
雨が降り出しました。
先日の地震で非難されている方々にとっては
冷たくつらい雨ではないかと心配しています。
願わくば、
草木の芽を伸ばすような慈雨にならんことを・・・
雨降りって、オイラのような外仕事の人間にとっても嫌なものです。
これからの時期は、カッパを着ても蒸れて暑いしね。
だけど、雨の日って嫌いではないんです。
ワックスを掛けた愛車のボディーを、水滴がつるつる~っとか
撥水剤を塗ったフロントグラスの上を流れていく様を見るのは、ある種の快感です。
が、雨の日の運転は、出来ればしたくないですね。
雨天の運転が苦手な訳ではありません。
あの、もたもた~っとした流れになるのが嫌なんですよ。
格段混んでるわけでもないのに、のろのろになる、あの状況・・・
あ、ここから先は、オイラの個人的意見です。御了承の程を。
雨天は、視界も悪く滑りやすいから速度を落としましょう。
これは確かに正しい。まったくの正論といってもいいでしょう。
では、これを裏返しの言い方に直してみます。
晴天時は、視界も良く滑りにくいので速度を出しても大丈夫。
これは間違ってますよね、当然。
では何故、晴れの日はスムーズでも雨が降るとのろのろになるのか?
無意識のうちに、上の二つのことをやってるからではないでしょうか。
んで、オイラの持論。
雨の日に出せないスピードは、晴れの日にも出さない!
視界が悪く周囲の情報を得にくい時と同じ速度で、条件が良いならばより多くの
情報を得られる。すなわち安全。
滑りやすい路面で滑らない速度なら、ドライ路面ではまず滑らない。
すなわち安全。
ワインディング・ロードのブラインドコーナーを思い浮かべて下さい。
あなたは今、五月晴れの中、気分良くドライブ中。
道路も空いてるし、愛車も快調。
知らず知らずペースが上がってきています。
で、問題のブラインドカーブ。
気持ちよく突っ込んだら、山肌から流れ出る水が道路を横断!
さあ、どんなことを思い浮かべましたか?
同じ曲率のカーブで、滑り出すスピードを
雨の日40Km/h、 晴れの日70Km/hとしてみましょうか。
先ほどのブラインドコーナーに60Km/hで進入していたら・・・
あっ! ツルッ!!! ちゅどーん!!!!!
40Km/hなら、ひやっとしただけで済んだかもしれないのに・・・
ドライ路面だったら、イイ気分のままだったろうに・・・
だけど、様々な状況がそこかしこに転がってる実際の道路。
安全マージンは大きくとらなきゃってことですね。
現代の車は、様々な
電子デバイス等の装備により、上記のような状況でも
車が手助けをしてくれるおかげで事故になることは減りました。
車の能力が向上した恩恵です。
でもね、人間の能力は向上してないんですよ。少なくとも1000年前から。
スポーツの記録は伸びてるって?
それは人間工学と、それに基づいたトレーニング方法が進歩したから。
もともと持ってた能力が、おもてに現れただけだと思います。
ってことはよ、特別な訓練をしていないドライバーの能力って・・・(滝汗)
電子デバイスのぬるま湯につかって油断してる分、ヤバいんでは?
何かあって、デバイスが作動してなかったらどうなるんでしょう。
レンタカーを使用した時、デバイスが付いていないモデルだったら・・・
いつものつもりで調子にのってると、手酷いしっぺ返しを食らうことにも。
できれば、雨の日に全ての運転アシスト機能をOFFにして走行し
自分と車の基本的な能力の限界を知っておくことも大切かと思いますよ。
限界、すなわち怖いと感じるところってことですけど。
スピンするまでやっちゃダメですからね。
それはクローズドコースで体験して下さい。
JAFなんかが主催する講習会に参加するのもいいですね。
そのうえで、助けが無くても大丈夫なスピード以上は出さない!
これだと思うんですけどねえ。
で、最初に戻ります。
みんなが雨の日と同じ速度で走ってたら、道が混んでしょうがないってか?
少し早く出ればNo Problem!!
それに、市街地なら信号に引っかかるから、さほどの差はでないと思いますよ。
なにより、事故渋滞の原因になる可能性が減りますからねえ。
差し引き考えて、どちらがお得かはそれぞれの判断にゆだねます。
最後に、
安全運転にもなるエコドライブはいかが?(爆)
Posted at 2016/04/27 20:11:50 | |
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