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たかおみ(旧ケンドル)のブログ一覧

2023年10月11日 イイね!

バイク便のはなし バイク便のバイク整備① 「バイク便の整備環境」

バイク便のはなし バイク便のバイク整備① 「バイク便の整備環境」今回は何回かに分けて、バイク便で使われるバイクの整備関係について書いていこうかと思います。

最初にバイク便の整備環境について。

バイク便で使われるバイクは車種が原付から大型まで個人的好みや仕事に割り切ったりと様々あり、整備も乗り手によって個人の好みが反映される事が多い。

仕事で走る距離や場面によってバイクの整備状況も変わってくる。

トラック等の会社管理の車両と違い、バイク便は請負業がほとんどで、自分のバイクは自分で管理する事がほとんどだが、会社所有で会社管理のバイクもあり有償レンタルのバイクや社員ライダーのバイクもある。

社員ライダーの会社は自分が知る限りは一つしか無かった。

個人管理の場合は乗り手によって管理力や整備力が問われる。

ライダーも全く整備が出来ない(知らない)者もいれば、エンジンから車体からネジ1本まで全バラにして組み上げるくらいの整備力を持ってる人もいる。

全く整備出来ない人は完全にバイク屋任せになるが、ひどい人だと

(^-^)「オイル交換って何ですか?」

と事務所を数秒間静寂に包まれる発言を笑顔でする新人もいたりする。

整備以前の問題だが、車に限らずバイク便やってる人にも本当にこういう人は一定数いたりする。

そういう人は大体、トラブルが多かったりしている。

自分の場合は元々バイクの整備とかをチマチマしていたから、抵抗無かったが機械が苦手な人はバイク屋に任せたり、整備が得意な同僚に何かしらおごって頼んだりしていた。

それとバイクがきっちり手入れされてる人達は、共通して仕事が出来る人がほとんどで、逆に整備が疎かになっている人は、仕事で何かしらのミスやトラブルになる人が多かった印象があり不思議な共通点があったりする。

整備を疎かにする人のもう一つの共通点は、安く済ませようとする傾向があったりする。

安いオイルを交換せずに長く引っ張ったり、安い中華製ブレーキパッドやチェーンに交換したりする傾向があった。

忠告しても「金無いんすよ…」と言って、結果的にトラブルに見舞われて余計に金がかかる事がほとんどで安物買いの銭失いになっていた。

請負で整備が自分持ちがほとんどのバイク便で仕事にかかる金を安くしたいのは理解出来るが、自分的にはバイク便の整備でケチる事しないようにしていた。

普通の使い方なら中華製の安物でいいかもしれないが、バイク便で走る距離や環境も普段使いとは比べ物にならない頻度で消耗する。

ライダー間で、どのタイヤが持つかどの部品なら持つかといった情報を交換して使っていくうちに、ちゃんとした物を使って手入れすれば逆に金はかからないと知った。

結論としては多少、最初のうちは金がかかっても整備はケチらない事をバイク便で学んだ。

あとは小まめにタイヤの空気圧、チェーンやワイヤーの注油等をやる事でバイクのコンディションを維持出来る。

次回はバイクの各部の整備や部品について書いていこうかと。





Posted at 2023/10/10 13:36:06 | コメント(1) | トラックバック(0)
2023年09月30日 イイね!

車の引っ越し。

車の引っ越し。この度、車を乗り替える事になりました。

まだ車は来てないですが。

ちなみに新しく買う車もミラアヴィを買った埼玉の店で注文。

片道90kmの遠方だが話が通しやすくて、地元のディーラーより車検や点検が安くて丁寧だからそのままお付き合いさせてもらっている。

ちなみに次の車は新車で6速MT。

バイクの新車は何台も経験しているが、車の新車の注文は初めて。

注文時にフロアマットがオプション扱いになってたりして、ある意味新鮮な気持ちになったけど特に欲しいオプションが無いので最低限のオプション注文だけで、あとはナビの移設とバックカメラを追加して、ドラレコもお店のオススメをそのまま注文。

