
奥様の御愛車、2010年式フォルクスワーゲンPOLO TSIコンフォートライン サバンナイエロー。
乗り換えることに決めました!
なんども書きますが、燃費もいいし、オンロードの普段使いから高速までキッチリと使えるいいクルマです。
雪道の走破性が長野ではネック。
あと、ディーラーがちょっと。
6年10万キロ乗ったので、もう少し大きいSUVに乗り換えます。
これまで回ったいくつかのディーラーでの下取り査定は、どこもおしなべて10万円也。
買取店巡ったほうがいいですねぇ、とか言われてしまう。
このPOLOの適正価格?は正直よくわからない。
ただ、できれば高く買ってほしい。
知らない間に奥さんが一括査定サイトに申し込んだみたい。
メールと電話がたくさんきたらしい。
仕事中でほとんど連絡がつかなかったようだけど、幾つか話ができたそうで先日の午前中に査定に行ってきたそうな、ツマが。
1、リンゴの会社。
普通に査定して17万円、1週間は見積もり有効ですって。
時間もかからず、ふーん、そんなものかって感じで次の店へ。
2、このところ出店攻勢かけている会社。
この店から帰ってきた奥様、憤慨していましたねぇ。
時間があまりにないので手短にお願いしたい、今売るかわからないけど査定してほしいって、了解を取って行ったのに関わらず…
・電話であらかじめ話をしてあるのに、営業に一から説明しなくてはならない。
・でてきた営業が査定せず(多分できない)、在庫車の購入を勧め出す、さらに説明が長い。
・きちんと査定せず、だいたいこれぐらいです、って提示したのが16万。
・売ってくれると確約してくれないと、きちんとした見積もりは出せません。
・他の店に行ってもどうせ同じですし、今決めてくれないと買取約束できません。
・うちに売ってくれるなら、在庫車をかなりお買い得に購入できます。
話が通じなくてかなりイライラした模様。
あまりに営業のレベルが低く、接遇もなっとらんとご立腹。
松本店もできたばっかりだけど、こういう店はいずれ淘汰されるんじゃないかな。
このぐらいの価格差なら、ディーラーで下取りの頑張ってもらうようにプッシュしたほうが良さそうなもんだけど、過走行の輸入小型車はちょっと難しいみたい。
その日の午後、
奥様はご予定があるそうで、奥様が用を済ませている間に近所にある買取店にomingが持ち込むことに。
3、ふらっと入った、元ホリエモン店。
店に誰もいないので、スイマセーンって呼んだらしばらくして店長という人がでてきた。
飄々としているけど、きちんとした査定をしているようだった。
「私は駆け引きとか嫌いなので」と前置きして、マックスという価格を提示してきた、25万円。
すごくはっきりと、わかりやすく伝えてくれたので、気持ちいい感じ。あっという間。
妻と相談してきます、と言って帰ってきたけど、この店で売っていいんじゃないかとおもった。
4、最大手の巨人。
奥さんを迎えに行くまでにまだ時間があるので、もう一店巡ることにした。
ネット上ではいい噂を聞かない会社だけど、GTAの前車フォレスターもこの店で売ったんだ。
クルマを停めると、らっしゃいませー!って若いおにーちゃんがやってくる。
「埼玉のご出身ですか?浦和レッズのキーホルダーつけてらっしゃるので…僕も埼玉なんです!」
つかみはオッケー。
次に出てきたのは李忠成似のスマートカーライフプランナー、なんじゃそりゃ。
いろいろ探りを入れてくるので、「査定は初めてです」と伝える。
最終的にはここに売ることに決めたのですが、ここからは李忠成似の営業とのやり取りをお届けします。
営「いいお色ですね。程度がいいので16万円というところです」
ー ああそうですか。ありがとうございます(白目)。そんなもんなんですねー。
営「結構走られていますから…ただ今売るの決めてくれるなら、もう少し出せます」
ー 妻のクルマだし、今は決められないし、まだ使う必要あるし。
営「代車は新形のワゴンR(だったかな)が出せます」
ー 代車は絶対ヤダって妻が言ってるし、今はまだ決めないって。
営「ちょっと待っててください、全国の販売店でもう少し高く買ってもらえるとこを探してます」
