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2008年08月26日 イイね!

格安なのには"理由"がある

格安なのには"理由"がある去る週末の北海道出張では、現地の移動にレンタカーを利用しました。

インターネットで予約しておいたのはコンパクトカークラス、具体的には「ヴィッツ」「マーチ」「フィット」といったあたりが該当します。

しかし新千歳空港に到着してレンタカー会社の窓口を訪れ、いざ借り受け手続きをする段になって「お煙草はお吸いになられますか?」との質問。

「はい」と答えると、用意していた車を変更するという展開になりました。
どうやら禁煙車が配車されていたようで、結果的にコンパクトカークラスの喫煙車は出払ってしまっていたらしく、ひとつ上のクラスから車があてがわれる事になりました。

やって来たのは「カローラ アクシオ」。
排気量1,500ccのエンジンを搭載するベーシックグレード"X"で、ミッションはCVT、駆動方式は北海道のレンタカーらしくフルタイム4WD。
カーナビゲーションこそ社外品でしたが、バックモニターを組み合わせたHDD方式のものが奢られていました。

ラリーの取材では狭い場所を走る可能性もあるので余り大きなボディサイズの車は適さないのですが、まぁ今回は北海道ということで移動距離もありますし、他に車が無いのであれば仕方ないので「カローラ アクシオ」が取材のお供になりました。

千歳~札幌~小樽は移動距離もそこそこありますし、赤井川に向かうまでには峠道もあるので、実際には内心で「ラッキー」と思っていた面もありました。
そう、車を受け取って走り出すまでは。

いざスタートしてみると、どうも感覚的に違和感が。
カローラ アクシオ」には以前も乗っているのですが、その時とフィーリングが全く異なるのです。

具体的には乗り心地がやや硬い。そしてノイズが大きい。
疑念が深まるなか、その原因はアッサリと特定されました。

そう、装着されているタイヤに原因があったのです。

今回のレンタカー、スチールホイール+キャップは新車純正のままですが、タイヤそのものについては輸入格安タイヤが装着されていました。
走行距離は1万5千キロほどでしたから、新車装着タイヤが故障するなどして交換されたのではないでしょうか。

このタイヤ、明らかに性能面で見劣りするものでした。
前述した乗り心地に関係する面にはじまり、とにかくグリップレベルが低い。

もちろん私の言う"グリップの低さ"は別にワインディングやサーキットを高速走行するというレベルの話ではなく、ごくごく日常的に使う範囲内においても容認出来得ないレベルの低さだということです。
峠道に限らず、ちょっとしたカーブでも、幹線道路走行中に赤信号に対応して車を停車させる時でも。とにかくグリップレベルの低さを感じるのです。

車にそんなに関心が無いという方は「これで充分」と思われるかもしれません。
なにより市販価格は同サイズでも国産品の半分以下である「格安輸入タイヤ」ですから。

しかし、このグリップレベルの差は、例えば自分自身の生命はもちろん、同乗者や周囲の人たちの身体を守るか傷つけるかの差にもなり得るのです。
別に非常識な暴走をしていなくとも、危険回避動作を強いられる可能性は常にありますし、人間にはウッカリやボンヤリということもあるわけで、急ブレーキや強めのブレーキを踏んだことの無い人というのは皆無ではないかと思います。
さらに一年の間には雨の中を運転する機会も当然あるわけです。

さすがに晴天/ドライの路面で排気量1500ccのごく普通のセダンが持つ性能すら充分に受け止める余裕の無いタイヤ、これは絶対にお薦め出来ないと改めて思いました。

タイヤはどれも「黒くて丸いもの」。高価・高性能であっても格安・低性能でも外観上での違いはほとんどありません。
サイズなどが合っていれば装着できるので、ついつい値段重視の傾向になるユーザーさんも多いのが現実でしょう。

しかし、車がクルマとして道路を走る上で、唯一路面と接しているのがタイヤ。
そう、例えどんなにクルマの性能が向上し、安全性が高まり、電子制御技術の進化などによって安全装置が備わっていたとしても、最後はタイヤに命運を握られているのです。

クルマのランニングコストを下げたいというのは誰もが思う当然の望みではありますが、ことタイヤ選びについては自分自身や大切な人々のことも考えて、値段だけに捕らわれない商品選択を心がけていただきたいと思います。
 
Posted at 2008/08/27 22:27:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記
2008年08月25日 イイね!

