前記事の続きともいえよう…
前記事では我が浜松グループの脱退を考えた六花ちゃんの、
メンバー復帰を望んで私と恋人のマキさんは、
謝罪の気持ちを込めて団子を作った。
六花ちゃんの大好物である団子だ
マキさんも集中しながら調理していた…
そして完成したこの7色団子は、
うちらのグループの女子メンバーカラーをイメージしたものである
4本をラップしてフードパックに入れて、
冷蔵庫に保存した。
固くなり過ぎないように上手い具合に保管しておいた
そして今日の昼間にハクさんからLINEが。
今夜7時頃に美薗中央公園へまずはハクさんが六花ちゃんの元へ、
後から我々は公園の駐車場へ来て待機、
そしてハクさんが合図したら我々が、
六花ちゃん達の元へ向かうという流れはどうかと。
※写真はLINEトーク風作成アプリにて
私は休憩時間に六花ちゃんとハクさん以外のメンバー全員に連絡をした。
皆と都合が合うか聞いてみた結果…
一部メンバーは有給休暇やバイト休み、
用事で会社を早退するなど、
幸いな事に全員が都合を合わせてくれた…(^_^;)
私は定時で帰宅後…
T「ただいま」
ミク「おかえりー」
ルカ「おかえりなさい」
T「さっきハクさんも皆に連絡したと思うが、
今夜7時頃にハクさんが先にいつもの公園へ行って、
六花ちゃんと再会する。
俺達もその時間に現地の駐車場へ向かって待機する。
ハクさんからの合図が来たら、
俺達も皆で六花ちゃん達のほうへ向かうぞ」
ミク「 うん!」
ルカ「わかった!」
ミク「ブログ見たけど、団子作ったんだってね!」
ルカ「すごいわねぇ」
T「ああ、謝罪の気持ちを込めてマキさんと作ったからさ。
ミクさん達の分もとっといてあるから、
後で帰ったら食べようか」
ミク,ルカ「了解!」
団子が少し固くなっていたので冷蔵庫から出して、
レンジで少し温めて柔らかくした…
夜7時になる前にいつもの公園へ向かう
ミク「六花ちゃん、怒ってないかなぁ…」
T「どうだろな…俺達も、
あの子と最近構う機会がなかったけど…」
ルカ「心配だわ…」
公園の駐車場に到着すると…
マキ「あ、お疲れ様ー」
千冬「こんばんわ」
T「待たせたね」
ミク「お疲れ様です」
ルカ「皆も来てくれてありがとうね」
梅「おいっす」
T「おう…梅ちゃんもマキさんの車で?」
梅「ちゃうよ、あたいの車でね」
T「そうなのか」
マキ「TAKUさん、忘れずに持ってきた…?」
T「当然だ…ほら」
マキ「よかった…」
その頃…
ハク「タクさん達も前からずっと反省しているようですから…
許してあげたらどうですか?」
六花「でも…」
ハク「………」
ハク「(今です…!)」
《ティローン♪》
LINEの着信音
T「お!」
ミク「来たかな?」
T「よし…!行くぞ!」
女子全員「了解!」
※写真はLINEトーク風作成アプリにて
マキ「六花…待っててね…!」
T「六花ちゃん…」
六花「…!」
マキ「六花…」
六花「み…みんな…」
六花「ふん!なによ!みんなして…!
なにか用なの!?」
マキ「六花…!あたし達が悪かったよ!
あたし達が最近、あんたに構っていなかったのは…
別にあんたの事が嫌いになった訳じゃないんだから…!!」
六花「なに言ってるの!?じゃあさ…!
私の事が嫌いならなぜ、
私が働いてたバイト先のマックにも全然来てくれないわけ!?
来たのはマキちゃん一回だけで、
あとのみんなは来てくれなかったじゃん!」
マキ「いや、それは…」
T「六花ちゃん…
以前から俺やマキさん、他のメンバーもずっと反省している…
俺達がバイト先のマックへ行っていなかったのは…
あのお店は街中の駅前にあるじゃんな?
周りの駐車場も殆ど有料だしさ、
お店辺りは渋谷ほどではないが時間帯問わず常に、
かなりの人混みみたいだな…
街中でトラブルに起こされたくないし、
まだコロナ禍が収まってないから、
もしまた感染したらどうしようかとも思っていてな…
実際に俺とマキさんはコロナ感染に経験したんだしさ…
あと、浜北から浜松街まで車で40分以上かかるもんでな…」
六花「…じゃあ、私が浜北から近いバイト先で働いていたら、
TAKUさん達は頻繁に来てたの?」
T「多分…そうだな…」
六花「………」
六花「ふん!酷いよ!!
私をまたほったらかしにするなんて…!!」
T「わ…悪かったから…」
私はついに…例の物を出す…
T「えっと…これを受け取ってくれるかな…?」
六花「なによ!?」
マキ「あたしと彼氏で、あんたの為に作ったお団子だよ!」
六花「え…?」
T「マキさんと2人で、謝罪の気持ちを込めて手作りで作ったんだ」
六花「て、手作り…?」
T「そう、時間かけて7色作ったんだ、
俺達のグループの女子メンバーカラーをイメージとしてな。
ちょっと団子の形が悪くて申し訳ないが…
六花ちゃんは団子が大好物じゃんね?
だから、食べてほしいんだ」
マキ「お願い…!た…食べて…!
……グスン…あんたの為に…頑張って作ったんだからさー…!」
六花「TAKUさん…マキちゃん…」
六花「………いただきます」
果たして…六花ちゃんの感想は?
その2に続く…
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2023/10/18 20:14:08