たかおみ(旧ケンドル)のブログ一覧

「軽四輪便」

この仕事はバイクに積めない大型の荷物や大量の荷物を運ぶ際に軽ワンボックスが使われる。

大手のバイク便会社には大体軽四輪を置いていて、中小他社も置いてるのが幾つかある。

俺の在籍した会社には軽四輪は無かったが、付き合いのある他社の仕事で何回か手伝い程度で仕事した事がある。

この軽四輪もバイク便と同じで請負業が多く、車を持ち込んで仕事をしているのがほとんどだ。

有名なのは「赤帽」だが、赤帽だけじゃなく軽四輪の仕事自体評判が良くない。

ヒドいとディーラーと提携して軽貨物の四輪を新車で買わせて、ローンを天引きさせる会社もある。


バイク便の軽四輪は会社の車がほとんどだが、軽四輪で仕事している人達は搾取されているところが多い。

俺が直接見た軽四輪の会社は、そんな感じだった。


「ハンドキャリー」

ハンドキャリーは車やバイクでは時間がかかる長距離の配送に電車や新幹線、飛行機で現地に行きそこからタクシー等で届け先に行く仕事。


当日配送が基本のバイク便でバイクでは時間がかかる為に、飛行機や新幹線を利用するが、持って行く荷物にもある程度制限があり(手荷物程度)新幹線や飛行機が稼働している時間帯にしか受けられない。

終電ギリギリで配送する場合もあるが、その際は現地に宿泊する事もある。

新幹線や飛行機が無い深夜時間帯だと、たまに地方まで自走する事になるが…(めったに無い)


それと稀に海外へのハンドキャリーもあり、その際は荷物を確認してから(麻薬等の密輸防止)海外へ配送する事も。

他社の知り合いが海外への配送を行った事があり、聞いた話が結構おもしろかった

その時のエピソードは後程書こうかと。

前回はバイク便のイメージについて書いたが、今回はバイク便の仕事内容について書こうかと。

ちょっと長めになるので、分けて投稿させて頂きます。


バイク便は請負業がほとんどで、バイクを持ち込んで仕事する事が多い。

会社と請負契約を結び、ガソリン代やバイクの維持費、必要経費などは自分で負担する事が多い。

自社のバイクで会社員としてバイク便をしている会社もあるが、それはごく稀で俺が知っているだけでも２社だけ。

それ以外は請負業がほとんどだ。



バイク便は幾つかの業務内容に別れていて、それぞれ会社によっては専門的にやっているところがある。

まず主な業務内容

「スポット便」

これは殆どのバイク便の主要な業務になる。

基本的に外で待機して会社は受注した荷主に近いライダーに連絡して、仕事を振り荷物を引き取って届け先に行き終わったら待機場所に戻ると言った内容だ。

当日配送が基本でバイク便の花形と言われていたが、この仕事は何本走るか、何㎞走るかによって収入が左右されやすく不安定になりやすいのが難点。

特に歩合制が殆どな為にベテランと新人とでは収入に差が大きくなおかつ、屋外待機が殆どな為(会社によっては室内待機の場合がある)雨の日や夏場、冬場などは肉体的にきつい事が多い。

だが、走り込んでるベテランは月に60万以上になったりする。
この仕事が一番辞めたり入ったりが多い仕事でもある。

ちなみにスポット便は手伝い程度でしかやった事がない。



「定期便」

この仕事は企業からの定期的に出る荷物や書類を運ぶ仕事が主で、午前中や午後または時間で決まった会社やルートを走る仕事。

スポット便と違い契約先の会社から定額で仕事請けているため収入が安定しやすい半面、単調で同じ事の繰り返しになりスポット便で走り込んでる人たちはやりたがらないのが殆どだった。

人によっては午前中だけ定期の仕事をやって午後にスポットに回るって人もいた。

この仕事はマイペースに仕事をする人が多く、俺がよくやっていた仕事の一つでもある。


「常駐便」

この仕事は契約先の企業からの依頼でその会社に常駐してそこから出る荷物や書類の配送、手続きの代行をするのが主な仕事。

仕事内容はその企業により変わる場合があるが、大体は同じような感じ。

この仕事はバイク便会社によっては定額か歩合かどちらかになる。

俺がやってたバイク便は、主にこの常駐便がメインの仕事だった。

今回から「バイク便のはなし」として、バイク便時代の事をちょっとずつ書いてみようかと思います。

文章力が無いので、読みずらいかもしれませんが宜しくお願いします。

さて、最初にバイク便でどんなイメージをされるだろうか？

自分が言われた事で言えば

「飛ばして荷物を運ぶ」

とか

「何も縛られずに自由に仕事している」

とか

「夏は気持ち良さそう」

とか言われたりした。

なかには

「会社に違反キップの束が置いてあるんでしょ？」

と聞かれたりした。

どれも当てはまらないし、違反キップの束が置いてある会社って、どんな会社だよと逆に突っ込んだ。

ちなみに違反キップの束の事は、全く接点が無いところから複数に聞かれた。(逆に情報原が知りたい)

