三次試験場50周年マツダファンミーティング(その7)
投稿日 : 2016年02月27日
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1975年式 グランドファミリアGFⅡ(SN3A)
僕の父親が,ファミリア800の次に乗ったのが同型のグランドファミリアGFⅡで,うちのはモンブランホワイト?でしたが,こちらはコンコルドシルバーで珍しい3速オートマチック車です。
広島 マツダ旧車クラブのH川さんが,新車ワンオーナーで乗られており,走行は25万キロです。
H川さんは,このグランドファミリア以外にクルマを所有されておらす,雨の日も風の日も,雪の日もこのクルマで出かけます。
ボディは純正色で2回ほど全塗装されておりピカピカで,エンジンもノンオーバーホールにも関わらず,とても静かで快調です。
残念ながら高齢のため,ご家族の勧めもあってクルマを手放されることになり,このミーティングが最後の晴れ舞台になってしまいました。
※某オークションに出品されているのを確認しています。
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1973年式 サバンナGSⅡ(S102A)
コスモスポーツ,ファミリア,ルーチェ,カペラに続く,マツダ第5弾のロータリーエンジン搭載車として,1971年9月より発売されたのがサバンナ。
サバンナと共通のボディにレシプロエンジンを搭載したグランドファミリアと言う姉妹車もありましたので,れっきとしたファミリアシリーズの一員と言っても良いでしょう。
発売当初のボディタイプは「セダン」と,ファミリアプレストロータリークーペの実質的後継車種となる「クーペ」が用意され,後にステーションワゴンの「スポーツワゴン」が追加されました。
以前,当ブログで取り上げましたが「ライトバン」も製作され,当時としては先進の「低公害車」として広島県などの官公庁に49台ほど納入されましたが,量産には至りませんでした。
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展示されたのは,北九州市在住のAさんのお父様が,新車からワンオーナーで所有されている個体で,「北九州55」ナンバーが羨ましい!
実は,父が1973年式グランドファミリアGFⅡに2年乗った後乗り換えたのが,これと外観がほぼ同じマーガレットホワイトの1975年式サバンナAP GSⅡでした。
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純正オプションのマッドフラップやレースカバーも父親のサバンナAPと一緒で懐かしさ満点でした!
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さて,今回の歴代車両展示では,2代目ファミリアプレストから車幅が60mmほど拡幅された,3代目のファミリアプレスト(通称ワイドプレスト)や,約3年と言う短期間ながらも,89万台以上を販売するなど予想以上の成功を収めた4代目ファミリアAPの展示は残念ながらありませんでした・・・。
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1982年式 ファミリア1500XG(BD1051)
当初,今回のイベントはサバンナでエントリーしていたんですが,イベント実行委員会のロードスタークラブオブジャパン(RCOJ)代表の水落さんと雑談している時に,ポロッっとファミリアを入手したことを話したところ,是非そちらでエントリーしてほしいとのことで,その時まだ実物さえ見ていなかったファミリアXGを急遽出展することになりました。
WebCG誌曰く「大ヒットして社会現象にまでなったのに,残存台数が極めて少ない赤いファミリア」と書くほどのクルマだそうで,当日参加した1047台のマツダ車のなかで,5代目BDファミリアはこの1台だけでした。
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「初めて買った新車」「父親が乗っていた」「彼氏が乗っていた」等は言うに及ばず,マツダ関係者が多い会場内では,「開発にかかわっていた」「ミッションを組み立てていた」とか,マツダの金井会長はブレーキの開発にかかわっていたそうです。
売れたクルマだけに,皆さんの思い出に残っている確率も高く,展示場所が良かったこともあって,弊ファミリアXGの周りには,人が途切れることがなかったそうです。
(僕は殆どクルマのまわりにいることが出来ませんでしたので・・・)
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会場を散策されていた,マツダ株式会社の常務執行役員の藤原清志さんこと「藤原大明神」(逆っ)に,僭越ながら声を掛けさせていただき,写真をお願いいたしました。
入社した時にこのファミリアが買えなくて・・・黄色いゴルフに乗ってましたけどね(笑) って
・・・ここだけの話(時効?)
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