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2011年01月10日 イイね!

一度は味わってみたい世界

一度は味わってみたい世界昨年末、私のミニチュアカーコレクションとしては2010年で最後となる購入品が手元に届きました。それがAUTOart製の「ジャガー・XJ8」です。

購入したのは1998年に登場したX308系。元々は1986年にデビューしたX40系がルーツであり、1994年にフルモデルチェンジにかなり近い大がかりな改良を加えられてX300系へと進化したジャガー・XJ。さらに1998年、搭載するエンジンをV型8気筒に換装したものがX308系です。
特徴は“低く・長い”古典的なスポーツサルーンスタイルのエクステリア。顔つきも丸形4灯ヘッドライトと、稜線が美しいボンネットフードの採用により、善くも悪くも“古き良きジャガー”らしいテイスト満点となっています。

日本ではバブル崩壊後という厳しい経済情勢下でしたが、逆にこうした趣味性も強い高級車には一定の顧客があるものなので、都心などでは比較的見かける機会も多い一台です。特にX300系以降はジャガーの弱点と言われた信頼性の点でも大幅な改良が見られ、気候的に自動車への負荷が大きい日本の都心でも一年を通じて走っている姿は見かけられます。

私自身、このジャガーというブランドは、前々から好きなメーカーのひとつ。高級車ゆえになかなか手が出るものではありませんが、いつかは所有してみたいと思っている車のひとつです。
過去、数年前にはちょっと真剣に購入を考えたこともありました。このX308系の高年式中古車、もしくは清水の舞台から10回くらい飛び下りてX350系の廉価仕様を新車で、などと考えて
実際にディーラーへも足を運んだものです。

最終的には金銭的な問題もありましたが、なによりも仕事用のクルマとして使うには少々贅沢すぎる点、そして全国あちこちを走り回る身としては日本車やドイツ車と比べてサービスネットワークの面で物足りなさを拭いきれないことがあって、購入は見送ることとしました。

その後、2009年にはタタ傘下となって初めてのニューモデルであるX351系・XJがリリースされましたが、その前に出ているXFとの棲み分けも上手く出来ていて、新時代の到来を感じさせるデザインも完成度は高いと思います。

もっとも、ここまで上級化されると簡単には手が出る車ではなくなってしまいました。しかし、一方で弟分の XFがなかなか魅力的な存在でもあるので、こちらが最近では現実的に気になる車の一台になりつつあります。


MiniCar|AUTOart JAGUAR XJ8
 
Posted at 2011/01/15 22:46:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2010年12月14日 イイね!

“敏鼻捜査官”は専用車でやってくる

“敏鼻捜査官”は専用車でやってくる2010年12月にリリースとなった「RAI'S」の新作、もう一台はY61系の日産サファリ。長年に渡ってトヨタランドクルーザーとともに、本格大型クロスカントリーモデルの両雄として活躍してきた車種でしたが、残念ながら日本市場のこのカテゴリーの冷え込みもあって、2007年を最後に姿を消してしまいました。

こうした本格クロスカントリー車は、今でこそ豪華な高級オーナーカーというキャラクターも得るにいたっていますが、元々はタフなワークホースとして生を受けたもの。頑丈さと高い機動性は警察活動でも重宝されており、歴代モデルについて全国各地の警察本部で採用例が見受けられます。中でもユニークなのは、このY61系をなんと白黒ツートンカラーに塗装して、自動車警ら隊に配備した愛知県警察の事例でしょうか。

さて今回のモデルは、数多く種類がある警察車両の中でも「RAI'S」らしい視点の企画力が光る一台。かなり通好みな車両選択を見せてくれました。
その車両とは「警察犬搬送車」。誰もが知っている警察犬は、日本では1912年からその歴史が始まったと言われていますが、人間の5千倍ほどと言われる鋭い嗅覚を主な武器として犯罪捜査や災害救助など幅広く活躍しています。

