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2014年06月22日 イイね!

ミツビシ デリカ D:5 ディーゼル 640 km 試乗 : レスポンス ・・・・

ミツビシ デリカ D:5 ディーゼル 640 km 試乗 : レスポンス ・・・・













< レスポンス 関連記事 以下抜粋 ( 一部 割愛 ) >



【 三菱 デリカ D:5 ディーゼル 640 km 試乗 前編 】

- 雨風 でも ばく進 本格 SUV ライクな 乗り味 -


【 レスポンス : 2014-06-22  井元 康一郎 】



三菱自動車 の ミニバン デリカ D:5 の クリーンディーゼルモデル を

オフロード を 含め 約 640 km 試乗 した。

今回 は 前 ・ 後編 の 2回 に わたり リポート する。


オンロード / オフロード を 問わず 走れる オールラウンダー と いう

キャラクター を 引っさげて 現行 デリカ D:5 が デビュー したのは

2007年 1月。

すでに 7年 選手 と いう ロングライフモデル だが

同様 の キャラクター を 持つ 後追いモデル が 出現 しなかったため

今日 に おいても 自動車マーケット に おいて

オンリーワン の ポジション を 維持 している。


その デリカ D:5 に 一昨年末

クリーンディーゼルエンジン 搭載 グレード が 追加 された。

車両価格 が ガソリン車 よりも 30万円 以上 高価 で

受けられる クリーンディーゼル補助金 も 5万円 に とどまるのだが

カスタマー の 人気 は クリーンディーゼル に 集中 しており

販売台数 の 66% が ディーゼル だ と いう。






◆ 特筆モノ の 衝撃吸収性 ・・・ 市街地


まず 市街地 での ドライブ。

基本的 に 快適性 は 悪くない。

デリカ D:5 はオフロード を 意識 した チューニング を 行なった と いうが

オンロード を 走ってみても 乗り味 は オンロード型 の

一般的 な ミニバン と かなり 異なる 個性的 な もの だった。


舗装面 の 継ぎ目 や 突起 を 踏んだ 時 の衝撃吸収性 の 高さ は

特筆モノ で サスペンション の ブッシュ の 容量 が 相当 に 大きいこと が うかがわれた。

また アンジュレーション ( うねり ) の 通過 では

強固 な 鉄板 の 下 で 四輪 が 自由運動 し 車体 上部 は

あくまで ゆったり と 揺れる と いう 動き で

大船 に 乗ったような 気分 に 浸れる。

デリカ D:5 ディーゼル は FWD ( 前輪駆動 ) ベース の

AWD ( 四輪駆動 ) ミニバン だが

乗り味 は 同社 の クロスカントリータイプ の SUV パジェロ に 近い。


一方 2010年 に 欧州 に 投入 された

新世代 2.2 リットル ターボ ディーゼル の 出来 は

今日 の クリーンディーゼル と しては 少々 粗い。

カラカラカラ と いう ディーゼル 特有 の アイドリング音 と 微振動 は

最新 の 常用 クリーンディーゼル と しては 大きめ。

ただ 加速 を 終えて エンジン の 負荷 が 減少 した後 は 一転

そこそこ 静かな クルーズ と なる。






◆ 大型車 を 彷彿 と させる 独特 の 乗り味 ・・・ 高速道


次に 高速巡航。

デリカ D:5 は 210 mm と いう ヘビーデューティ SUV 並み の 最低地上高 を 持ち

サスペンションストローク も 長大。

フロア が 高いぶん 車体 の 重心 も かなり 高め である。

三菱自 の エンジニア は ロールセンター の 高さ を

サスペンション の ロール 剛性 アップ で 緩和 するのではなく

むしろ 素直 に サスペンション を ストローク させること を 重視 した

セッティング を 行なったようだった。


結果 デリカ D:5 の クルーズ感 は 独特 な もの に なった。

例えて 言えば 東名ハイウェイバス に 使われている

後輪 2軸型 の 大型バス に 似た テイスト だ。

路面 の 荒れ や うねり は ストローク の 長い サスペンション と

アッパーマウント の 上下動 で 徹底的 に 吸収 され

車内 は 常に 平和 に 保たれる。

その 代償 と して ステアリングインフォメーション は 乗用車 と しては 薄いが

ロールセンター が 高いこと が 逆に 幸い して

