力車種 の ハイブリッド車 ( HV ) である

「 フィット ハイブリッド 」 の 26.4 km / リットル と 同等 である。


そして もう 一つ の ウリ が 低価格。


日本 では 最廉価版 の 車両本体価格 が 99.8万円 と 100万円 を 切る。


だが 日本 の 新車市場 は 世界 でも 指折り の 激戦区 だ。


目 の 肥えた 日本 の 消費者 に 受け入れられるには

コンパクトカー で あっても 高い 品質 と 性能 が 求められる。


大人気 を 博している トヨタ の HV 「 アクア 」 の 燃費 は 35 km / リットル 以上。


搭載 エンジン は 1,500 cc の ため

ミラージュ と 単純 に 競合 する ワケ ではないが

車両本体価格 は 最安 で 169万円 もの 値 が 付くのに

月販 2万台 前後 で 飛ぶように 売れている。


日本 の ような 先進国 で 環境対応 と いう コンセプト は

今や 当たり前 の 時代。


HV だけでなく 軽自動車 でも 燃費性能 が 30 km / リットル を 超える モデル も あり

燃費性能 では 勝負 できず 単なる 安さ だけ では 武器 に ならない。


そもそも 三菱自 に とって ミラージュ は

国内市場 での ヒット を 至上命題 とは していない。


日本 に 先駆けて 12年 3月 に タイ で 販売 を 開始。


東南アジア諸国 や オーストラリア ・ 欧州 など

世界 150ヶ国 程度 まで 販売地域 を 広げる 計画 だ。


日本市場 は そのうち の 一つ に 過ぎない。


生産地 を タイ に 選んだ 狙い は 低価格 を 実現 するためだ。


人件費 の 安さ に 加え

一定 以上 の 燃費基準 を 達成 した 自動車メーカー には

8年間 法人税 が 免除 される 政策 も ある。


そして 低価格 を 追求 した ワケ は

今後 の 成長 が 見込める 新興国 での 競争力 を 確保 するためである。


目 の 肥えた 日本 の 消費者向け に 新車 を 開発 すると

「 まずは とにかく 安い 車 でも いいから 欲しい 」 新興国 の 需要 に

なじまない 場合 が ある。


三菱自 は ミラージュ の 開発 の 力点 を あくまで 新興国 に 置いた。


三菱自 に とっては むしろ リコール隠し 問題 を はじめ

過去 の 相次ぐ 不祥事 を きっかけに ブランド力 が 低下 したうえ

世界 にも 通用 する 強豪 が ひしめく 日本 で 真っ向勝負 するよりも

新興国 を 開拓 したほうが 合理的 と いう 判断 なのだろう。



◆ 正真正銘 の 正念場


三菱自 の 世界販売 に とっては

ミラージュ が 国内 で 目算どおり に 売れなければ タイ から 日本 への 供給 を 減らし

その分 を 新興国 へと 振り向ける と いう 戦略 は 採れる。


それでも 国内販売 に とって 待望 だった

独自開発 の 新型車 が 苦戦 している 事実 は 痛い。


三菱自 は 13年 1月 には SUV ( スポーツ 多目的車 ) 「 アウトランダー 」 を ベース に

同社初 と なる プラグインハイブリッド車 ( PHV ) を 発売。


13年 夏 には 日産自動車 と 共同開発 した 軽自動車 を

国内市場 に 投入 する 予定 だが 台数 を 底上げ する はず だった

ミラージュ の アテ が 外れたうえに リコール問題 による ブランド の 低下 で

ますます 地合い は 悪くなっている。


三菱自 の 国内販売 は 正真正銘 の 正念場 を 迎えている。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



先日 UP した   こちら   の 記事 に 続いて

残念 ながら またも ミツビシ ミラージュ の 日本 での 不振 を 考察 する 記事 が

東洋経済オンライン にて UP されました。


低燃費 / 価格 の 安さ が 売りの ミツビシ ミラージュ ですが

やはり これだけでは 多数 の 競合 ライバル に 打ち勝つこと は 出来ず ・・・・


三菱自動車 は 早急 に 抜本的 な 解決策 を 打ち出さないと

ミツビシ ミラージュ は ひしめく 競合 ライバル の 中 に 埋もれかねない 事態 も ・・・・


前々 から 私 も 記事 の 中 で 何度 も 言ってきましたが 予想 していた通り ?

三菱自動車 首脳陣 の 販売戦略 の 甘さ / マーケティング の 甘さ

海外市場 を 最優先 し 国内販売 を ないがしろ に してきた ツケ が

ついに 回ってきた と 言わざる を 得ません。


ミツビシ ミラージュ に

他社 の ライバル には ないような 三菱車 らしい 個性 / 特徴 を

殆ど 打ち出せていないのも 大きな 痛手 です。


三菱車 = 4WD と 言う 印象 が 高い にも かかわらず

豪雪地帯 の ユーザー には “ 生活4駆 ” として 欠かせない

4WD モデル の 設定 を しなかったのも 販売不振 の 大きな 要因 の 一つ です。


ミツビシ ミラージュ の 国内復権 には 売りにくい EV モデル の 投入 よりも

4WD モデル の 投入 / スポーツモデル サイボーグ の 復活 or ラリーアートバージョン の

設定 など 三菱車 らしい 個性 の ある グレード を 追加投入 した 方 が

ずっと 効果的 と 考えます。













この 記事 の ソース は   こちら










Posted at 2013/02/18 13:18:05 | コメント(5) | トラックバック(0) | 三菱自動車 関連情報 | 日記

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