26日は、待ちに待ったカーアンドドライバー誌の発売日。
早速本屋に行って購入してから、星座撮影に伊豆/下田の爪木崎へ向かいました(今日は土曜勤務の振替休日)。
今度の日曜が新月ですので、星座撮影には丁度よいタイミングです。
なお、次の新月は2月末。この頃には花粉とPM2.5でもう空が澄みわたってこなくなるので、今冬では最後の撮影になりそうです。
MyGraceの秋の事故のおかげで、11月と12月の星空撮影を棒に振ってしまい、今年は3回くらいしか星空撮影ができていない、、、ちょっと残念です....
いつもの尾が崎ウイングで前回同様にちょうど夕焼け。
綺麗だったので今回も最初の一枚。
実際にはもっと赤かったけど...
その先の爪木崎に着いたのが17:20分ごろ。
まだちょっとだけ明るいですが、手持ちでの撮影はほぼ限界。F1.4開放で何とか撮れるレベルのうす暗さ。
カーアンドドライバー誌を読みながら30分ほど時間をつぶして、暗くなるのを待ちます。
星はまあまあいい感じです。
雲が出ているので一部がちょっと隠れてますけど。
それより気になるのが、やはり「東京」は明るすぎます。
北東方向が東京になるのですが、明るくて新月が近いにもかかわらず、星がかき消されてます、奥多摩で見た時よりは距離が取れているのでましではありますが.....
それと、撮影していて思い出しましたが、伊豆南端は航空路の要所です。羽田に向かう飛行機がひっきりなしにおよそ3分間隔くらいで飛んでました。時間的にも夕方のピークなんですね。写真の横棒がそれです。地平線を入れる構図には必ず飛行機が入ってしまう時間帯でした。
(写真左側が東京方面=北東方向です)
(こちらは北方向。街灯の光も拾ってます)
天の川を中心にすべての星を撮るつもりで1時間以上写真を撮ってました。
でも一枚とるのに15~25秒かかるので、撮れる枚数は限られますけど。
ちなみに今回は、星雲を撮ってみたかったので。135mmレンズを持ち込んでAPC-Hの1.3倍で撮ってみました。(≒176mm相当)
すると、オリオン座(の三ツ星とその下)の腰の部分のM42・M43星雲がはっきり見えました。
肉眼ではここまでは無理ですよね。
(オリオン座)
(135mmレンズで撮影したのを拡大)
ちなみに新しい発見がありました。
135mmの望遠レンズでは、「オートフォーカス」が使えました。
今まで月は大きいのでオートフォーカス撮影できていましたが、それ以外はピント合わせだけのために10枚くらい試し撮りしてピント合わせしてました。今回たまたま135mmレンズで金星をフォーカスエリア中心にとらえたところ、オートフォーカスが効いて無限遠に設定できました。こんなことができるなんて知らなかった.....、今までの苦労は何?
もっとも35mm広角レンズ(シグマ製)では無理でしたが。
但し、135mm望遠レンズでは露出を15秒と短めにしても、星は丸く映りません。空を周回する線が出てしまうので、新月より満月に近いほうがいいのかも(=シャッタースピードをもっと上げられるため)。
ちなみに、オリオン以外にも、アンドロメダを撮りたくて頑張ってみましたが、星座表と実際の星空を見比べてもその位置がよくわからない...最後はこの辺だろうと勘で撮りましたが、もしかしたら別の星雲かも...
春秋にも、天候によっては空が綺麗で、星がよく見える日があります、それまで当分はおあずけになりそうです。
Posted at 2017/01/27 01:32:25 | |
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