そんな“敏鼻捜査官”たる警察犬ですが、残念ながら自ら要請に従って事件や事故の現場に臨場出来るはずもなく。飼育・訓練施設からの移動につかわれる専用車、そのうちのひとつが今回モデル化された日産サファリなのです。

「警察犬搬送車」はワンボックス系のバン(乗用ミニバン含む)タイプと、このようなクロスカントリー系モデルの二通りがあります。ともにボディカラーは一般純正色をまとい、白黒ツートンなどには塗装されていません。
ただしもちろん現場には急いで駆けつける必要があることから緊急自動車とされており、このサファリでもルーフの前後中央に1個ずつ流線型の赤色警光灯を備えています。

また警察犬はケージに入れられてカーゴスペースに載せられての搬送となりますが、このモデルでは2つのケージが搭載されている様子も忠実に再現。さらに警察犬搬送車ならではの装備である「換気扇」もしっかり再現、TA型無線アンテナやアルミルーフキャリアとともに、実際の姿を非常によく捉えています。
ちなみにこの黒いサファリは東京にも存在していますが、おそらくは90系・トヨタランドクルーザープラドの代替として導入されたものではないかと思います。プラドもボディカラーこそ明るいシルバー系でしたが、ミニチュア化されたサファリ同様にリアルーフには換気扇を備え、ルーフ前後に1つずつ警光灯を配し、かつアルミルーフキャリアも同様に装着されていました。もしかするとい代替時に、ルーフキャリアなどは載せ変えられたものなのかもしれません。

●見習い「きな子」が警察犬に合格 香川県警で1月から出動
msn産経ニュース(産経新聞)  2010年12月14日 17時05分

警察犬といえば、こんなニュースも報道されました。
ぜひこの「きな子」にも、“敏鼻捜査官”として大活躍してほしいものです。

MiniCar|RAI'S 日産サファリ 2005 警察本部刑事部鑑識課警察犬搬送車両
 
Posted at 2010/12/17 22:43:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2010年12月13日 イイね!

不思議な存在感のハイエース

不思議な存在感のハイエース今年も一年、実在する車両を忠実に再現した精巧なパトロールカーのミニチュアで楽しませてくれた「RAI'S」。
2010年の締めくくりとなるであろう12月のリリースは2車種、これが意外にも“縁の下の力持ち”とでも言えるような通好みの警察車両をモデル化してきました。

まず最初にご紹介するのは、警備部機動隊に配備されている「エリア検問車」。ベースは現行型のトヨタ・ハイエースであり、一見したシルエットは所轄署の交通課などに配備されている「事故処理車」や「誘導標識車」にソックリな感じです。

ただ、大きく異なるのがボディカラー。交通系の車両は白黒ツートンの制服仕様ですが、こちらは白一色。とは言っても、ルーフの後部には大きな筐体のLED式誘導標示板を備えており、これには散光式の赤色警光灯が固定されているので、いわゆる“覆面車両”には該当しません。
配備されている機動隊というと、その昔は灰色に白いライン、現在では青系のボディに白いラインというのがスタンダードな塗装パターン。しかし実際にはこのように真っ白という車両も多く、長期に渡る現場への張りつきなども多そうであることなどから、扱いやすさが評価されているのかもしれません。

この車両の主な任務は、文字通り「検問」。
先頃、横浜ではAPECの首脳会議が行われましたが、このような国内外のVIPが集まる国際会議やスポーツイベントなどでは、会場周辺を長期に渡って警備する必要が出てきます。その際に不審者をいち早く発見するためにも欠かせないのが「検問」であり、この車両は検問所のベースになると同時に、その実施を周知させるという役割をになっています。

もちろん大がかりな警備では、さらに車体の大きい機動隊の人員輸送車などが大量に投入されたりもしますが、小回りが効くという点ではこのハイエースが有利。決して広くない道路での検問実施時や、短時間の実施などでは、こちらが重宝するのではないでしょうか。

