三次試験場50周年マツダファンミーティング(その8)
投稿日 : 2016年02月27日
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1987年式 エチュードGi(BFMP)
元々友人であり先輩のT-eMさんの所有車両ですが,現在は弟さんの所有車両ですが,諸般の事情で,この角度からの撮影が推奨されています(笑)
型式名「BFMP」が示すように,6代目BFファミリアアベースのスペシャリティ・クーペです。
ファミリア3ドアハッチバックより全長が若干長く,全高も低いスタイリッシュなデザインで,エンジンも,その後ロードスターにも搭載された,B6型エンジン(1.6L DOHC 16バルブ)のみと差別化が図られていたものの,価格設定が高価なうえにファミリアの影に隠れて目立ちませんでした。
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あるデータによると,総生産台数は約1万台だそうですが,数年前に調べたところ現存数は74台で,現在は50台を割り込んでいると思われる激レア車ゆえ今回の展示車両に選ばれたものの,毎日の通勤に乗りっぱなしのこのクルマはかなり痛みが出ています。
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左側面はもとより,ボディのいたるところが満身創痍の状態です。
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希少がな純正リアスポイラーは,T-eMさんが1993年頃に中古車で購入した時に取り付けたもの。
僕もこのクルマを買った,広島マツダのカニヤマイカーランドに同行していたんで,当時のことは良く覚えています。
なお,エチュードのベースとなったBF系ファミリアも,一般参加のラリーレプリカ車1台のみの参加だったようです。
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1992年式 ファミリアGT-R(BG8Z)
当時ワークス参戦していた,WRC(世界ラリー選手権)での更なる戦闘力アップを図るべく,それまでのフルタイム4WDのGT-Xのエンジンを180馬力から210馬力にチューンナップした,エボリューションモデルがGT-Rとラリーベース車のGT-Aeでしたが,バブル崩壊に伴う経営悪化で,ワークス活動が「無期限撤退」となったため,ワークスチームでは活躍することが出来なかった悲運のモデルです。
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我が家でもファミリアサルーンXGから1990年式ファミリアセダンインタープレイ(BG5P)に乗り換え,僕自身も1992年に1989年式ファミリア3ドアハッチバックインタープレイDOHC(BG5S)が最初の愛車として購入しましたので,歴代ファミリアのなかでも,もっとも思い入れがあるクルマと言っても過言ではありません。
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1994年式 ファミリアNEO
8代目BHA系ファミリアの3ドアハッチバックには「NEO」(ネオ)というサブネームが付けられ,斬新なクーペルックなデザインでした。
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海外では高い人気を博したようですが,日本国内では奇抜なデザインがまったくウケず,月販100台前後を彷徨うという非常事態に慌てたマツダは,1996年10月のマイナーチェンジ時にオーソドックスなスタイルの3ドアハッチバックに変更されました。
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