
先週、強風と三脚の故障で星が撮れませんでした。
その三脚ですが、ベルボン製で25年くらい前に買ったもの。
最後にもう一回と思っていろいろネジをかしめてたら、「直りしました」。
25年間使っているうちに、中央のベゼルが緩んでネジが浮いた状態になっていたようです。
かなり固くて手が痛くなりましたが、これでアマゾンのカートに入れていた三脚を削除することができました。
直った三脚を担いで、先週撮れなかった「満天の星」を求めて、二週続いて南伊豆へお出かけしました。
でも月例は上弦を過ぎてます、更に、天気は晴れですがうす曇りのようで、ちょっと心配。。。
11時に出発して、途中ガソリンを入れ、まずは先週お世話になった尾が崎ウィングでトイレ休憩。
まだ明るくて一番星くらいしか見えませんが、夕焼けが見えたので最初の一枚。
あいあい岬に到着した時点で、既にうす暗い状態。
夕焼けの残照が真っ赤に染まって綺麗でした。
20~30分ほど待って暗くなって撮影開始。
まず月を見てびっくり!
「月のかさ」がはっきり見えてます。
普通は満月でうす曇りの場合に見えるのですが、今日の半月でもしっかりかさがでてました。たぶんこれは初めての体験。うす曇りだったので星が見えないかもと心配しながら遠くまで来たかいがありました。
太陽の「日のかさ」も見れる機会はなかなかないんですけどね。ラッキーでした。
でもそれ以外は、、、上弦を超えていて、半月といえど、自分の(月)影がはっきりと見えるくらい月明りが強い状態。本もしっかり読めます。
おかげで、月の周りは星のあかりがかき消されています。。。。更に雲が星を覆っていて、月明りで雲が光っている。。。
厳しい状況下でしたが、しっかりした三脚がある限り星は取れます。
カシオペアと北極星↓

月のかさ(右)と北東の空↓
ちなみに、2台のカメラで撮って比較してみました。
左: 10年ものの1DsMarkⅢ(ISO1600)+35mmf1.4、と、 右: EOS-M3(ISO6400)+18-55mmf3.5-5.6

10年物でもISO1600(←これが上限です。。。)ならM3の6400よりいけそうです。
(ほんとうならM3に同じ大口径広角レンズをつけて同一条件で比較すべきですが、フルサイズとAPS-Cでは1.6倍の焦点距離差があることから、M3には18-55mmの暗い標準ズームしか使えず実用上ISO6400以下にできない)
1時間ほど過ごしたのち、今度は、水仙と星を一緒に撮ってみよう、と爪木崎へ移動。
でも、ここで誤算が、、、爪木崎はあいあい岬の時より、月が更に明るくなっていて、ほとんどの星をかき消してました。雲も増えている感じ。。。東京の自宅で見える星より多いかな、程度。。。
崖の上の駐車場から自生水仙のある岬方向を撮りました。実際は真っ暗です。

ここはグレイスを何枚か撮って終わりにしました。
フォトコンテストで何度か爪木崎の水仙と星のコラボ写真は見た記憶があります、良いポイントのはずですが、腕と運がなかったようです。
次の新月まで星撮りは中休みになりそうです。
Posted at 2017/01/08 01:23:38 | |
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