思えば「RAI'S」では久しぶりの機動隊車両。私の記憶では2008年の秋に発売された、S13型・日産シルビアの「エリア警戒車」以来ではないかと思います。
そこで折角ですから、コレクションの奥深くに眠っていたシルビアも引っ張りだしてきて、ツーショットを撮影してみました。もっとも現実には、シルビアは数年前には退役しているので、現行型ハイエースとのツーショットはミニカーの世界だけでしかあり得ない組み合わせなのですが・・・。
 
MiniCar|RAI'S トヨタハイエース DX 2008 警察本部警備部機動隊エリア検問車両
MiniCar|RAI'S日産シルビアQ's(S13) 1992警視庁警備部機動隊エリア警戒車両
 
Posted at 2010/12/17 22:20:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2010年12月07日 イイね!

モチーフは“劇用車”

モチーフは“劇用車”当方のミニチュアカーコレクションでは、赤と黒のカラーリング(=ADVANカラー)と、白と黒のカラーリング(=警察車両)が多数派を形成しています。
そんな中で今回ご紹介するモデルは、若干買うか否かを悩んだものではありました。

モチーフは懐かしさを感じずにはいられない、430型・日産セドリック。1979年の6月にデビューした、日産の最上級セダン「セドリック」としては5代目にあたるモデルです。この代から直線基調のボディラインが採用され、フロントのサイドマーカーが前傾したデザインでボディサイドに回り込むようなデザインとなりました。これは後年もセドリックのアイデンティティとされ、V型エンジンを搭載したY30型、その後継となるY31型にも受け継がれています。

さて、この430型のパトロールカー仕様が1/43スケールでリリースされました。メーカーは青島文化教材社、「SKYNET」というブランドからの新商品です。

同時に2種類が発売となり、ともに430型のセダン後期型をモチーフとしてますが、一方は最廉価類別の「スタンダード」を、そしてもう一方はオーナー向け普及類別の「200E-SGL」をベースにパトロールカーの制服塗装などを施したもの。
ただし実在した警察車両をモチーフにしたのではなく、往年の人気ドラマ「西部警察」に登場していたパトロールカー、すなわち“劇用車”を再現したモデルです。

そのため、実際の警察車両とは異なる点も多くあります。
例えば「200E-SGL」は警邏車両としての導入は無かったかと思われますし、ルーフの散光式警光灯も取り付けは基台を車体にガッチリ固定するのではなく、スキーキャリアのようにルーフガーターに留めるタイプとなっています。
また無線のアンテナなどは装備されていませんし、逆に番組の協力会社であったエンケイ株式会社の製品を足元に装備しています。

このモデル、パトロールカーとして見れば疑問な点が多いところですが、あくまでも“劇用車”として見ればなかなか高い完成度を誇っています。
番組開始当時はこの430型が現行型の車種だったので、目立つ追跡シーンでは先頭を切って走る場面も良くありました。もちろんそれは白黒塗装のみならず、主役である刑事たちが乗る通称:黒パト(覆面車両)にも言えたことです。ところが派手なカーアクション場面になると、その先陣は330型や230型などの旧モデルに入れ替わります。そして最後には派手に横転したりクラッシュしたり。
中には単独での追跡シーンで、序盤から中盤は430型だったのに、角を曲がると330型や230型に“すり替わって”最後は横転やクラッシュ、犯人に逃げられる、なんていう場面もありました。

当時、日産自動車は「西部警察」のほか、「特捜最前線」でもスポンサーをつとめ、車両提供を行っていました。
私自身もこうした番組を良く見ていたので、結果的にはこの430型・日産セドリックが好きになりましたし、なんとなくですが大型のセダンを嗜好する要素が築き上げられたような気がします。

そして結果的には自ら2004年の初頭に、「430型・日産セドリック 280Eブロアム(後期型)」を購入するに至りました。
ここで購入するポイントとなったのは黒いボディカラーの280Eブロアムで4ドアセダンだったこと。この車が現役当時、排気量2,800ccのエンジンを積む最上級グレードは非常に高価で、自動車税の関係から維持費も今より割高なものでした。
ゆえに280Eブロアムの4ドアセダンは元々の台数が少なく、まず二度とお目にかかれないだろうという判断から購入を決意したのです。