北海道出張の小さな楽しみ

北海道出張の小さな楽しみ今年もモータースポーツシーズンに入ってからというもの全国各地に取材のため出張しています。
そんな中で北海道にも何度か足を運びましたが、モータースポーツの取材としては「Rally in Akaigawa」が今年最後の予定です。

今回はラリーの舞台が赤井川村ということで、札幌市の中でも現地へのアクセス性が良いと判断してホテル選びを実践。

チョイスしたのは「手稲ステーションホテル」、その名の通りJR北海道手稲駅に直結しているホテルです。

一般的なビジネスホテルではありますが、もちろんブロードバンドは完備(V.P.N.は利用不可)。
面白いのは床がフローリングとなっていて明るい室内であること、あとは各部屋に電子レンジが備えつけられていること。
コンビニエンスストアは徒歩1分、"すすきの"をはじめとした市内中心部へのアクセスも電車を使えるので大変良好、なかなかお薦めのホテルです。


さて、出張初日こそ札幌在住の友人と居酒屋で夕食をともにして海の幸などを堪能しましたが、その後は取材を終えてホテルに帰ると、途中のコンビニエンスストアで買った物で夕食というパターンが続きました。
もっとも、それを見越して"電子レンジ標準装備"のホテルを選んだわけでもありますが。

そこで"コンビニ夕食"の中で自分が北海道出身であることを実感したのが、無意識のうちに「カツゲン」を購入していたこと。
MEGMILK(日本ミルクコミュニティ)が北海道限定で販売している乳酸菌飲料。
もっとも現在は「ソフトカツゲン」となっていますが、その昔はもっと味も色も濃厚な「カツゲン」が瓶入りで売られていました。




日曜日のお昼に取材が終わると、帰京するためにレンタカーで新千歳空港に向かいます。

そこで考えたのが"北海道土産を何にするか?"ということ。
東京に帰ると事務所には"お腹を空かせた白いこぶた"社員嬢が待っています。

普通なら新千歳空港でお土産を調達するところでしょうが、私の場合は千歳市内にあるポスフール千歳店の駐車場に車を停めて店内へ。

テナント出店している「三星(みつぼし)」で「よいとまけ」をはじめとしたハスカップを使ったお菓子を数点購入。
よいとまけ」は、観光客のお土産品としてはまだまだマイナーな部類かと思いますが、なかなかの逸品でどなたにでもお薦めできます。

ついでに食料品コーナーに足を運び、購入したのは「やきそば弁当」。
こちらは東洋水産が北海道限定で発売しているインスタントカップ焼きそば、限定品といっても先の「カツゲン」同様に観光客相手の土産物ではなく、昔から北海道の人達に愛されてきた商品です。

ということで先月の十勝出張からの帰りにも「やきそば弁当」は購入して帰京したのですが、在庫も底をついたことですし、なにより久しぶりに食してカップ焼きそばの中ではこれが一番美味しいと思えるので、今回も購入して帰ることに。




さらに今回は、とても久しぶりに食べてみたくなったことから高橋製菓の「ビタミンカステーラ」も購入。

これも北海道で育った人なら必ず食べたことのある懐かしい味、経験者なら分かる"食べるときは牛乳が必須"のカステラです。
ということで、カステラのお供には「よつ葉牛乳」あたりが欲しいところですが、まぁこれは東京でも入手可能ですし、もとより紙パックの牛乳を飛行機で持ち帰るというにもさすがに抵抗があるので、牛乳購入は見送り。




