真夜中のKBC本部(コテビンチロホンブ)を暗雲が包み込み、怒号が飛び交う・・・。
幹部会議の中での出来事だ。
昨年度の営業成績報告の場で下図が掲示されたためだ。
我が社は明らかに他社に遅れをとってしまい、不本意ながら後塵を拝してしまっていることは明らかである。
それは、関東に本拠地を置き、全国に支店を構える強敵(友)である・・・。
諜報員によると、にわかには信じがたいのだが、Fバンパーを5分弱で脱着できる漢や、アルコールを摂取しなくとも摂取したような行動を行うことのできる漢がいるらしい・・・・。
また、電気回路図を適当に記入してそれを実現させてしまうともいう・・・・。
毎週のように活動を行い、Fバンパー脱着のタイムを競う厳しい訓練もおこなっているとのことだ。
決死の覚悟で、数枚だけ写真を撮影することができたということだ、それは「人物」、「車」と何かの「パーツ」のようだ。
我々は恐怖した。
その猛者及びパーツが上記グラフの陣営にヘッドハンティング、または使用されているだろうことは容易に想像できた。ウォルトディズニーからも引き抜きを行ったきらいがある。
そんな中、背水の陣で臨むKBC-PROJECTチームにKBC翻訳俱楽部から、資材置き場で発見されたという古文書を解読したものを手渡された。
こ、これは!
幹部職員が騒然となった。
諜報員によると最西ではないが、近日 漢が全国から集結するらしく、それも激固の浜だという。「BLACK CAT OFF MEETING」というらしい。
古文書の「八土ヤン」の意味はわからない、「童子」は解るが、とにかく我が社にとって、経営状態を改善する、「何か。」が起こることは、赤子でも感じ取ることができるであろう。
そして、KBC部隊の中でも特に優秀な「グリーンKBC」を派遣することとなった。
女性諜報員(ウーマンKBC)も同伴させることで、相手を油断させ機密情報を探る作戦である。
作戦コードネーム「GWS」を決行する。
(G:ゴールデン若しくはグリーン、W:ウィーク若しくはウーマン、S:作戦の頭文字)
GWS作戦決行日、「グリーンKBC」の私に白羽の矢が立った。
秘密兵器「スマート電話」を手にし、アプリケーションソフト「漢を探すソフト」を起動した。
するとどうだろう、わらわらとある浜に「漢」が集まっていくではないか!
かつて聞いたことがある。
・・・・・「漢」、歳を重ね、加齢なる匂い発すると・・・・。その匂いにより集いし場所が、その浜であるようだ・・・・・。
このスーパーアプリケーションにより、目的地を特定することは容易であった。
本部からの距離約300km、麗棒倶によって簡単に目的地へ到達することができた。
自分の使命の重さから、途中のサービスエリア、パーキングエリアには目もくれず目的地を目指す・・・・。決してトイレ休憩などといった行為は行うことができない。
目的地付近に近づくにつれ、漂う「漢☆気」を感じることができた。それは段々凄まじいものになっていく。
暫く進むと目の前に広がる光景に愕然とした。
69年に一度しか見られないという景色を目の当たりにしたからだ。
周りに気づかれぬように、秘儀「抜き足差し足忍び足「S」」で周りを伺いながら探索を開始した。
すると、早くも漢に出会うこととなった。
眼光が鋭い、漢の中の漢、MAX漢に遭遇した。
潜入したが、ここで私の身分がバレてしまうと、屈強な漢友にやられてしまう。
モードを「抜き足差し足忍び足「S#」」に切り替えた。
麗棒倶 漢スペシャルが山のように存在した。私達はこっそりその一部をストーキングした。
適当号
kazuevo号
駄目だ、到着時間が幹部の指示による時間より遅れてしまったため、ろくにストーキング出来ない・・・・。
BLACK CAT=神 と伝わる猛者へもストーキングも出来ない・・・・。そうこうしている間は何やら激固浜の中央付近で「蛇ん券」が行われていた。
そして、その中でも一段と屈強な漢からハートフルボイスで「八ちゃん・・・・。」
と言葉が発せられた。よく聞き取れなかったが、間違いない。
・・・・・これが古文書にあったものだ。 扉が今開かれる!
それもそのはずだ。
これだけの漢が集っているのだ。
指示に従う・・・・・・・。
古文書に記載されていることが何なのか社運をかけているのだから。
移動すること数十分、目的地にたどり着いた。
見た目はバスの停留所のような「居酒屋八ちゃん。」古文書の名前とは微妙に異なっていたが、この際もうそれでいいということで本部からの潜入命令が下された。
扉は開かれていた。
中に入ると、わらわらと漢友が侵入し、その場を埋め尽くす。
そして、たしかに見たのだ。
「童子」を・・・・・・・・。気のせいだったのか。
いや気のせいでは無かった。そこに存在したのだ。
他の漢友には見えていないのか?
古文書のとおりとなった。
何かが起こるのだ!!
すると童子が私を、優しく強く励ましている?ではないか!
これは・・・・・・・・。
素姓を察しているのであろう。ウーマンKBCも一緒になって励ましてくれている。日常の激務に対しての尊敬なのだろう。
それにより、グリーンKBCである自分であっても、自分の行動を抑えるのが難しくなってしまった。
周りを見ると、漢友は「秘儀アルコール摂取」により、ただでさえ強力な漢であるのに、戦闘力が別物のように上がっている。
これはいち早く退散するしかない。
私へのリップサービスは留まるところを知らない。
やがて私の魂は肉体から離れていった。後の事は覚えていない・・・・・・・・・。
ただ、屈強な漢友に会えたことを感謝している。
また、取り仕切っていた方に、熱烈な感動を、ありがとうと言いたい。
TO BE CONTINUED・・・・・・・・。
ブログが遅くなってしまいました・・・・・・。
皆さんに感謝です。
ありがとうございました!
※写真も撮れていなかったので借用してしまったことをお詫びいたします。あれだけのスターを集めてしまった黒ねこちゃんのカリスマ♪♪ごろさん、たろいもさん凄いっす♪