先週、メーカーから工場の出荷予定が出てナビを移設する為に先日の28日、ミラアヴィを買ったお店に持って行く事に。

その間、納車まで代車を借りる事に。

車の中の物を代車に載せ変えて、ミラアヴィとはここでお別れになる。

保険会社から代車の期限が決められてネットで条件等で検索したら、たまたま見つけたのが最初。

2日迷ってたけど検討中が10人以上表示されていて早めに行かないとなくなるかもと思い、トラックに突っ込まれた痛みが残ってたけど代車で行ってお店で実車を見て話を聞いて、予算がピッタリだったからその場で決めたのが2014年の11月の終わり。

ちなみにお店に着いてミラアヴィを見せて欲しいと言ったら、お店の人が「お電話した方ですか?」と聞いてきたから軽のMTターボを探してる人が結構いるんだと思った。

手付金を支払ってナビを移設したりして、12月に納車。

それから9年弱、チマチマしたトラブルはあったりしたが走行不能になるようなトラブルは無く普通に走っていた。

整備記録には書いてないが、昨年末の車検時にミッションケースからオイル漏れがしてシーリング処理をしてもらい、それと同時にエンジンから打刻音みたいな音がしていて調べてみたらクランクメタルの音らしく、磨耗によって音がしていらしい。

オイル管理は定期的にしていたものの、磨耗の頻度が予想より早いのが意外だった。

オイルの粘度を上げる事と添加剤を入れる事を提案されて、オイルをTOYOTAのGRオイル5w‐40に添加剤をZOILにして改めて入れたら、音が劇的に小さくなって更に乗りやすくなった。

でも今回のミッションのオイル漏れ、クランクからの音、あとタイミングベルトの交換時期、それを考えるとあと10年乗れるかと思うと微妙な気持ちになり、今回乗り替えを決めて春に注文する事に。

春にZ900RSを売却して、この秋にはミラアヴィとお別れ。

今年は車やバイク絡みで別れが続くけど、逆に心機一転になったりしている。

ちなみにミラアヴィは下取りになるか廃車になるかはまだ不明との事。


ミラアヴィを買った時は41660km。
最後に走ったのは134612km。
9年弱で92952km走行。

マニュアル車の楽しさを再確認させてくれた車だった。





9年間ありがとう。


次の車は納車された時に改めてアップします。
Posted at 2023/10/01 22:53:43 | コメント(0) | トラックバック(0)
2023年07月30日 イイね!

バイク便のはなし バイク便で使われてるバイク②「バイク便でよく見かけたバイク、珍しいバイク」

前回はバイク便に向いているバイクと向いていないバイクを書いたが、今回はバイク便時代によく見かけたバイクや珍しいバイクについて書いてみようかと思う。

ちなみに今回は自分がバイク便をやっていた2004年から2011年くらいまでの話で、今は昔と比べてバイク便の環境や状況が変わっている事が多々あり走ってるバイク便も少なくなっていて今回の話とは合致しない部分があるので話半分で読んで頂けたらと思います。

当時バイク便でよく走ってたバイク①
VTR250

自分がバイク便を始めた当初から頻繁に見かけていたバイクで、都心を走っていたら100%の確率で見かけていた。
純正でバイク便の箱を積めるキャリアが出てるくらいだった。
バイク便時代に知り合って他社に所属していた友人が乗っていたが、取り回し、耐久性、燃費、整備性も良いが唯一、5速しか無くて高速が高回転になりやすいらしい。
ちょっと借りて乗せてもらった事があったが、当時はバリオスで仕事していて4気筒好きだったのもあり、2気筒の回転がもっさりしてダルく感じて良い印象がなかった。
当時は若かったからかもしれないが、今の感覚だと印象は違う良いバイクだと思う。

当時バイク便でよく走ってたバイク②
CB400SF

バイク便では出た当初から御用達みたいなバイクで、これも街中を走っていたら遭遇率は100%だった。
しかも初期型のNC31のCBがほとんどだった。
後に自分も93年式のCB400SFで仕事する事になるが、これが一番バランスに富んでいたのがよくわかった。
基本的な整備だけでトラブルらしいトラブルは全く無く、選らばれる理由も納得出来た。

