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2012年07月26日 イイね!

全日本ラリー選手権 第5戦・1 (東京 → 渋川)

全日本ラリー選手権 第5戦・1 (東京 → 渋川)早朝、社用車1号機(日産フーガ 350XV)に撮影機材や着替えなどの身の回り品を積んだら、二週連続となる取材出張がスタート。先週は全日本ダートトライアル選手権を取材しましたが、今週は全日本ラリー選手権の取材で群馬県渋川市を目指します。

全9戦のカレンダーとなっている2012年の全日本ラリー選手権、私は初めてシリーズ全戦の現場取材を行う予定でいます。そして、全9戦の中でもっとも注目を集めている大会が、第5戦の「モントレー2012 in 渋川」です。9年ぶりに群馬県で開催される全日本ラリー選手権。伝統の大会名称である“モントレー”が復活を果たす、ということでラリー関係者の期待も高いものがあるようです。

もっとも、私自身は以前のモントレーをあまりよく知りませんし、伝統や歴史という言葉よりも現代の大会としてきちんとした運営がなされるのか、プロモーションや観客対応はどのようになっているのか、という点の方が気になっていました。
いずれにしても私自身にとっては初の“モントレー”、渋川市は右も左もわからないというわけではありませんが、しっかりした取材を実現させるために念入りな下見をすることとしたので、木曜日の現地入りと相成りました。

圏央道に高尾山ICから入り、鶴ヶ島JCTから関越道というルートで移動、お昼に渋川市に到着。まずはサービスパークや大会本部が設けられる渋川市総合公園を訪れてみました。広大な敷地の運動公園、その中にある駐車場のうちの2つがサービスパークに指定されています。実際に現地でわかったことは、サービスパークとしては少々手狭な感じが否めないこと。さらに意外なことに携帯電話の電波状態があまりよくありません。

ここで搬入・設営のためにやって来た関係各位とご挨拶を交わした後は、林道SS(スペシャルステージ)を見に行ってみることに。事前に一般公開されている地図を頼りに、サービスパークや宿泊するホテルなどからの所要時間をメモしながら、移動区間の道路状況などを確認していきます。
おおむね市街地中心部から1時間以内で到着できること、2つあるSS間は20分以内と意外に近い関係であることを確認したら、今日のロケハンも無事終了。

予約してあるホテルにチェックインして一息ついた後は、先程サービスパークで合流していた関係各位と一緒に晩御飯。
食事を終えてホテルに戻ってからは制作作業の仕上げに従事、なんだかんだで床についたのは日付が金曜日に変わった午前3時すぎのことでした。
 
Posted at 2012/08/05 23:56:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2012年07月25日 イイね!

その筋では“名車”のモデル化 (2)

その筋では“名車”のモデル化 (2)前回のエントリに引き続き、RAI'Sのオリジナル金型第二弾として5月に発売された、YPY31日産・セドリックのご紹介。高速道路交通警察隊配備の制服仕様と同時にリリースされたのは、神奈川県警察の交通機動隊で活躍を見せていた覆面仕様です。

その昔は交通覆面の世界も、セドリックとクラウンが半々ずつぐらいでシェアを分け合っている状況にありました。
YPY31の時代になると、さすがに一般市販カタログモデルにも丸目ヘッドライトの「スタンダード」は存在しなくなったので、基本的な顔つきは一般市販仕様とそれほど変わりませんでした。ただ、市販モデルには無い排気量3,000ccのV6エンジンと5速マニュアルトランスミッションが組み合わされており、前後バンパーは大型の3ナンバー仕様ながら、何故かボディサイドのモール類が省かれているという不可思議な外観を有していました。
そして足元は降雪地帯などではアルミホイール装着例もありましたが、基本は鉄でホイールキャップの装備もなし。トランクリッドには自動車電話タイプのTLアンテナを立て、助手席ドアにはナビミラーが備わるというのが、交通覆面パトカーの基本形でした。