こうして大量のお土産品を調達してからレンタカーを返却して新千歳空港へ。

予約してある帰りの便が出発するまでの時間はおよそ2時間、1本早めの便に変更することも考えましたが、ちょうど夕食の時間帯でもあることから、今回の北海道出張で最後の食事を空港内で摂っていくことに。

そこで選んだのは「松尾ジンギスカン新千歳空港店」。

ジンギスカンを一人で食べるというのは通常は少々抵抗も感じますが、空港という場所柄、一人旅の出張族などもターゲットにしているだけあって、一人でも気軽に暖簾をくぐることが出来ます。

小振りな一人用のジンギスカン鍋で肉を焼き、野菜を煮る。
食が進んでご飯のお代わりを頼むと、嬉しいことにお代わり自由とのこと。

基本的にノンアルコール派ゆえにドリンクはコーラをオーダーしましたが、Lサイズはビールでいう"大ジョッキ"、しかも氷はそれほど多くなく、最後の方でも"コーラの水割り"になる心配は皆無。
こうしたジョッキドリンクは大量の氷を入れる店も多いのですが、その点とても良心的。

スタッフの応対や動きも良く、北海道出張最後の食事は大変満足出来る内容となったのでした。

Posted at 2008/08/27 00:36:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2008年08月24日 イイね!

全日本ラリー選手権・第7戦 (3)

全日本ラリー選手権・第7戦 (3)赤井川村で熱戦が繰り広げられている「2008 Rally in Akaigawa」も最終日となる競技2日目を迎えました。

昨夜から札幌・小樽地方では風が強まり、その影響からサービスパークでは夜のうちにテントが破損したチームや関係者もあったようで・・・。
早朝にはSS(スペシャルステージ)に若干の降雨もあったようですが、競技がスタートするころには路面はドライコンディションになり、多少の"お湿り"が土埃を抑える効果を生んで走りやすくなっていたようにも思えます。

2008 Rally in Akaigawa」はスタート早々に強豪選手がリタイアを喫するなど過酷な一戦の様相を色濃くしています。

そんな中、初日をトップで終えたのは奴田原文雄選手。二日目も30秒以上の大量リードを背景に快走、いよいよ最終のSSを迎えました。

私はこの日、SSの撮影はパスしてリエゾンを主にまわり、全SSを終えて各車が戻るタイミングをサービスパークで待ち構える"取材戦術"に。
競技車の前に最終コース確認を行なう"0カー"がサービスパークに戻り、いよいよ競技車が帰ってくる・・・。

最初にファインダーに飛び込んできたのは、勝田範彦選手が駆るスバルインプレッサでした。

奴田原文雄選手は最終SSでまさかのリタイア、今季2勝目は幻となりました。
代わって勝田範彦選手が今季3勝目を飾って、シリーズ連覇に向けて大きな勝利を手中におさめました。

つくづく、モータースポーツは終わってみるまで分からないということを実感させられた、そしてラリーという競技の難しさや奥深さも感じることとなった北海道取材でした。
 
Posted at 2008/08/27 00:17:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2008年08月23日 イイね!

全日本ラリー選手権・第7戦 (2)

全日本ラリー選手権・第7戦 (2)いよいよ今日から全日本ラリー選手権の第7戦「2008 Rally in Akaigawa」の競技がスタート。

朝早くに札幌市内のホテルを出発、そのまま直接撮影ポイントとなるSS(スペシャルステージ)に向かいます。

ラリーでは何本かの閉鎖占有している林道などにSSを設けて速さを競いますが、その中には一般観客の観戦エリアが設けられる「ギャラリーステージ」の他に、許可を受けた取材者が立ち入って写真撮影を行なえるステージも設けられます。

この指定されたステージには決められた時間までに到着しなければならないので、競技車が実際に通過する1時間以上前には現地にいられるように、Mスケジュールを各取材者が組み立てて行動します。
もっとも完全に独りぼっちということは滅多に無く、大抵はひとつのメディアポイントと呼ばれる撮影を許可された場所に数人の取材者が集まることになります。