当時バイク便でよく走ってたバイク③
ジェイド

このバイクも当時よくバイク便で見かけたバイクで、ポジション的にはCB400SFの250cc版的な感じだった。
耐久性も高く、センタースタンドが標準装備なのが当時バリオスに乗ってた時はうらやましかった。
カムギアトレーンの独特なエンジンサウンドも個人的には好きで、一時期本気でバリオスからジェイドに乗り換える事も考えた程だった。
だが、当時でも程度の良いジェイドのタマ数が少なく部品も欠品がちらほら出ていると聞いたりして諦めた事がある。
このジェイドで印象的なジェイド乗りのライダーがいたが、それはまた違う機会に書こうと思う。

当時バイク便でよく走ってたバイク④
AX-1

このバイクも当時、箱を積んで走っていたのをちらほら見かけていた。
このバイクが出たのは87年と古く、生産終了が94年と短い間しか出てないが自分がバイク便やっていた2000年代当時でも走っているのを高頻度で見かけていた。
AX-1は出た当初からキャリアが標準装備しているのもあり、バイク便御用達で使われている事が多い。
自分の周りにAX-1で仕事している人はいなかったが、出向先の他社の人で同じエンジンを積んでる後継種のXL250ディグリーで仕事している人がいて、その人は30万km以上走っていたからエンジンの耐久性も高い事も使われていた理由の一つだと思う。
オフ車とも違う中途半端なジャンルで不人気だったらしいが、バイク便としてはちょうど良かったのかもしれない。
当時は全く興味無いバイクだったが、今だったらわりと興味あるバイクだ。

AX-1と同じエンジンを積んだXL250ディグリー


当時バイク便でよく走ってたバイク⑤
セロー225
セロー250

セローもバイク便でよく使われていたバイクで、取り回しや燃費の良さ、整備性や耐久性も高く、リアタイヤがチューブレスなのもパンク修理の際に重宝していた。
自分の周りに他社で知り合いの人がセローで仕事をしていたが、都心を中心に走って20万km以上走っていた。

当時バイク便でよく走ってたバイク⑥
マジェスティ

バイク便で使われているスクーターは大体マジェスティが多かった印象がある。
スズキのスカイウェブもいたと思うが、当時は(今も)ビックスクーターに興味が無くあまり印象に残っていない。
会社でもビックスクーターで仕事している人もいたが、車種すらも覚えてないくらい興味がなかった。
でも当時でもビックスクーターで仕事している人は多かった。

当時バイク便でよく走ってたバイク⑦
アドレスV125

最初に入ったバイク便が輸出入の通関業務の手続き代行で都心を走る事がほとんどで、同じ仕事をしているバイク便だと高速を走る事が無い為に125ccで仕事をしている人もいた。
スクーターだとダントツでアドレスV125がほとんどだった。
当時出たばかりで通勤快速の名に恥じない機動性が印象的だった。
このアドレスV125で印象的な事がある。
出向先から仕事に出る際に、同じ時間に遭遇する青いアドレスV125に乗ってるセレブな感じの派手なおばちゃんがいた。
そしていつの間にか毎朝、途中分岐するところまで自然発生的にすり抜けバトルをしていた。
当時はバリオスに乗っていたにも関わらずおばちゃんのアドレスV125にほぼ敗けていた…
距離的には僅か5~6km程だが朝の通勤ラッシュの間を抜きつ抜かれつを繰り返して、最後に捲られて分岐を先に走り抜けられて終わりといった感じがほとんどだった。
約半年近く毎朝それを繰り返していたが、ある時から毎朝その時間帯に白バイが路肩に止まってる事が多くなり、自然発生的にバトルは終焉を迎えた。
多分、俺とおばちゃんのせいで白バイが出る事になったのかも…
それ以降は仕事に出る時間帯が変わったり出向先が変わったりしておばちゃんとは遭遇する事は無くなった。
それからちょっとだけアドレスV125が欲しくなった。