さらに言えば、このクラスでもドアミラーが主流となっていった中で、頑なに装備されていたのフェンダーミラー。もっとも、Y31型デビュー当時のカタログでは、4ドアハードトップは全車がドアミラー仕様の写真でしたが、4ドアセダンはメインカットの全てがフェンダーミラー仕様で、一部類別紹介の中にドアミラー仕様があるという状態だったので、このクラスのセダンでフェンダーミラーはデビュー当時に限れば違和感は小さかったかもしれません。
また、地方によっては反転式警光灯を装備するために屋根に穴あけ加工を施すことに対して、8ナンバーを交付していたところも多かったようです。

このような時代に生まれたYPY31ですが、フルモデルチェンジを受けることなくモデルライフを過ごしてきた中で、警察車両を取り巻く環境も大きく変わっていきました。
例えば、この型のセドリック/グロリアでも、警ら用にはオートマチック車が数は少ないですが採用されました。交通取り締まり車は最後までマニュアルミッションでしたが、今回モデル化されたように末期の導入車ではドアミラーやエアバッグを装備する個体も登場。無線アンテナもTA型を装着したり、ナビミラーではなく助手席側ドアミラーの鏡面に小さい補助ミラーを装着する例も現れるなど、時代に応じた変化も見せてきています。

ボディカラーも当初は白、銀、紺、黒といった無難な色合いばかりでしたが、近年にはブロンズなどの個性的なカラーをまとう個体も登場。もっとも、ボディカラーを問わず、室内は青のビニールシートで統一されていたようですが……。
全国に配備されて高速道路交通警察隊や交通機動隊で活躍をしてきたYPY31・セドリックの交通取り締まり用覆面車。ついうっかり、この車のリアシートにお招きを受けてしまったという方もいらっしゃることとは思います。

そう遠くないうちにお目にかかる機会もなくなってしまうであろうYPY31ですが、こうして現役車が残っているうちにミニカーが登場したのは嬉しい限りです。
 
MiniCar|RAI'S 日産セドリック (YPY31) 神奈川県警察交通部交通機動隊車両
MiniCar|RAI'S 日産セドリック (YPY31) 警視庁高速道路交通警察隊 (速32)
 
Posted at 2012/08/05 22:40:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2012年07月24日 イイね!

その筋では“名車”のモデル化 (1)

その筋では“名車”のモデル化 (1)ミニカーコレクションの整理ノートを兼ねて記している「みんカラ」のフォトギャラリーも、最近すっかりサボリ気味。
出張が続いたりなんだりとしている間にも、次から次に予約注文しておいたアイテムが届けられて、溜まっていく一方でした。

ようやく記すことが出来る新規のコレクションは、おなじみの「RAI'S」による警察車両シリーズ。このシリーズでは過去に日産・クルーをオリジナル金型で再現したことがありますが、今回ご紹介するのはオリジナル金型の第二弾となる日産・セドリック(YPY31)です。
2012年5月に発売されたYPY31は、制服仕様が1,500台、覆面仕様が1,200台の数量限定。まずは警視庁高速道路交通警察隊に配備された制服仕様の交通取り締まり車両からご紹介します。

長年にわたってトヨタ・クラウンとのライバル関係にあった日産・セドリック。現在も細々とビジネスセダンとしての販売は続けられていますが、事実上は2004年にフーガが誕生してその座をバトンタッチしたところで、その歴史には区切りがつけられたと言えるでしょう。
一般市販車でも宿命のライバルだったクラウンとセドリックですが、ハイヤーやタクシー、そしてパトカーの世界においても市場を二分する大きな勢力を有していました。特に日産自動車は'70年代や'80年代を通じてテレビの刑事ドラマに多く協賛していたこともあり、パトカーと言えばセドリックというイメージを持っていた方も少なくないように思います。

YPY31、そのベースとなるY31型セドリックが登場したのは1987年。日本はまさにバブル期に入ろうというタイミング、後に“シーマ現象”も巷を席巻するわけですが、それまで特に地方では高嶺の花という印象の強かったセドリックが、ちょっと身近な存在に思えるようになったのもこの頃からではないかと思います。
特にメッキモールなどの使用を抑えた欧州調のスタイリング、走りを予感させるグランツーリスモ・シリーズを展開するなど、Y31はそれまでのセドリックと立ち位置を変えて“脱・クラウンコンプレックス”を具体化したキャラクターという印象を、私個人は強く持っています。

