今日は毎年この時期に行われる国際機器展Inter Beeへ行って参りました。
今回は車にまったく関係ないので興味ない方はスルーして結構ですっw
朝はこんなに天気が良かったのに。。。。夕方はどしゃぶり。また洗車しないと。。ブルーです(涙
展示は音響、映像に分かれています。毎年駐車場側から見始めるので音響からスタートです。
音楽製作には欠かせないAVIDブースです。
今回はなんとスカイウォーカーサウンドからウィル・ファイルズさんがいらしていました。
もちろん、デモ素材はスターウォーズ・フォースの覚醒です。
アトモスでのマルチチャンネルシステムでのデモでした。
最新の予告もファイルズさんの手によるもので、予告では珍しくレコーディングをしているそうです。
なので、会場のシステムにはあの音源が。。。というより、マルチトラックデーターが(涎
トラックを分解した時に、予告音声では聞き取りにくい女性のソロボイスが鳥肌者でした。
イベントの目玉でもあったので、会場の他のブースをさしおいて巨大な音でデモしていましたw
嬉しかったのが、僕とまったく同じHDXシステムでスターウォーズの音響が作られているということ。
さらにAvidプラグインを多様してたのも嬉しかった。
HDXを導入したのに、DSPではない外部プラグインばかりでは涙者です。
予告映像は下記のURLで見れます。これのマルチ音響はやばいです。
おそらくあの巨大な音声は映画館でも設定しないと思います。
気になる方は是非beeまで行って下さい。明日もう一回デモするそうです。
予告音声は本編よりもダイナミクスに製作されているので、更に迫力が増しているそうです。
もちろん本編でもファイルズさんは活躍されていますよ。
この予告映像、出だしがピアノです。なんとスターウォーズではピアノを使用したことが過去にさかのぼっても無いそうで、今回予告で初ピアノ投入だとのことです。
本編ではどうなのでしょうかね。
ちなみにピアノトラックは一弾きごとにファイルが切ってありました。
まさに一発入魂なのでしょう。
SEトラックは過去の作品の音源も使用したり、今回の為に新しい音も多数製作したそうです。
これらの音源が一箇所に保存されていて、それを各システムで直接読み込み使用するそうです。
データー流出の対策も兼ねているので、コピーして使用する事がないとの話も驚きでした。
逆にマスターに傷つけてしまわないか心配じゃないのかなw
新たにビームサーベルのSEも新作したそうですが、ジリジリっといった危険な感じを出したかったそうです。また、色々サーベルの音をつくったそうですが、そのひとつがファルコン号のワープ音に流れたそうです。
今まで、ファルコン号がワープする時は、運転席目線での音声で、今回はそれに加え、第三者視点からのワープシーンもあるので、そちらにサーベル音が使われる事になったとか。
SE製作も大変そうですね。
この所、音楽業界ではMADI呼ばれる多チャンネルマルチシステムが主流になっています。
それを活用した製品の展示が多く、こちはら1Uラックサイズで64ch収録できるレコーダーです。
今までは1Uサイズだと多くても8chとかだったのですが、MADI通信の恩恵で接続部分の簡略化の恩恵を受けている製品です。
ちょっと気になったbeyerdynamicのヘッドホン。でもヘッドホンは自分が使っている物と比較しないと分からないものです。今度時間が出来たら聞き比べてみたいです。
こちらは私もお世話になっているモニターのアダムオーディオさん。手前の横置きにしているスピーカーが使っているものですが、私は場所の関係で縦に置いています。。。横に置きたいっ
Samuraiさんが気になっているドローンの展示も年々増えています。
こちらは8Kカメラを搭載したシステム。
ドローン搭載カメラに限らず、8K製品がだいぶ充実しています。こうなると4kの寿命は長くないんじゃないかな(汗
また、同じくらいに動画の世界でもHDRが流行っています。
Log収録できるカメラが出てきたので、写真で言うRAW生データーのようなものです。
後から劣化無く色を弄れるのが大きな特徴です。
キャノンも8Kレンズの展示を始めています。
ズームデマンドが搭載されている所をみると、これは放送用のカメラに組み込む為のレンズです。
8kの試験収録は昨年のNHK紅白でも行われています。
オリンピックでは8kでの収録を目指すのだと思いますが、4kでもフォーカス精度の問題があるので、もうこれはマニュアルでは不可能なんじゃないかなぁと思います。
ある程度決まったフォーカス撮影ならまだしも、スポーツなど瞬時のフォーカス調整はプロの業界でもオートフォーカスが必需品になってくると思います。
スターウォーズ関連の企業がいくつかあるようで、こちらはカラーグレーディング機器のデモをしていました。
ポスターも貼ってあり、このシステムでスターウォーズも調整しているのだ!!っと。一番の宣伝素材ですね。
今回は訳あって一人で歩き回っていたのですが、ちらほら声を掛けてくれる方も居たり助かりました。
毎年皆さんの顔をみると安心したりw
色んな業界のお話が聞ける貴重なイベントでもあるんです。
帰り間際、立ち寄ったブースで師匠と遭遇しました。
映画、ドラマ、PV,歌謡際でも活躍されているオペレーター様です。
私は少し腰が痛かったので、今回は担ぎませんでした。
ので師匠の横で記念撮影。。。
今年から担ぐには誓約書を書かされるようでした。恐らく初心者の方が担いで、腰をやっちゃったり、
最悪転倒して機器を壊す可能性もあります。
実際、この特殊機材は800万くらいします。それに、乗っているカメラとかレンズとかデマンド、サブモニター合わせると倍以上になる世界です。
今まで誓約書が無かったのが不思議だったのかもしれませんw
この後、どしゃぶりの中、ハイドラ起動して帰りました。。。。w