当時バイク便でよく走ってたバイク⑧
スーパーカブ系

同じように通関業務で仕事している人でスクーターの他にカブで仕事している人がいた。
100cc以上のカブがほとんどでやはり取り回しと耐久性は随一と言ってもいいくらいだった。
会社でスクーターで仕事していた人がカブに乗り換えて、十数年経った今でも同じカブで仕事をしているらしい。


ここからはバイク便で見かけた珍しいバイクをいくつか話していこうかと。

バイク便で見かけた珍しいバイク①
VTZ250
VT250スパーダ
ゼルビス






これら3台はVTRが出る以前はバイク便御用達のバイクで街中をあちこち走り回っていた。
そう言う意味では珍しいバイクと言うより、よく走ってたバイクに分類するのかもしれないが自分が走っていた当時でよく見たのは、ゼルビスの方だった。
面白いのはスパーダの方が新しいのに見かける確率が古いVTZ250の方が見かける事が多く、スパーダはまれに見かける程度だった。
どちらも古いバイクだからよく動いてるなぁと言った印象だった。


バイク便で見かけた珍しいバイク②
VFR400K
VFR750K



この2台は見かけた時は結構驚いた。
まずVFR400K。
Kは教習車の頭文字で教習や試験場で使用される事を前提に開発されたバイク。
ちょうど信号待ちをしていた時に、大手のバイク便会社の箱を積んだ青いVFR400Kが通り過ぎて行ったのを見た時は正直驚いた。
自分が教習所で乗っていたのCB400SFで世代的には見た事がなかった。
実物を見たのはそれが初めてだった。
後に白いVFR400Kも配達先の会社のバイク便駐輪場で見た。
次にVFR750K。
これは大型二輪免許の教習や試験で使われていたバイクで、当時は限定解除で使用されてる事が多かった。
実は教習所で一度だけVFR750Kに乗った事がある。
当時大型二輪教習は主にCB750を使用していたが、教官が車庫からボロいVFR750Kを出して来て
「今日はちょっと変わったバイクで練習しましょう」
と言ってVFR750Kになった事があった。
印象としてはCB750に比べて乗りずらかった印象がある。
当時は20代前半でまだバイク便もやってなく、ライテク技術も身に付けてなかった頃だったからそんな印象だったが、今乗ればだいぶ違う印象を持つかもしれない。
バイク便で使われているのを見た時は丸目のVFR750Kに旭風防を着けていた。


こんな感じの風防。

バイク便で見かけた珍しいバイク③
CB750four
750RS(ZⅡ)




これもバイク便の箱を乗せて走っているのを見た時は驚いた。
自分がバイク便やっていた当時でも今程じゃなくてもプレミアが付いていたし、完全に旧車扱いだったからだ。
だが箱を乗せて仕事するバイク便と違い、プレスライダー(テレビ局や新聞社専属のバイク)の仕事を下請けで手伝った事があったが、意外にも旧車で仕事する人がチラホラいた。
CB750fourやZⅡだけじゃなく、XJ750やGSX1100S刀で仕事している人もいた。

ちなみにプレスライダーの人達はバイク便の箱を嫌っていて、基本的にタンクバッグで仕事をしていた。
持って行く荷物もテープや原稿がメインでタンクバッグって事足りる事が多かったからだ。
あとはバイク便の事を箱屋と呼んで差別してる風潮が少しあった。
ちなみに最後にいたバイク便会社にいた人は、昔Z1000Rローソンレプリカでバイク便の箱を乗せて仕事していた事があったらしい。



バイク便で見かけた珍しいバイク④
ER-5(Kawasaki)

このバイクはパッと見バリオスⅡに見えるが実際はKawasakiが欧州で出してる500cc2気筒のバイクで、タンクの形状や外装がバリオスとほぼ同じ(互換性はあるかは不明)でリアはドラムブレーキでセンタースタンドが標準装備していた。
テレビ局に納品に行った際に何台か止まっているバイク便の中の一台でたまたま隣に止めてパッと見てバリオスかと思ったら、よくよく見るとフロントディスクが逆でエンジンが違っていてセンタースタンドがあってリアがドラムブレーキで違うバイクで驚いた。
ER-5の存在は知っていたけど、実物を見たのは初めてでちょっと驚いた。
行き着けのバイク屋(Kawasakiの店)に聞いたら、一時期実験的に逆輸入で入っていたけどあまり売れなかったらしいとの事。
かなりレアなバイクみたいだった。


