2015年06月22日

< MONOist 関連記事 以下抜粋 >
アウトランダー PHEV は
アウトランダー の 5倍 売れる クルマ に
【 MONOist : 2015年 06月22日 】
三菱自動車 は
SUV アウトランダー と プラグインハイブリッド SUV アウトランダー PHEV の
フロントフェイスデザイン の 変更 を はじめ 大幅改良 を 行なう。
中でも アウトランダー PHEV は 先進的 な “ プラグインハイブリッド車 ” から
“ ラグジュアリーカー ” への 位置付け の 変更 が 行なわれている。

三菱自動車 は
2015年 6月18日 SUV アウトランダー と
プラグインハイブリッド SUV アウトランダー PHEV の
フロントフェイスデザイン の 変更 を はじめ 大幅改良 を 行なう と 発表 した。
改良モデル は アウトランダー は 同日 から
アウトランダー PHEV は 7月9日 から 販売 を 始める。
税込み価格 は アウトランダー が 251万 9,640 ~ 321万 1,920円
アウトランダー PHEV が 359万 6,400 ~ 459万円。


大幅改良 の 目玉 で ある フロントフェイス は
同社 の 新コンセプト 「 ダイナミックシールド 」 の 基 で デザイン した。
力強さ を 表現 する センター の ブラック部 を
左右 から 包み込む バンパーサイド の 造形 に より
「 人 と クルマ を 守る 機能 を ダイナミック で 力強い 形 と して 表現 した 」
( 同社 ) と いう。
なお ダイナミックシールド に ついては
2015年 4月 開催 の 「 ニューヨーク オートショー 2015 」 で
北米向け アウトランダー を 初公開 した際 に 披露 している。


■ アウトランダー PHEV は ラグジュアリーカー に
アウトランダー PHEV は 先進的 な “ プラグインハイブリッド車 ” から
“ ラグジュアリーカー ” への 位置付け の 変更 が 行なわれている。
アウトランダー とは 異なる 専用形状 の バンパーエクステンション や
サイドガーニッシュ など 各所 を 車体色 と 同色 に 統一 することで
「 一体感 の ある 上質 で スポーティー な エクステリアデザイン を 演出 した 」
( 同社 ) と する。

さらに 内装 では 立体感 の ある シートパッド と
乗員 の 身体 に 沿うような トリムライン を 採用 した シート により
良好 な フィット感 を 実現。
デザイン の アクセント に なる ステッチ を シート や ドアトリム に 配し
ドアトリムインサート にも パッド を 追加 した。
加えて 本革内装 の カラー として “ スポーティー ” な ブラック の 他
“ ラグジュアリー な ” ブラウン を 追加 した。


新デザイン の 4本スポークタイプ を 採用 した ステアリングホイール
「 漆箱 」 を モチーフ とした 「 日本 の 工芸品 の ような 端正 な 美しさ を 追求 」
( 同社 ) した 新デザイン の 大型センターコンソール など
アウトランダー には ない 装備 が 多数 盛り込まれている。


■ ハイブリッド燃費 も 8.6 % 向上
この他 サスペンション や ショックアブソーバー の 改良 により
操縦安定性 と 乗り心地 を 向上 した。
吸音材 や 遮音材 / 制振材 や ダイナミックダンパー の 追加 など
30点 以上 の 改良 により 静粛性 も 高めている。

さらに アウトランダー PHEV では
プラグインハイブリッドシステム の 制御 の 最適化 や
エンジン の フリクション 低減 により
ハイブリッド 燃料消費率 ( JC08 モード ) は 従来比 8.6 % 向上 の
20.2 km / ℓ を 達成 した。
モーター効率 も 向上 しており モーター だけ で 走行 する
EV 走行距離 ( JC08 モード ) は 同 0.6 km 増 の 60.8 km と なっている。
アウトランダー PHEV は
アウトランダー に ない 装備 も 新たに 追加 されている。
超音波センサー を 用いた シフト や ペダル の 操作ミス に よる 急発進 や
後退 を 抑制 する 「 誤発信抑制機能 」 だ。
アウトランダー PHEV は ミリ波レーダー と 単眼カメラ を 用いた
運転支援システム 「 e-Assist 」 を 採用 しているが
レーザーレーダー を 用いた 安価 な 運転支援システム にも ある
誤発信抑制機能 を 備えていなかった。
今回 は 4万 3,200 円 の メーカーオプション で 用意 されている。