さて、法人需要がメインの4ドアセダンは、パトロールカーとしても多く採用されました。
その範囲も一般的な警邏仕様から、交通取り締まり用は制服仕様と覆面仕様、さらに警護・警衛車としても活躍を見せました。ちなみに警邏仕様で2,000ccエンジンを搭載するモデルは「グロリア」の名前で販売されていたこともありました。

セドリックはその後、Y34型にまで進化を続けて2004年に歴史の一区切りをつけました。しかし、セダンはY31型が継続販売され、前述のように今もなお営業車向けとしてカタログに残されています。
警察車両としても長く生産が続けられましたが、大きくわけて前期/中期/後期にわけられます。今回モデル化された車両は、後期最終型であり、ドアミラーの装備などが特徴的なものでした。

最新の警視庁塗装をまとう姿を再現していますが、既にこの「高速32」は最新の200系トヨタ・クラウンに置き換えられています。全国的にはまだ生き残っている個体も多いYPY31ですが、実際のところ完全退役が完了するまでの残り時間もわずか。
違反車両を追う際に、グイッとテールを沈めて加速していく姿が特徴だったYPY31、こうしてミニチュアカーが登場したことを喜んでいるファンも多いのではないでしょうか。

MiniCar|RAI'S 日産セドリック (YPY31) 警視庁高速道路交通警察隊 (速32)
 
Posted at 2012/08/05 22:12:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2012年07月23日 イイね!

八戸 → 東京

八戸 → 東京急遽の決定となった八戸での後泊、利用したのはホテルルートイン本八戸駅前。チェックイン後の仮眠を経て、日付が変わった頃から制作作業をスタート。夜を徹しての海外対応でしたが、自分でも驚くくらいにスイスイと作業は進んで、レイトチェックアウトプランゆえに12時となっていたチェックアウトタイムまでにほとんどの作業を完了。

あとは最終的なオンライン納品までという流れになるのですが、モバイルの通信環境を確保しておくために、しばし八戸市内に留まることに。
そこで時間を有効活用するべく、ホテルからほど近い場所にあったコインランドリーへと移動。スーパーマーケットや専門店が並ぶ一角にあったコインランドリーでの洗濯は、乾燥までを含めた所要時間が約1時間半。この間に昼食も済ませ、洗濯も完了したところで無事に納品の段取りも整い、全ての作業をコンプリート。

これで東京への帰路につくわけですが、今回の八戸出張に際してはぜひとも行いたい“ミッション”があったので、八戸では高速道路に乗ることなく、一般道で国道104号、国道4号とリレーして三戸町へ移動。
この町での目的地は「小山田せんべい店」。街道沿いにある町工場といった雰囲気の店、中では数人の地元のお母さんたちが、名物のせんべい作りに励んでいらっしゃいました。

以前、八戸市を訪れた際に「むつ食品」でたまたま見かけて購入したのが、「小山田せんべい店」で作られている“せんべいのみみ”。せんべいを作る工程において切り取られた“みみ”ですが、こちらの商品は焼き上げていないので柔らかいモッチリとした食感が特徴的。素朴な味でとても気に入ったのですが、なかなか八戸市内でも小売店の店頭に並んでいるところには巡り合うことができませんでした。

そこで、どうしてもあの美味しさが忘れられず、製造元を訪ねてみた次第。店頭でも販売されている各種商品の中に、“せんべいのみみ”を見つけたときは嬉しさが込み上げてきました。店のお母さんにどのくらい日持ちするのかを尋ねると、夏場は3日程度とのこと。あまり多くを買えないな……、と残念に思っていると、冷凍庫にいれておけば長持ちするし、食べたくなったら自然解凍すればよいと教えていただき、それならばと5袋を購入。もっとも、1袋220円という格安商品ですが、この美味しさは値段でどうこういえるものでもありません。