ー (こりゃ、前に店で決まりだな…)
ここまで25分。もうすぐ用事が終わりそう、迎えに来てと妻からLINE。
営「輸入車扱っている系列の専門店に頑張ってもらって、なんとか20万という額がでました、マックスですね」
ー わかりました、ありがとうございます。妻と相談してきます。用事があるので…(立ち上がり帰ろうとする)
営「ああ、ちょっと待ってください。ご納得いただけないですか…」
ー 納得するとかしないとかじゃなくて、妻のクルマだから相談しないと決められない。他の店も行ってほしいと言ってたので。
営「…わかりました。じゃあ最後に一つだけお聞きしていいですか。omingさんにとって、どういう店で売りたいですか?」
ー (´Д` )そりゃ高く買ってくれるところでしょ。
営「ですよね。我々には全国の販売店ネットワークがあって、POLOを売ってほしいという全国の店に最大限の価格を今出してもらってるのでもう少しだけ時間ください」
ー ( ̄Д ̄) (さっきマックスって…)
ここまで40分。早く迎えに来て、と妻からLINE。
営「最大限に頑張って25万という店がありました。なんとかうちで買わせてくれませんか?」
ー (°_°)どんどん上がるもんですねぇ…ありがとうございました。ちょっと考えて連絡します。
営「今、奥さんに連絡して聞いてもらうわけにはいきませんか?わたくし席を外しますので」
ー (ー ー;)
妻に連絡。同じ額なら3店目がいいと伝えると、どっちでもいいからとにかく早く迎えに来るように、と。
営「いかがでしたか?奥様の反応は?」
ー 他の店でも話を聞くように言ってます。(早く帰りたい)
営「他でもこれ以上の価格はでないと思いますよ。うちでも今じゃないと、この価格は保証できませんし」
ー それでもいいから、とにかく他の店でも話を聞かないと納得できないと言ってますので、今日は帰ります。(とにかく早く帰りたい)
営「…わかりました。最後にお渡ししたいものがありますので、少々お待ちください」
ー o(`ω´ )o(さっき最後って言ったじゃん。早く帰りたいよぉ〜)
しばらくして持ってきた一枚の紙。査定結果と書いてある。《全国定価 69000円》
営「これがoming様のPOLOの正直な価値です」
ー (−_−#)ハァ。 (…いや、妻のクルマだし。今までのやり取りはなんなのさ。)
営「逆に、いくらなら売っても良いとお考えですか?」
ー そんなのわかんないよ。高い方がいいに決まってるけど。(逆に、ってなんだよ)
営「ホントにこれで最後です。30万でどうでしょう。もう一度奥さんに聞いてもらえないですか?」
ー ( ゚д゚)ハァ? (おいおい、思いきったな)
妻に電話。すでに1時間経過。
ー 決めていいかな←めんどくさくなってる。
妻「もういいよ、それで」←めんどくさくなってる。
営「いかがでしょうか!」
ー もうそれでいいって言ってます。でも代車は絶対いやだし、使う用事があるからギリギリまで売りませんよ。
営「ありがとうございます!代車はいいので、好きなだけ乗ってください」
交渉したつもりは無かったけど、結局小出しに価格が上がっていったので決めちゃった。
こっちは一度も価格を上げて欲しいとは言っていない。
価格は上がって、当初より随分値上がりしたけど、ある意味李忠成似の粘り勝ちとも言えるかな。
こういう価格交渉のやり取りは非常に面倒くさい。
もっと粘ったらもう少し値が上がったのだろうか?
すぐ売りたい人は、買い叩かれちゃうわけだな。
POLOの30万という価格がそれなのかはよくわからないけど。
きっと綺麗にされて、50-60万で売りに出されるのかな。
こういう買取専門店は、他の店より早く、焦らせて、客にすぐに決めさせようとするから、できるだけこちらに主導権を残しておかなきゃだめだね。
というわけで、近々売却することが決まり、丸6年を待たずにお別れすることになりました。
これで、埼玉往復したらお別れ。
奥さんのクルマなんだけど、かまって無かった割に、結構センチメンタルになってる。
オトコってそういうところあるよね。
ありがとうね、黄色いPOLO。