駐車時 などに 前後 左右 の 車載カメラ を 使って 車両 上方 から 見ているような
サラウンドビュー を 映し出す
「 マルチアラウンドモニター ( バードアイビュー 機能付 ) 」 は標準装備 と なった。
( 下位 の 「 M グレード 」 を 除く )
カーナビゲーションシステム が 標準装備 の
「 G Navi Package 」 と 「 G Premium Package 」 は もちろん
「 G Safety Package 」 でも ルームミラー に 組み込んだ ディスプレイ に
サラウンドビュー を 表示 できる。

■ 大幅改良 と 機能追加 により 11万 ~ 16万円 の 値上げ
これら の 大幅改良 や 機能追加 により
アウトランダー PHEV の 税込み価格 も 改定 されている。
2014年 4月 の 一部改良 では
最も 安価 な 「 E グレード 」 ( 受注生産 ) が 341万 8,200円
「 G グレード 」 が 367万920円
運転支援システム 「 e-Assist 」 を 搭載 する
「 G Safety Package 」 が 376万 8,120円
e-Assist に 加え メモリタイプ の カーナビゲーションシステム を 搭載 する
「 G Navi Package 」 が 412万 3,440円
最上位 の 「 G Premium Package 」 が 443万 160円 だった。

今回 の 大幅改良 では E グレード と G グレード を 廃し
新たに 最低限 の 装備 を 搭載 する 下位 の M グレード を 設定。
税込み価格 は 359万 6,400円 だが e-Assist や 超音波センサー
マルチアラウンドモニター ( バードアイビュー 機能付 ) など は 選択 できない。
中核グレード に なりそうなのが G Safety Package で
税込み価格 は 388万 2,600円 と なり 11万 4,480円 の 値上がり と なった。
同様 に G Navi Package が 423万 3,600円 で 11万 160円 の 値上がり
G Premium Package が 459万円 で 15万 9,840円 の 値上がり と なっている。


なお プラグインハイブリッド車 など を 購入 する際 に 政府 から 得られる
「 クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金 ( CEV 補助金 ) 」 は
上限 で 29万円 で これは 2014年 4月 の 一部改良時 と 同じ で ある。
■ 三菱自動車 の 主力 は 軽自動車 と プラグインハイブリッド車 に?
月間目標販売台数 の 設定 も 興味深い。
アウトランダー の 200台 に 対して
アウトランダー PHEV が その 5倍 の 1,000台 に なっているのだ。
ちなみに 2012年 10月 に アウトランダー を 発売 した際 の
月間目標販売台数 が 1,000台
2013年 1月 に アウトランダー PHEV を 発売 した 際 には
2012年度 ( 2013年 1 ~ 3月 の 3ヶ月間 ) で 4,000台 だった。
アウトランダー PHEV は
リチウムイオン電池 の 不具合発生 など の 問題 も あったものの
三菱自動車 を 代表 する 車両 として 認められ
月間 平均 で 1,000台 の 販売ペース が 続いている。
一方 アウトランダー は アウトランダー PHEV ほど の 独自性 が 認められず
アウトランダー PHEV に ユーザー が 移行 したこともあり
月間販売台数 が 200台 程度 に 落ち込んだ と いうことだ。
そうであれば アウトランダー PHEV に さらなる 付加価値 を 付けて 値上げ し
ラグジュアリーカー的 な 位置付け に するのは 当然 の 戦略 に なるだろう。
今後 の 三菱自動車 は eK ワゴン に 代表 される 軽自動車 と
ラグジュアリー な プラグインハイブリッド車 が 主力 に なっていくのかもしれない。


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Posted at 2015/06/23 17:41:29 | |
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三菱自動車 ニューモデル | 日記