2018年08月21日
さて、ようやく本題に(笑)。どうもRRのためか、一部で(FFに比べて)直進安定性がいま一つとか言われているようです。
結論から先に言いますと、こういうことです。
「ものすごくまっすぐ走ります。前軸荷重が少なく車高もわりかし高いので、路面や横風の影響で進路は乱されやすいのですが、微舵修正すれば大丈夫。しかし電動パワーステアリングがどうにもこうにも(笑)。」
トゥインゴ3のリアサスペンションは「ド・デオン(カタログ表記ママ)」
いわゆる車軸懸架で左右のタイヤを車軸でつないでいます。そのためタイヤを進行方向にまっすぐに向けやすい。つまりまっすぐ走りやすいと。
直進安定性が気になってくるのは、時速70キロを超えたあたりから。
車重が1トン未満と軽い上にサイズの割に車高が高いので、風の影響は割とあります。体感的には、東名阪自動車道の鈴鹿・四日市間(登り)が最高に厳しいシチュエーションです。この区間は路面が悪い上に、伊吹おろしで風がキツイ、観光バスとトラックが多いので追い抜かれ時にあおられると三重苦(笑)。まわりにあわせて時速100キロくらいの巡航だと結構気をつかいます。ただ、ダーッと進路が流されることはなく、微舵修正ですみますが....。
とにかく風ですかね。時速100キロであってもトンネルの中ならビターッとまっすぐに走るので。
で、その微舵修正が....。
トゥインゴの電動パワーステアリングは、直進付近をギューッと締めて手応えを重くしてあります。ステアリングから手を離してもしばらくまっすぐ進むので、直進性がよいと思いがちですがそうではないです(勝手にまっすぐ進むということ)。中立付近は遊びがあって手応えはスルッスルー(擬態語by森慶太)の方が微舵修正しやすく、直進させやすいのです(人間が手応えでまっすぐ進ませるということ)。
加えてパワーステアリングのフリクションが強い。ちょっとステアリングを切って手を離すとそのまま曲がっていきます(笑)。本来ならちょっと切って離すと、直進に戻らないといけないのですが...。
中立付近を締めたうえにその前後のフリクションが強いので、微舵修正に使う部分の手応えが重いし、曲がり始めの立ち上がりが分かりにくい。
そんなわけで、できるだけステアリングホイールを握らないようにしておいて、微妙な手応えの変化を感じつつ、これまた微妙にステアリングを修正する、という感じになってます(私の場合は)。長時間乗ってると腕が疲れてきます。特に納車後3週間ほど二の腕が痛くなったりしてました。パワーステアリングのせいだと気がついてのはしばらく経ってからです。
でも結果的にはものすごくまっすぐは走ってるんですよ。トゥインゴの周りの車の方がよっぽどフラフラしてますから。
このパワーステアリングの制御がもっとマシなら良かったんですけどね。
まっすぐ走るから話がずれますが、コーナーリングもちょっとアレです。
納車直後はよくステアリングを切り足す場面が多かったのです(コーナーにあわせて切ったつもりが切った量が足りなかった)。最初はフロント荷重が足りないせいかと思っていたのですが、どうもパワステの手応えが原因のようです。
中立付近からの切り始めの手応えが重いので、切る分量の見積もりが少なくなっていたみたいです。本来中立部分は遊びで手応えも軽く、そこから切っていくと手応えが出てくる=コーナーリングフォースが出てくる部分をなぞっていく感じで更に切っていく。それが中立付近に手応えがあるので、切り始めてすぐにコーナーリングフォースも立ち上がっているように手が錯覚しているんでしょうか。
しばらく走ると感覚が修正されてくるのですが、乗ってない日々が続くと、また感覚がリセットされて切り足りなくなります(笑)。
実際クルマはキレイに曲がっていきますので、問題はパワーステアリングの制御だけなのだと思いますが....。
前のゴルディーニR.S.のときはそういうことは全くなかったのですが(退化した?)。
このパワーステアリングについては、気にならない人は気にならない話なんですが。
ま、それはともかく「まっすぐ走ります。」
Posted at 2018/08/21 23:34:21 | |
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トゥインゴ | 日記
2018年08月20日
今回の車選びのコンセプト
「小型MTで、できれば非力」
NDロードスターも考えましたが、少々お値段高め(笑)。中古だとNB・NCはデザインが好きじゃないし大きいし、NAは距離走り過ぎ(マツダでフルレストアできるそうだけれど、費用が半端ないし)。
デミオ13S、スイフトXGの5MTも考えましたが、どうせならもうちょっと趣味性があった方がいいかと、結局欧州方面に。
2/9の手帳のメモを見てみると、
中古で、
シトロエンC2 1.6VTS(ちょっと距離走りすぎ)
シトロエンDS3(パワーあり過ぎ、あとターボ)
フィアット500S
フィアットPANDA
プジョー208アリュール
ルノー・ルーテシア・ゼン(ターボがなあ)
ルノー・トゥインゴ・ゴルディーニR.S.(また買い直すか?)