シート を 通して 伝わってくる 車体 の 動き の 情報 は 逆に 豊か。

姿勢変化 の 情報 を メイン に クルマ を コントロール するのも

大型 SUV ライク で あった。






◆ 雨 も 風 も お構いなし に ばく進


また 悪天候 / 悪路 への 耐性 の 高さ も 特筆 すべき ドキュメント の ひとつ。

試乗 当日 は 南関東 に 大雨洪水警報 が 出ており

関越自動車道 は 高崎 付近 まで 土砂降り。

路面 の 排水 が 間に合わず 道路 の 至るところ に

水たまり が できるような 状態 で あったが デリカ D:5 ディーゼル は

そのような コンディション の 中 でも 水たまり を 踏もうが 強風 に 煽られようが

お構いなし に ばく進 する と いう イメージ だった。

AWD と FWD の 両モード で 走ってみたところ

AWD の ほう が やや 安定感 に 優れるようではあったが

FWD でも 十分 な 性能 で あった。


高速巡航時 は 市街地 では 少々 目立っていた 騒音 は

ほとんど 気にならなくなる。

もともと ディーゼル は 騒音レベル は ガソリン に 比べて 大きめ だが

燃焼音 は 柔らかく 高速巡航 の ステージ では ロードノイズ に 紛れて

聞こえにくい タイプ の ノイズ だからだ。

ただ 6速 での 100 km / h 巡航時 の エンジン 回転数 は 1,800 rpm と

今日 の ディーゼル車 と しては 高め。

エンジントルク は かなり 余っている と いう 感じ で あったので

パジェロ 3.2 リットル ディーゼル の 1,400 rpm と までは 言わずとも

1,600 rpm くらい に 抑えたほうが 騒音面 でも 燃費面 でも

良かったのではないか と 思われた。






【 三菱 デリカ D:5 ディーゼル 640 km 試乗 後編 】

- 「 クロカン 4WD の 三菱 」 面目躍如 ただ 燃費 は もう 一息 -



◆ 重量級 ミニバン とは 思えぬ 軽快さ


デリカ D:5 での 山岳路 走行 は

大柄 な 重量級 ボディ / 高い 重心 など から 少々 きついのではないか と

予想 していたが 実際 に 走ってみると 速さ は ないものの

意外 な ほど 軽快 で あった。

ほぼ 全区間 に わたって AWD モード で 走行 したのだが

コーナー での 後輪 への 駆動力配分制御 が 適切 で

気持ち 早めに コーナー の イン に 付いて スロットル を 踏み込むと

自然 な ロール姿勢 を クルマ が 作ってくれる。

重量級 の ミニバン を 振り回すような ストレス は ごく 小さかった。


南会津 から 栃木 ・ 奥日光 に 向かうには 通常 日光街道 を 通るのだが

その サブルート に 舘岩 から 湯西川温泉 に 抜ける 通称 ・ 安ヶ森林道 が ある。

栃木県側 は 舗装 が 完了 しているが 福島県側 は 全線 グラベル ( 砂利 )

ダート ( 泥濘 ) の 未舗装路 である。

この 区間 の デリカ D:5 の 走り は

かつて “ クロカン 4WD の 三菱 ” と 言われた 三菱自 の 面目躍如 の 感 が あった。

試乗車 の タイヤ は マッド アンド スノー でも ない

普通 の 夏用 タイヤ だったのだが リスク の 小さな グラベル 区間 は

60 km / h で ゆうゆう と クルーズ すること が でき

その際 の 乗り心地 も 快適 で あった。


ダート区間 では さすがに ペース が 落ちるが

電子制御 AWD システム は そこでも 大変 良い 仕事 を した。

とくに サマータイヤ で ダート を 走る 場合

コーナリング中 に 不用意 に アクセル を 開けると 強い アンダーステア が 出て

クルマ が まっすぐ 進んでしまうこと が ままあるのだが

デリカ D:5 は 後輪 の 外側 に 駆動力 を 強めに 与える 制御 が 働くようで

リア が パワースライド して 鼻先 が ちょうど コーナー 出口 を 向く と いう イメージ だ。


安ヶ森林道 にも 路上 を 沢 が 流れる 洗い越し が 点在 しているが

未舗装 で あるため 沢 の 前後 の 段差 は 舗装路 である 国道 352号線 と 比べても

格段 に 大きい。

そのため 普通乗用車 では 微速 で 通過 しても

フロントバンパー 下部 を 擦ってしまいがちなのだが 最低地上高 が 高く

アプローチアングル ( 坂道 への さしかかり で フロント 下部 を 擦らない 限界角度 )