バイク便は荷物を運ぶのが仕事だが、飛ばして運ぶ事はまれにあるが頻繁に飛ばす事は無い。

しょっちゅう飛ばしている連中もいるが、それは勘違いした初心者か走り屋気取りの連中だ。

違反で捕まれば、それだけ時間がロスになる。

違反キップの束が出来る会社は、そこのライダーが仕事が出来ないと自慢しているようなもの。

確実に荷物を届ける事を最優先にしてない。

自分も始めた当初は勘違いしていたが、事故にあってから考え方を改めた。

「転けない、事故らない、捕まらない」

を意識して仕事に取り組んだ。


他にも

「何も縛られずに自由に仕事している」

と言われた事もあったがそんな事は無い。

仕事内容によっては縛られる事が多い。

縛られない仕事もあるが、それはごくまれ。

どの仕事でもある程度の縛りはある。


「夏はバイク気持ち良いでしょ!」

と複数に言われたりしたが、共通しているのはバイクに乗った事ないオッサンか、夏場に都心部を何時間も走った事が無い連中。

夏場はアスファルトの照り返しやエンジンの熱で体力が消耗する。

逆に冬場は寒さに晒され、雨や雪が降った日にはもう最悪だ。

ちなみに俺がいた会社は雪の日は本格的に積もらなければ、大体走る事になっていた。


他にも色々なイメージがあったりしたが、自分が主に言われた事をまとめてみた。


バイク便もいくつかの仕事内容によって、別れている事が多い。

次はバイク便の仕事内容について書いてみようかと。

年明けての初ブログです。

みんカラではブログが中途半端になってました。

今年からちょっと趣旨を変えて、｢バイク便のはなし」としてバイク便時代の事を書いていこうと思います。

バイク便の仕事やバイクにまつわるエピソード、その周辺の辺りを書いていこうかと。

最低でも月1ペースで書いていく事を目標にしていきます。


それと今年から、ニックネームを改めて｢たかおみ｣にしました。

いつも中途半端ながらお付き合い頂いてる皆様、今年も宜しくお願い致します。

m(_ _)m

KLX250が納車されて一週間。

通勤や移動を含めて670㎞走行。

人によっては

｢そんなに走ったのかよ｣

と言ったリアクションをされたりしたが、自分的には走ってない方だと感じる。

バイク便の頃の670㎞は２日位(稀に１日)で走ってしまうから感覚が未だに麻痺している。

まぁ通勤以外に意図的に走ったのもある。

納車されて一週間経ったが、その間の印象をいくつか書こうかと。

比較対象がスーパーシェルパだが、予想以上の違いにちょっと驚いた。

カテゴリー的には別物なのだから当たり前だが…

まずポジション。

シェルパと違い視界が高くなり、先を見やすい。

足着きはシェルパと比べたら悪い。

シェルパは膝に余裕ある位地面にべったりだが、KLXは175㎝の身長でも踵が浮く。

シートはシェルパは意外に座り心地がよく、お尻が痛くなった事が無い。

KLXは予想以上にシートが固く、納車の際の帰路で三回降りて休憩した。

フルサイズのオフ車にはゲルザブは必須。

車体剛性は当然ながらKLXの方が高い。

基本設計が古いとはいえ、シェルパとは比較にならない。

KLXで剛性が高いと感じるならWR250ならもっと感じるんだろうな…

足まわりはようやく馴染んできたが、やはり足まわりは硬めの印象。

ヘタリかけてたシェルパとは比べものにならないが、FI仕様になってからKLXはオンロード寄りのセッティングなってるらしい。

ハンドルの切れ角は意外にある。

シェルパのハンドル切れ角はセローと同じで51度あるが、KLXはそこまで無いものの意外にあって取り回しや走行時のＵターンもし易い。

逆にKLX125の方がハンドル切れ角が無かった印象がある。

始動性はさすがにFIだけあり、この時期の朝一番に一発でかかるのは素晴らしい。

シェルパの場合はこの時期

(かかってくれよ～)

と毎朝願掛けしていた。

それ位始動性が悪かった。

燃費性能はシェルパと同じ位だが、シェルパは9LでKLXは7.7でさすがに給油頻度は多くなる。

もう少し容量があれば良い。

社外ビッグタンクも視野に入れてみようかと。

タイヤはさすがにブロックタイヤだけあり、オンロードだとちょっとしたところでロックしやすい…
そこは仕方ないが、早い段階で交換はすると思う。

まだまだ慣らしの段階でそんなに書けなかったが、乗ってみての印象点は基本的に良い。