ルノー・トゥインゴ・ゼン(試乗車落ちあり)
新車で、
ルノー・トゥインゴGT(お値段お高め)
フィアット500はもう見飽きた感はありますが、実物を見るとやはりデザインは絶妙だと思います。トゥインゴ3よりバランス良いと思います。最後までフィアットは悩んだのですが...。
前回のゴルディーニの印象が良かったので、やっぱりルノーにしようかと。
ゴルディーニの中古を試乗できるかもという話があったのですが、結局かなわず、ゼンを試乗しまして、まあこれでいいかな、と(笑)。
決め手は超非力なミッドシップってことですか(スーパーカーブーム経験世代なのでミッドシップは魅惑の響き)。
カタログ上リアエンジンってことになってますが、エンジンの重心が後輪車軸より前にありますんで、形式上はミッドシップですね。操舵輪に駆動力がないってのも美点でしょうか。
しかし結局試乗車落ちも手に入らず、新車を買う羽目に(慣らしが面倒だった...)。
乗った感じなんかはまた明日以降に。まあ色々ありますわ。
自分で乗る分にはいいんですが、トゥインゴでMT乗りたい方にはGTをおすすめします(特にギア比、笑)。
Posted at 2018/08/20 20:55:14 | |
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トゥインゴ | 日記
2018年08月19日
なんやかんや書くまえに、これまでの車遍歴を見ていただくと、嗜好がよくわかるかと...。免許取って30年以上、でも車に乗ってた期間は半分強くらいですかね〜。
試乗マニアではないので(購入の最終候補になるまで試乗しないので)、所有したものと会社の車以外は、そんなにたくさんの種類は乗ってないです。
●所有車歴
日産スカイライン2000GT(中古、6代目の最下位グレードSOHC、5MT)
ユーノスロードスター・スペシャルパッケージ(5MT)
【空白期間が数年】
フィアットニューパンダMAXI(2代目、5速セミAT・デュアロジック)
シトロエンC2 1.4VTR(5速セミAT・センソドライブ)
【空白期間が数年】
ルノートゥインゴ ゴルディーニR.S.(2代目左ハンドル、5MT)
【2年ほど空白期間】
ルノートゥインゴ ゼン(3代目、5MT)
で、現在に至ると。
後輪駆動ののMTとか、欧州小型車のシングルクラッチ2ペダルとMTとか。もし今、新車で買えるのであれば、人におすすめできるのは、NAロードスターとトゥインゴ・ゴルディーニR.S.。共に1.6DOHCと5MT、昭和のバブルの香り。
●仕事で乗ってたもの
マツダファミリア 3ドアハッチバック(6代目1.3L、4MT)
スズキアルトバン(3代目詳細覚えておらず、4MTと3AT)
三菱デリカカーゴ(初代2WD2.0Lガソリン、4AT)
ファミリアとアルトはエンジン全開で。ガソリンは会社なので遠慮なし(笑)。実用車の4MTは楽しい。
●ディーラーの試乗より長い時間乗ったことのあるもの
シトロエンAX GT(5MT)ユーノスの代車で数日
三菱デリカスペースギア(詳細不明、4AT)レンタカーで1度のみ
オペルアストラワゴン(初代詳細覚えておらず、左ハンドル4AT)週1で2年ほど
トヨタパッソ(初代1.0L、4AT)カーシェア、週1で2年ほど
メルセデス・ベンツSクラス(4代目W2204ドアセダン詳細不明、AT)週1くらいで半年ほど
日産マーチ(3代目、4AT)カーシェアで5回ほど
日産ノート(初代1.5L、4AT)カーシェアで5回ほど
BMWミニクーパー(5ドア詳細不明、6AT?)カーシェアで1度のみ3時間
トヨタプリウス(3代目詳細不明)カーシェアで1度のみ3時間
シトロエンのAXは楽しかった。パワステなしですが、車重軽いので気にならず。新車で買えるなら欲しいかも。逆にノートはカックンブレーキでもう乗りたくない。プリウスは乗ってみたら違和感全開で、もう2度と乗りたくない。パッソやマーチの方がまだマシだった。
●ディーラーの試乗等1回のみ10分ほど
