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どのくらい前だろうか。
まだ、食べるラー油が流行るずっとずっと前、こんなうまいラー油があるのかと驚いた。
「石垣島ラー油」
確か、誰かのお土産でもらったんだった。
その後、沖縄物産展か何かで買ったけど、そのあとなかなか手に入らなくなっちゃった。

どうやら確実に手に入れるには、石垣島に行かなきゃならないらしい。
で、ペンギン食堂というところで手に入るらしい。
ペンギン食堂のペンギンが辺銀さんちだと知ったのは最近のことだ。

そんな辺銀さんちが生まれるまでの心温まるおはなし。
ホッとする感じ。
行ったことないけど、いつか行きたい石垣島に、やっぱり行きたくなっちゃう。

小池栄子は、いつの間にやら実力派女優に一歩ずつ近づいているね。

映画「あなたへ」がThe健さんなら、
この映画はまさにTheイーストウッド。

この2人同級生なのね。

健さんが「不器用ですから」全開だったのに対し、
こちらは悪ジジイっぷりが全開。

助演のエイミー・アダムスの演技が非常によかった。
あまり考えずに観て、気分良く帰れる作品。

序から5年、破から2.5年。

ちょっと忘れかけていたけど、思い出した。
そういう展開になったのね。

ちょっと重い流れで、頭が疲れる。
きっとBD買うんだろうけど、もう1度観に行こうかな。

新世紀エヴァンゲリオン時代からのファンとしては、こういう展開が残念なような、自作が楽しみなような。
宇多田の新曲は、演歌っぽいですよ。

さて、この次も、サービス♪サービスぅ♪

周防正行監督作品。

「それでも僕はやってない」もそうだったけど、重いテーマを丁寧に取材をしている様子がわかる作品づくり。
この監督のそういう姿勢は嫌いじゃない。

この映画は、実際にあった事件をモチーフにした小説の映画化。
この事件のことはよく覚えているし、当時色んな事を考えた。

死を考えることは、生きることを考えること。
どう生きるか、どう死ぬか。
自分の死、家族の死、患者さんの死、大切な人の死・・・

何が正しくて、何が間違っているか。
医療人として、絶対、はないと思う。

個人的な気持ちが入っちゃうので、映画としての感想より、そういう感想がメインになっちゃうな。
映画としては、草刈さんがきれいだったけど、序盤の濡れ場はいらなかったかも。

たぶん嫌いな映画なんだろうと思ってたけど、踏み絵として観てきた。

原作は、このミスとかで1位になった作品だけど、作者の対談かなんかに、賞をとってやろうと思って書いたとかなんとか・・・、小説としてギミックを詰め込んであるんだろう。
一応、文庫本を買ってあるけど、まだ読んでない。好きかどうかは別として、きっと面白いんだと思う。

その原作の映画化、三池崇史作品。
2時間で何をどう描くか。
残虐性を前面に押し出した殺戮シーンを延々と見せることで、殺人の善とか悪とかとは別次元で、エンターテイメントとして成立させようとしているのか。
どんどん殺されていってしまうので、登場人物の心理描写をしている余裕はない。
主人公の精神世界は描かれているけど、わかりにくいかな。音楽はよかった。

観終わった後に「感動しました」、「大切な人を思いうかべました」、なんてセリフを述べてる人がいたら、頭がおかしいと思う。
「こういう映画はわかる奴にはわかるんだ」と嘯くか、嫌悪感を示すか、どちらか。

踏み絵としては、三池崇史監督作品は趣味が合わない。やっぱり好きじゃない。