バイク便で見かけた珍しいバイク⑤
ゴールドウィング

信号待ちしてる時にちょうど横に並んだゴールドウィングを見たら、某大手のバイク便のジャケットを着ていて後ろを見たらバイク便の箱が乗っていて見た時は
(マジか…)
と呆気とられた。
大きさや動力性能はもはや車と言ってもいいくらいだが、これで仕事になるのか?と疑問符が出て仕方なかった。
信号が青になって走り出したら慣れた感じであっと言う間にはるか先に行ってしまった。
それ以降ゴールドウィングのバイク便は見て無いが、走り方を見たらかなり慣れてる感じがしていた。


と長々と書いてしまったが、自分が見て来たバイク便で使われているバイクの一部を紹介してみた。

長々と書いていたので、読みづらい部分があった場合はご容赦下さい。

次はバイク便で行われているメンテナンス等を紹介しようかと。
Posted at 2023/07/30 23:50:21 | コメント(1) | トラックバック(0)
2023年05月31日 イイね!

買って6年半目のレビュー。

買って6年半目のレビュー。バイク便時代に同系列のエンジンと車体の20万km越えのDトラッカーを見ているから耐久性は折り紙つき。
Posted at 2023/05/31 23:29:45 | コメント(0) | クルマレビュー
2023年05月28日 イイね!

バイク便のはなし バイク便で使われるバイク① 「バイク便に向いたバイク、向かないバイク」

今回はバイク便で使われるバイクで向いてるバイク、向かないバイクについて書いてみようかと。

バイク便は基本的に持ち込みがほとんどで、いざ始めるとなるとその時に乗っているバイクで始める事になる。

だが、いざ始めたはいいが実際やるとバイク便に向いてないバイクがあるのも事実。

また、仕事の内容次第でも向き不向きも出てくる事もある。

今回自分の経験と周りにあった例を紹介するが、逆に当てはまらない場合もある為にあくまでも話のネタの一つとして受け取って頂ければと思う。

まずバイク便に向いてるバイク。
①ネイキッド系


基本的なバイクで特にCB400SFやVTR250等が代表的で、操安性や箱の積載性と下道や高速での長距離等の走破性で一番バランスが取れている。
自分は最初にバイク便を始めた時に乗っていたのは、カワサキの初期型バリオスで特に都心を走っていた。
最後に入ったバイク便の会社は初期型のCB400SFで高速主体で距離を走る事が多かった。

②オフロード、モタード系


バイク便に向いてるバイクでオフロードやモタード系のバイクがある。
車体の軽さと燃費の良さ、ポジションが直立でエンジン切って歩道を歩く際、取り回しが楽なのも利点で整備性も良い。
都心の下道や短距離の首都高等は得意だが、長距離は正直辛い。
一時期、スーパーシェルパで仕事していた事があったが高速で距離を走る仕事が中心で当時スクリーンをまだ着けてなく、疲労感がヤバい事になりCB400に乗り換えたら疲労感が軽減した。
オフロードバイクで長距離やっていた人もいたが、スクリーンやシート等を工夫してやっていた。

③スクーター系

スクーター系もバイク便に向いているバイクだが、排気量や車種によって用途がきれいに分かれる部類になる。
125ccだと必然的に街乗りだけになり、それ以上のスクーターだと高速乗る仕事も出来る。
自分が仕事をしていた当時は街乗り仕事はアドレスV125が圧倒的に多かった。
それ以外だとビッグスクーターでマジェスティ等が多かった。
ただスクーターはバイク便に向いているとはいえ、耐久性がいまいちの印象があり自分が見ている中では大体10万km前後で駆動系のトラブルが多い印象だった。
あとは整備性も良くなく、人によっては完全にバイク屋任せの人もいた。
スクーターで仕事する場合は好みが分かれる事が多い。