トヨタカローラFX(初代1.6L、5MT)大学時代の友人のものを試乗
スバルR2(詳細覚えておらず、CVT)
BMWミニONE(2代目、CVT)
シトロエンDS3(初代、5MT)
フィアットチンクエチェント(1.2V POPとツインエア、5速セミAT)
アバルト595(1.4L、左5MT)
チンクエチェントとアバルトは良かったですが、結局トゥインゴのゴルディーニを選びました。
とまあこんな感じで、現在に。
トゥインゴ・ゼンを選んだ理由と他の候補のお話はまた次回。
Posted at 2018/08/19 21:14:31 | |
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トゥインゴ | 日記
2018年08月18日
「営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由」という本があります。
続編で「営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由2~逆説自動車進化論~」も読みまして、
更にドラテクの本「別冊モータージャーナル 四輪の書」まで読んだら、また車に乗ってみたくなりました。
最近の車はどれもこれもつまんねえな〜とお感じの方は、ぜひご一読を。
二輪の方が面白いので、車はもういいかと思っていたのですが、人生最後に乗ってみたいのがありまして(あ、近々あの世行きという訳ではないです)。
でもいきなり本命を買うのは敷居が高いので、まずは練習用の車を購入。
ルノー・トゥインゴ ゼン (5MT)
MTで、小型で非力って基準で選んだら、こんな具合に。
さすがに非力過ぎたかと後悔しなくもないです(笑)。
1トン弱に71ps、パワーウエイトレシオなら軽のターボといい勝負といいたいところですが、トゥインゴはギア比がハイギアードでして....。信号スタート、アクセルベタ踏みの軽に置いていかれたり(笑)。
購入から5ヶ月、最近ようやく走らせるツボみたいなのが分かってきました。
Posted at 2018/08/18 20:45:05 | |
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トゥインゴ | 日記
2017年11月12日
レーンチェンジ
操舵も保舵も必要ありません(実際にはハンドルは切れていますが)。
カー側の車線変更は、スロットルオン→オフで。
バイク側の車線変更は、スロットルオフ→オンで。
スロットル操作一発なので、ちょっと楽しいです。ただし周りの車等の速度に合わせる必要がないときのみですが。
カー側Uターン
SR-URALのリヤブレーキですが、SR400のリアブレーキペダルの下に、カー側ブレーキのペダルが横から入り込んでいる構造です。普通にリアブレーキペダルを踏むと、その下のカー側のペダルも押されて、バイク・カーの両方にブレーキがかかります。
足をちょいとひねると、バイクのリアブレーキペダルを踏むことなく、カー側のブレーキペダルのみを踏むことができます。
カー側のブレーキをかけて、カー側にハンドルを切ります。スロットルをクッと開けると、カー側のタイヤを中心としたイメージでくるりとUターンすることができます。
2車線分の幅があったら楽勝です(実際はもっと狭くてもいけます)。
まあ、道を間違えた時以外使わないテクですが.....。
Uターンではなく、通常のカー側コーナーリングでも、カー側ブレーキのみをかけてスロットルを開けるとグイグイ曲がっていきます。ただし何かあった時にバイクのリヤブレーキをかけるのに足を踏み替える必要があるので、私はリヤブレーキ+スロットルでコーナーリングしています。これでも曲がりきれないってことはありません。
ちょい小ネタでした。
Posted at 2017/11/12 20:40:05 | |
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サイドカー・ドライビング | 日記