購入後につけた希望ナンバーは「91-71」。当時、テレビをご覧になっていた方なら記憶に残っているのではないでしょうか。「特捜最前線」で主に二谷英明氏が演じる“神代恭介特命捜査課長”が乗っていた車のナンバーです。
ま、相当にマニアックな世界の話ではありますが・・・。
 
MiniCar|Aoshima 日産セドリック(430) 200スタンダード パトカー(西部警察)
MiniCar|Aoshima 日産セドリック(430) 200E-SGL パトカー(西部警察)

●愛車紹介|日産セドリック 280Eブロアム (1981年式)
 
Posted at 2010/12/12 21:18:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2010年11月12日 イイね!

2年ぶりに“クラウン祭り”

2年ぶりに“クラウン祭り”このタイトルでエントリを書くのは、振り返ってみたらおよそ2年ぶりのことでした。
前回は2008年12月20日付のエントリ。この時と同様に、今回も「RAI'S」からリリースされたトヨタ・クラウンのパトカーをモデル化したミニチュアカーのご紹介です。

初代から一貫して警察車両の中心的な存在であり続けるトヨタ・クラウン。メーカーのカタログモデルとして、制服仕様(白黒ツートン)の警邏車両と交通取締車両、さらに私服仕様(覆面パトカー)の交通取締車両がラインナップされています。

今回モデル化されたのは、パトカーとしては現行モデルにあたる180系、通称“ゼロ・クラウン”と、その一世代前の170系の、ともに交通取締用覆面車両。車を運転する人にとってはお世話になりたくない、そんな存在の車両です。
170系はさすがに退役が始まりつつありますが、まだまだ見かける機会は少なくありません。180系はそれこそ日本中で圧倒的な多数を占めており、私のように高速道路を長距離移動する機会の多い身にとっては、本線上などで頻繁に遭遇する相手でもあります。

警察の車両は大きく分けて警察庁の予算で導入されて全国に配備される“国費もの”と、各本部(警視庁や各道府県警)が独自の予算で導入している“県費もの”があります。クラウンはその大半が前者での導入となっており、特に前述のようにカタログモデルとして仕様が定められていることから、全国的にその仕様は標準化が図られています。
しかし、実際には各本部ごとや、運用している現場ごとの判断などで、微妙に改修などを受けている場合もあります。

例えば一般論としてパトカーは鉄ホイールを装着していると言われますが、現実には「鉄ホイール+ホイールキャップ」の標準的なスタイルのみならず、社外品のアルミホイールを装着している例も珍しくありません。特に冬場にスタッドレスタイヤを装着する場合は社外アルミホイールを組み合わせているケースが多いように思えます。
次に「パトカーのトランクにはグレードを示すエンブレムがついていない」というのも、あくまでも標準仕様の話。こちらもクラウンの場合、「Royal Sallon」や、何故か「Royal Extra」といったグレードエンブレムを装着している個体も存在しています。

最近では無線アンテナもユーロタイプが増殖しており、フロントの前面警光灯はLED式の小型なものが登場、助手席のナビミラーも備えていない車両が多いので、覆面車両もかなり秘匿性が高められています。
もっとも、現場はもちろん、ユーザーたる警察のレベルでは如何ともし難い市販車との相違点も、クラウンの場合は残されていますが・・・。

取り敢えず、遵法精神で安全運転を実践していれば、どんなに秘匿性が高かろうと覆面パトカーは脅威の対象にはなりません。むしろ、本線上で発見する楽しさ(?)や、じっくり観察する余裕を持ってドライブしたいものです。


MiniCar|RAI'S トヨタクラウン3.0 (JZS175) 神奈川県警察高速道路交通警察隊
MiniCar|RAI'S トヨタクラウン3.0 (JZS180) 大阪府警察交通機動隊
 
Posted at 2010/11/19 00:40:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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