次にバイク便に向いてないバイクを書いていこうかと。

④アメリカン、クルーザー系。

ハーレー等に代表されるバイクカテゴリーだが、向いてない事が多い…らしい。
らしいと中途半端なニュアンスで書いたが、このカテゴリーのバイクに乗った事が無く、未だに興味もないので自分的にはなんとも言えないが乗って仕事した事がある人は総じて「仕事に向いてない」と言う。
理由は高速真っ直ぐならポジションが楽だが、乗って降りるを繰り返すのには辛い。
街乗りでは低重心で取り回ししずらい。
ハンドル幅が広くすり抜けしづらい。
等々ある。
一時期、出入りしていた出版社で一緒に仕事していた他社のバイク便の人が、古いレブル250で仕事していて「これ買って失敗したなぁ…」とぼやいていた。
見た目が楽そうに見えたらしいが、実際は全然楽じゃないらしい。
そう考えたら趣味性の高いバイクのカテゴリーなんだなと思う。

⑤外車(一部のメーカー)

外車でバイク便している人はわりといて総じてBMWのR1100系に乗っている人が多かった。
外車でバイク便ってどうなのかと言うと、これは個人的にはメーカーによって当たり外れがあると思っている。
BMWの場合最後に入ったバイク便会社でR1100Rで仕事していた人が、最近100万km走ってバイク便を引退したらしい。
部品とか高く付くと思うが、ほとんどヤフオクで中古を落札して知り合いの整備士に持って行って安く済んでいる。
だがこの場合はバイクに詳しい人や繋がりが無いと正直キツい部分がある。
他の外車メーカーになると部品の入手性や整備性、トラブルの対応等の仕方にも違いがあり基本的にはかなりマニアックな人でなければ向いてないと思う。
個人的にR1100RかRSで仕事しようかと思った時期があったが、色々ともて余しそうだったからCB400SFに落ち着いた。

⑥旧車

これも向いているバイク、向いてないバイクがあるが正直マニアックな部類に入ってしまう。
旧車の場合、部品の入手性と整備性、そのバイクの知識が必要になる。
現役ならまだしも、生産終了して30年や40年50年経過しているバイクでバイク便をやるのには細かい部分での部品が出なくなり仕事にならない事もあったりする。
たまにやっている人もいるが、そういう人は自分でメンテナンスして色々な伝があって部品やノウハウがあってやっている人が多い。
この場合は安易に旧車で仕事はしない方が無難だ。

⑦スーパースポーツ、レプリカ系。

個人的にはポジションと整備性等で向いてないと思うが、面白い事にこれで仕事をしている人がわりといるのも事実。
共通しているのは、サーキットやレース等をしていて走り込んでいる人が多かった。
バイクも古いのだと250ccや400のレプリカ、新しいのだと600ccや1000ccのSS等で仕事をしていた。
そういう人達の走りは飛ばすかと思ったら意外にもそこまで飛ばす感じではなく、危なげ無く無駄なく速いと言った印象だった。
自分の場合はさすがにこのカテゴリーのバイクで仕事しようと思った事は無かった。
ちなみに一緒に途中まで行くと大体は引き離されて、遥か彼方に行ってる事がほとんど。

バイク便に向いているバイクと向いてないバイクと書いてみたが、これは個人的な見解と自分がバイク便で接してきた中での意見で、必ずしも当てはまらない事がある事をご了承頂ければと思います。

次は自分がバイク便時代に良く見たバイク便で使われてるバイクについて書いてみようかと。

Posted at 2023/05/28 18:58:41 | コメント(0) | トラックバック(0)

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一昨日同じのを食べました。
久しぶりに魚のフライを食べましたけど、やっぱり揚げたてが一番美味いですね!」
何シテル?   07/09 18:48
たかおみ(旧ケンドル)です。 ニックネームの由来はとあるマンガの登場人物です。 以前はケンドルと使ってたOIL由来の名前を名乗ってました。 ヤリスとKLX...
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