私は今回、午前/午後各1本ずつ異なるポイントで撮影しましたが、3人のプロカメラマン諸先輩各位と同じ動きになりました。
両ポイント間はスケジュール的にサービスパークなどに戻る余裕が無いので、結果的に朝から夕方までSSが設定されている山の中にカンヅメ状態。

ということで事前に食料や飲み物を多めに買い込んでSSに到着、1本目と2本目の撮影の合間およそ2時間ちょっとはお昼ごはんタイム。
ちなみに1本目のポイントは自分の車を停めた場所の至近でしたが、2本目は駐車場所から未舗装の山道を約1km徒歩移動。撮影機材を持っての山歩きは、久しぶりの良い運動になったのでした(^^;。

それにしても北海道は好天、路面は乾ききっているので特に2本目の撮影は"土埃との戦い"でもありました。
競技車のスタート間隔は1分、残念ながら重要撮影対象車は先行車の埃が収まる前にやって来たので、まるで"すりガラス越し"のような写真になってしまいました・・・。

ちなみに我々取材陣も撮影ポイントまでの最終的な移動は競技区間、つまりSSを走って向かいます。もちろんオフィシャルの皆さんによって安全が確保されている中で移動するのですが、とにかくその道のりは険しいもの。
そこを全開で駆け抜けるラリーマシン、ドライバーとコ・ドライバーの"凄さ"も改めて実感出来るというものです。

明日のLEG2では6本のSSが設定されています(ちなみに世界選手権ではDAY1、DAY2という言い方ですが、全日本選手権は従来のLEG1、LEG2という言い方です)。
もちろんギャラリーステージも設定されていますので、札幌・小樽近郊の方には「2008 Rally in Akaigawa・公式ウェブサイト」を参照の上で、ぜひ迫力ある全日本トップラリーストの走りを生で観戦していただきたいと思います。
 
Posted at 2008/08/23 22:00:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2008年08月22日 イイね!

全日本ラリー選手権・第7戦 (1)

全日本ラリー選手権・第7戦 (1)今日から全日本ラリー選手権第7戦「2008 Rally in Akaigawa」の取材業務がスタート。

ホテルをチェックアウトして1時間少々クルマで走り、ヘッドクォーター(大会本部)やサービスパークが設けられている赤井川村の「キロロリゾート」に向かいます。

天候は朝から気持ちの良い青空。
クルマの中では暑さも感じるほどですが、そこは北海道ということでカラッとした晩夏という印象。

ちなみに今日の朝は・・・。

●稚内1・5度 8月の最低、115年ぶりに更新 寒気と放射冷却で
北海道新聞 2008年8月22日 14時01分

思いがけず歴史的な"記録更新の日"となっていたのです。

確かにサービスパークでも、午後4時くらいからは日陰では肌寒さを感じるようになります。
そして6時すぎには半袖では少々厳しい気温というのが実情。
今日は東京でも最低気温が20.5度と過ごしやすかったようですが、北海道とはいえどもまさか8月に1.5度を観測するとは思ってもいませんでした。

各選手はレッキやブリーフィングといったスケジュールをこなした一日。

キロロリゾート」は予報によると明日は「晴のち曇り」で最高気温は23度、降水確率20%。明後日の日曜日は「曇り」で最高気温21度、降水確率40%となっています。

今回は比較的コンパクトな設定のラリーで、総走行距離は305.62km、そのうちSSは13本が設定されており合計108.74km。
ギャラリーステージは土曜・日曜ともに設けられており、1日観戦で1,500円、2日通し観戦は2,000円となっています。
詳しい案内は「2008 Rally in Akaigawa・公式ウェブサイト」をご参照ください。

全10戦の全日本ラリー選手権もいよいよ終盤戦を迎えつつあり、チャンピオン争いの行方は大いに気になるところ。
そして今回の「2008 Rally in Akaigawa」は今シーズン最後のグラベル(未舗装路)ラリーということで、どのような勝負が展開されるのか楽しみなところです。
 
Posted at 2008/08/22 22:04:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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