日々精進に励み、いろいろなミッションをこなしてきたわけだが、久々に一般的に「休暇」と呼ばれるものを取得できることになった。
疲れを癒すための上層部の判断であろう。
私はそれでも、情報収集のために活動を行っていた。女性諜報部員も賛同してくれたようで同伴している。
愛を求めていたのか「愛知」という県を縦断することに決定した。
順調に麗望倶を走らせ、「豊橋」という場所に辿りつく直前に強力な「漢臭」が私の鼻をなでる。
その方向へ舵を切った。
その元凶はどうも「伊藤商店」=「イトーヨーカドー」という店舗のようだ。
すかさずK-PHONEで調査を試みると、「加齢宇鈍集会」が行われているというのだ。
一般人を装い、潜入を試みることにした。この、うだるような「漢臭」、危険度はほぼMAXだと感じた。
立体駐車場を細心の注意を払いながら登っていくと、そこにレヴォー群が現れたではないか。
伊藤商店に買い物に来た一般客を装い、そこにまぎれることで、潜入に成功、その中でも一層屈強な漢が麗望倶の前部を開放していたため、調査を試みた。
思わず息をのんだ・・・・・。フルチューンだ・・・・。KBC本部へ報告するため極秘に写真を撮っておいた。
その「漢」はまだ、弄り足りないという・・・・・。これは早急に退散し、本部に報告せねばならない。
だが、そこはまだ恐るべき「弄り」を行っている猛者の巣窟であるため命を賭して、更なる調査を行う。
あまりに危険が伴うため写真を撮ることができなかったが、制動器具を交換している猛者や、顔を整形している猛者がいた。
「チビッコ」もいた。情報収集のため話をすると、車は「麗望倶」しか知らないという。我々のPROJECTに是非スカウトしたい人材である。
だが、「沼」という言葉を言い残し、どこかへ消えてしまった。カイジに関係するチビッコだったのかも知れない。
これ以上調査するためには我々のエネルギーをチャージしなければならない。
階下に降り、歩くこと数分、、、、また強大な「漢臭」がするではないか、いや「漢臭」に「女史臭」が混ざっている。
これは比叡山の虎、ブライト艦長とカマリン女史と呼ばれるレヴォーガーだと直感した。
遠くから調査するため、フードコートなるコートの席をとり、エネルギーをチャージしていると、私達の席にブライト艦長、カマリン女史が座ってくださったのだ。加齢宇鈍は混んでいて食べれないらしい。
あまりの出来事に箸を持つ手が震え、エネルギー補給どころではなくなった。
やわらかな女史のオーラに包み込まれた。
私達は普通のおっさんとおばさんになった。
「お話」をしちゃおう。ってな具合である。
「混んでいて加齢宇鈍が食べれないって辛いですね?」と私が軽はずみ、軽率な発言をしてしまった。
すると女史は観世音菩薩のような笑顔で・・・「いいえ、私は皆さんに会えるだけで幸せなの・・・・・。」
なんという器の大きさだ。私は自分の心の未熟さ、器の小ささにその場に立ち尽くしてしまった・・・・・。
日々精進・・・・・切磋琢磨・・・・・一石二鳥 いろいろな熟語が浮かんでは消えていった。悔い改めなければならない。
食事を終えると、別の場所に麗望倶を利用して移動することになった。
ブライト艦長は私に目で合図をした。 ”私についてこい。” 目がそう語っていたのだ。
遠い彼方へ行ってしまった。未熟な私に試練を与えてくださったのだ。
そう思った直後である、女性諜報員が「あの車かっこいいね。」と言ったのだ。私は耳を疑った。車をかっこいいと言ったことは今まで一度もなかったのだ。なんということだろう。
これは、チャンスかもしれない!「かっこええよな、あれ付けてもええ?」とリアディフェーザーを指して言うと即座に「あかん。」と返答された。
何てことだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
また、お会いする時までに、もう少しだけ大人になると心に誓った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
To Be Continued.................................
Posted at 2015/07/24 02:56:23 | |
トラックバック(0) | 日記