
みなさん、どんなお正月を過ごされましたか?
帰省された方、寝正月の方、旅行に行かれた方
はたまたお仕事をされていた方と様々でしょうか。
オイラは1・2日は奈良漬け状態!
どこを切っても酒臭い・・・でした。
んで、今日から仕事です!!
で、いきなりの全開状態(汗)
身体がついて行かないよ~!!!
とまあ、そんな状態で始まった2017年。
正直、昨日までは
こんな感じではありました。
そんな矢先、ある方からメッセージを頂きました。
以下、原文からの抜粋(了承は得てあります)
アイドリングが長くなれば、当然の如く燃費は悪くなると考えます。しかしながら、日々の始業点検時は、アイドリング運転が必要だと思いますし、安全にも影響する物だとも思います。また、ターボ車如何に関係なく、高速走行後の冷気運転(アイドリング)は、メカ的に必要な物だと思いますし、機械の寿命にも関係してくると思います。(燃料消費だけでなく、車の寿命を延ばす方向のエコ)
個人でできる事は限られますが、行動力のある方に、エコ運転の為に安全を犠牲にしない方法を、考察いただければと思い、失礼を承知の上で書かせていただきました。
----中略----
免許の更新の時に、「まず車に乗ったら、ミラーやシート位置を合わせ、エンジン始動したら速やかに発進すれば、アイドリングが短くなりエコドライブになります」と講習で言ってました。
「始業点検を行わず発進したら、危険が増すと思うのですが?」と質問したら、返答は貰えず嫌な顔をされました。始業点検はドライバーの義務だと思うのですが^^;
ふむ。
非常にまっとうなご意見。
オイラも、このブログ中では走行時のことは書いても始業点検までは・・・
基本中の基本ですからね、始業点検って。
でも、なかなかきっちりとは出来ないのも事実。
初心に立ち返る意味でもこのことについて、オイラなりの考えを書いてみます。
もちろん、エコドライブ目線での考えです。
専門家じゃないので間違ってたらご指摘をお願いします。
また、みなさんのご意見もお聞かせ頂ければ幸いです。
まずは、始業点検時にアイドリングが必要か?
ほんの少しは必要だと思います。
オイラはエンジンをかける前に、タイヤの状態、エア圧、オイル・水の量などを
チェックします。んでもって乗車し、シート合わせ、ミラー合わせですか。
それからエンジン始動。始動直後のエンジン音をチェックしたらスタートです。
あれ?暖機は・・・
オイラはアイドリングでの暖機はしません。
その代わり、水温が70℃くらいになるまでは、極力、大きな負荷をかけないように
注意深く運転します。その間も音や振動、各種メーターの数値に気をつけてます。
なんでか?
停止状態でのアイドリングによる暖機運転で温まるのはエンジンだけ!
ミッションやブレーキ、各ブッシュ類、その他諸々は、実際に走行しないと
温まってはくれないから。
エンジンが温まったから全開OKではありません。
車全体が温まるまでは冷間時。
暖機とはそれら全てを温めることだと理解してます。
加えて、現代の車は、各部品の加工精度の向上、材質の適正化、高い制御技術、
各種油脂類・冷媒などの高性能化などにより、適正なメンテが行われていれば
まず故障などしません(と、思います)。
あ、適正なメンテって言うより、適正な使用の方が正しいかな。
無理・無茶な使い方をすれば壊れますものね。
車の開発に当たっては、その車をどんな人が使い、どんな使われ方をするのか
ある程度ターゲットを絞り、膨大なデータの中からそれに見合った性能を持った
車を設計してるんだと思ってます。
例えば、オイラも乗ってるソリオ。
ファミリー向け。4人が楽チンに乗れて、ある程度の遠出や日々のお買い物にも
過不足無く、うまく運転すればお財布にも優しい燃費性能ってところ?(笑)
この条件だと、空調も効いて小回りがきき、運転しやすく故障知らずが命題かな。
そういう意味で、良くできていると思いますよ
外気温35℃でエアコンをフル作動でも、エンジン水温は90℃でビターっと安定。
以前乗ってたジェミニだと、こうはいきませんでしたから。
真夏の渋滞時、水温上昇により、オーバーヒートするのは車が先か、人が先かって
ヒーター入れて、少しでもエンジン水温を下げようとしましたからねえ。
と考えると、普通に使ってる限り、限界状態にはならないと言えるかな。
であるならば、クールダウンも走行中に行えば十分では?
高速道路を走っていても、休憩の少し手前から低負荷になるように運転すれば
必要なクールダウンは出来てしまうと思います。
本当かどうかの確認は出来ていませんが、最近のエンジンにはメーカー製の
オーバーサイズピストンは無い!とのこと。
そこまでする必要が無いくらい、耐久性にも自信有りって事なのかも。
ま、うがった見方をするなら、このての車は●●万キロくらいで乗り換えが多いって
データが出てるから、この程度で十分保ちますよってことかもね(笑)
古い車や、一部高性能車ならいざ知らず、フツーの車ならばフツーに乗ってれば
なんの問題も起きないと考えます。
壊れるのは、適正使用をしなかったり、メンテを怠ったり、いらぬ手を加えたり
そんな場合が多いんじゃないですかね。
ただし、気をつけなければならないのがゴム類。
エンジンマウントやブッシュ、各種ホース類やウエザーストリップに多用されてます。
これだけは経年劣化が避けられません。
すこしづつ手を打っていかなきゃって思ってます。
電装系もそうですね。
センサーやコンピューターも寿命がありますから。
こればっかりは仕方ないのかな。
さて、以前、拙ブログにてぶちあげた「ノーマル至上主義」
これ、各メーカーの適正化技術にも関係するんですねえ。
例えばオイル。
求められるのは、潤滑能力、油膜保持性、温度に対する安定性、洗浄能力
消泡性能等々ですが、金属やシール類に対して攻撃性が低いことも重要。
どこかの性能を突出させれば、どこかが低下する可能性があります。
レースで使われる高性能オイルは、確かに高性能なんでしょうけど一般使用では
どうでしょうか?定期的にエンジンを開いて、傷んだ部品を交換するレースカーと
違い、フツーの乗用車はエンジンを開けるなんてまずありません。
潤滑性は高い反面、シール類に対する攻撃性があればオイル漏れを起こします。
特殊なメンテが出来るのであれば問題にならないことも、フツーのユーザーには
大問題になるかもしれませんね。
メーカーの行う適正化って、そんなことまで考えられテストされている(であろう)から
純正部品・純正用品って凄いものだと思いますよ。
一部の性能より全体のバランスの方が大切かなって思います。
ああ、話が少し違う方向に・・・
車を長持ちさせる事も含めたエコを行うためには、やっぱり日々のメンテですか。
車の状態を知り、適正なメンテと使用をすればよいのでは。
ただし、過ぎたるはなお及ばざるが如しッてこともあると思います。
先に述べたような理由により、
長時間のアイドリングによる暖機は要らない。
それよりも走行しながらの暖機。
クールダウンも運転しながら行うことは可能。
必要以上の高性能は不要。
主要部品の改造は言語道断。
安全のための始業点検は必須!
あとは車齢に応じたつき合い方。
オイラの見解を簡単にまとめると、こんなことかな。
頂いたメッセージへの回答になったような、なってないような・・・(滝汗)
真面目な文章って難しいわぁ!
ここまで、拙い文章をお読み頂き恐縮です。
みなさんは、これらについてどう思われますか?
忌憚のないご意見をお聞かせ頂ければ幸いに存じます。