デパーチャーアングル ( 坂道 全体 に 車体 が 乗った時 リアバンパー 下部 を 擦らない

限界角度 ) にも 余裕 が あるため 何の 気兼ね も なく 走り抜けること が できた。






◆ デリカ D:5 ディーゼル の 真価


総じて デリカ D:5 ディーゼル は 街乗り も 悪い と いうわけではないが

ロングツーリング で 初めて 真価 が 発揮 される タイプ の ミニバン で あった。

美点 は ここまで 述べてきたように

オフロード や 山岳路 の 走行 を 苦 に しない 走破性 と

大型 SUV ライク な 個性的 な 乗り味。


また 640 km を 走って 実感 したことは シート の 良さ。

オフロード 走行時 の 路面 からの 衝撃 をやわらげるため

シート 座面 が 分厚く 設計 されており それが 図らずも 長距離 走行時 の 疲労 を

大きく 軽減 させること に 役立っていた。


動力性能 も 優秀。

最高出力 は 148 馬力 と 傑出 した 数値 では ないが

高速道路 の サービスエリア からの 合流 を 利用 して

0-100 km / h 加速 を 手動 計測 してみたところ 9秒弱。

この クラス の ミニバン としては かなり の 俊足 と 言える。


一方 短所 と して 気になったのは

最新 の クリーンディーゼル を 搭載 しているわりには 燃費性能 が 凡庸 な こと。

とくに 高速道路 を 速い 流れ に 乗って 巡航 した 往路 の 関越道 区間 は

満タン法 の 実燃費 で 12 km / ℓ 台 と 甚だ 不本意 な 数値 で あった。

国道 352号線 / 林道 を 通った 山岳路 区間 は 14 km / ℓ 弱。

復路 の 東北道 区間 で クルーズ速度 を

80 ~ 90 km / h に 抑えて 走った時 が

最も 燃費 が 伸び 15 km / ℓ 台 で あった。

排気量 が 3.2 リットル と 大きく 重量 も 400 kg 以上 重い

パジェロ の クリーンディーゼル を ドライブ したとき の 実燃費 が

デリカ D:5 ディーゼル と 同等 以上 だったこと を 考えると

もっと 頑張ってほしいところである。






◆ パジェロ ディーゼル との 違い とは


燃費 を 思うように 伸ばせなかった 大きな 要因 は

AT の シフトスケジュール。

3速 / 4速 の 中間ギア段 では 1,500 rpm 以下 では パドルシフト を 使っても

シフトアップ せず 6速 には 60 km / h 近くでないと 入らなかった。

低速 で 流すときに 慣性力 を 利用 して 空走 しようとしても

エンジンブレーキ で 失速 し 速度 が 落ちると 自動的 に シフトダウン されてしまうため

また 速度 が 落ちる。

速度維持 の ために 無駄 に アクセル を 踏み続ける 必要 が ある と いう 感じ で あった。

そのあたり は アイドリング プラスアルファ の 領域 を 存分 に 使えた

パジェロ ディーゼル と 根本的 に 異なる。


後日 なぜ そのような セッティング に なったのか

パワートレイン 開発 担当者 から 話 を 聞く 機会 が あった。

ディーゼル の 排ガス浄化装置 の 性能 保持 など の 理由 が あるのか と 思いきや

そこには 問題 は まったく なく 純粋 に 騒音 ・ 振動対策 の ため なのだ と いう。

低速 では もともと それほど 静かな クルマ では ないし

SUV ファン だけでなく 街乗りユーザー も 取り込みたい と いう 思い も

わからないでもないが ディーゼル の 持ち味 を 活かすのであれば

低回転 の 積極活用 を 可能 に するような モード も 欲しい。


また これは ハードウェア としての 短所 では ないが

外装デザイン も デリカ D:5 の 弱点 である と 思われた。

とても クリーン な スクエアボディ で 曲面 の 質 も

なかなか 綺麗 に 仕上がっているのだが

普通 の ミニバンユーザー にも 買ってほしい と いう 色気 を 出したのか

あまりに 無難 に 過ぎる。

せっかく 高い オフロード性能 / クルーズ性能 を 持ち合わせているのに

そのことを ビジュアル で 表現 できていない。






◆ SUV として 使える 足まわり と ディーゼル の 粘り が 見どころ


とはいえ デリカ D:5 ディーゼル は

今日 に おいて 唯一無二 の 乗用 ディーゼル ミニバン であり

SUV としても 使える 卓越 した 足まわり / ボディーワーク を 持っていることに

変わり は ない。

また オフロード や 山岳路 でも 重量級 ボディ を ものともしない

ディーゼル の 粘り も 魅力。

デビュー後 7年 と いう 古参モデル では あるが

思いのほか 見どころ の ある モデル と いうのが 率直 な 感想 だった。


≪ 井元 康一郎 ≫






この 記事 の ソース は   こちら   と   こちら


関連記事 は   こちら   と   こちら






















【 関連情報 URL 】

http://response.jp/article/2014/06/21/225944.html

http://response.jp/article/2014/06/22/225973.html



Posted at 2014/06/22 21:32:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱自動車 関連情報 | 日記

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