さらに、せんべいを焼き上げる前の段階となる“てんぽ”というものもオマケしていただき、三戸を後にします。帰りの車内では“てんぽ”をつまんでみましたが、これもモッチリとして格別の味わい。こちらも購入すればよかったと、少々後悔した次第です。

この後は、一戸ICから八戸道、安代JCTからは東北道で淡々と東京を目指します。
晩御飯は遅めのタイミングとなりましたが、最近利用頻度が高い安達太良サービスエリアで坦々麺。当地の名物「ままどおる」を東京で待つ相棒の“しろぶぅさん”へのお土産に買い求めたら、あとはひたすらに東北道を南下。

無事に火曜の未明に東京に帰着、青森出張も無事に終了となりました。
 
Posted at 2012/08/05 02:15:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2012年07月22日 イイね!

全日本ダートトライアル選手権 第5戦・2

全日本ダートトライアル選手権 第5戦・2一泊したダイワロイネットホテル八戸を午前7時前にチェックアウト。全日本ダートトライアル選手権の第5戦、その戦い本番を取材するべくサーキットパーク切谷内へと向かいます。

昨年よりも2週間開催時期が前倒しされた切谷内ラウンド。昨年はとにかく猛暑で、主催者が大量に用意した氷は次々と参加者がパドックへと持ち帰る光景が見られました。ところが今年は薄曇りということあって、昨年とは比べ物にならないくらいの快適さ。むしろ人によっては肌寒ささえも覚えるほどで、主催者が用意した氷には誰一人見向きもしないというような状況となりました。

ダートトライアルは1日に各選手が2本の走行に臨みますが、私は1本目はコース内で走行シーンを撮影することに。100台を超える参加台数、次々とやってくるマシンを休みなく撮影していると、意外とあっと言う間に時間は過ぎていくものです。
今年はピーカンの快晴ではなかったことと、やや散水量が多めだったこともあるようで、走行の際に巻き上げられる土埃の量は少なめでした。おかげで、洞爺の全日本ラリーと比べても頭から被った土埃の量は段違いに少なく、カメラやレンズへの影響もそれほど心配する必要がなく、撮影者としては快適そのもの。

もっとも、勝負の方は路面とタイヤのマッチングを見極めるのがとても難しく、同じクラスの車両同士でも一方は超硬質路面用タイヤ、もう一方は軟質路面用タイヤと選択がバラバラで、極端にいえば「それぞれの選手が、好きなものを使えばいいんじゃない?」というほどに、タイヤ選択が分かれる展開となりました。

そんな中、個人的に注目していた選手が好成績をおさめてくれました。
Dクラスではインプレッサを駆る谷田川敏幸選手が、このクラスに移籍後の初優勝をゲット。昨年までのSC3から移ってきた谷田川選手、マシンの仕上がり具合もよいところまで来たようで、後半戦のさらなる活躍が期待されます。また、SA2クラスではランサー使いとして知られる荒井信介選手が今季初優勝。難しい路面コンディションの中、第2ヒートで鮮やかな逆転勝利を飾ってくれました。

さらにAPRC(FIAアジア・パシフィック・ラリー選手権)参戦などで知られる田口勝彦選手が、SC3クラスで3位表彰台を獲得。今季はダートトライアルに復活を果たした田口選手、MAD-CROCカラーがコース上では一際の存在感を見せるランサー・エボリューションⅩですが、じわじわとマシンの完成度も高めてきています。ラリードライバーではもう一人、地元・青森の大西康弘選手も快走を見せてSA2クラスで3位表彰台を獲得。全日本ラリー選手権にはエボリューションⅩで参戦する大西選手ですが、ダートトライアルにはエボリューションIXを駆っての出場、持ち前の豪快な走りで好成績をおさめてくれました。

無事に取材が終了した後は、急遽予約した八戸市内のホテルにチェックイン。当初は他の町へ移動することも考えたのですが、時間をより有効に使うべく八戸に留まることに。制作作業にあたりますが、ここから先は海外で開催される競技会への対応がメインとなるため、チェックインして軽く食事をとってから、少しばかり仮眠をして体力温存です。
 
Posted at 2012/08/05 01:06:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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