• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2018年12月11日

高崎クラシックカーフェスティバル 2018 <気が付けば メルセデス編>

高崎クラシックカーフェスティバル 2018 <気が付けば メルセデス編> 怒涛のイベント攻勢も、これで今年は最後です。

群馬県内で開催されたイベントに行ってきました。


このイベント、以前は確かもっと暮の押し詰まった頃に、街中が会場で開催だったと記憶しています。

近場の開催ではありましたが、流石にド年末は厳しいなぁと・・・。

ですが、最近は12月初めの開催に変わったそうで。

それならばと、今回初めて行ってきました。

それでは、早速クルマのご紹介を。





メルセデス ベンツ 300SE (W126)


あの頃はよく見かけましたね。

私の中で、「This is S class」といえば、やっぱりW126です。

この頃のメルセデスは「最善か 無か (Das Beste oder nichts.)」を旗印に、クルマ作りをしていました。

そうです、2番じゃダメなんです。

メーカーとしては、クルマは最善を尽くしているんです。

なのでドライバーは、そのクルマに合わせて下さい。

そんな思いが感じられましたね。


例えば、サスペンション。

この頃のメルセデスは、初期ロールスピードが早くフワフワしている、なんて言われたこともありました。

それには、ちゃんと理由がありまして。

これは、一気に横Gが出る様な急ハンドルは慎みなさい、ということなんです。

もっと穏やかな操作をすれば、決して気になる様なロールは出ないはず。

そう注意喚起するメルセデスからの声なのですね。


これに関連することに大きめなハンドル、というのもあります。

これは、いくらコストを掛けても絶対壊れない機械はない、と言う考え方が根底にあること。

なのでパワステだって、絶対壊れないことはないのです。

そういう事態に陥っても困らない、というのが、ひとつ目の理由。

もうひとつは、急ハンドルをしにくくしている為です。






このクルマはSEなので、標準ホイールベース仕様です。

当時バカ売れしていたのは、SEL、つまりロングホイールベース仕様です。

その頃、海外の方々からは、こう言われていたみたいですよ。


日本では、若い人が乗っている560SELをよく見かけます。

でも、ほとんど後席にご主人様を乗せていないのは、なぜなんでしょう?




そういえば、このクルマは300SEの右ハンドル。

新車で買われた初代オーナーさんは、流行りではなく、本当にメルセデスを理解されて購入されたんでしょうね。





メルセデス ベンツ 500SEC (C126)


車名書くにあたり調べていたら、クーペはW126とは言わないんですね。

基本、ドアの数は少ない方がカッコいい! そう思う私。

やっぱりSELよりも、SECの方が好きですね。

確かにグリルが、セダンよりは控えめです。

そこがいいんですよ。

だって、車名は麗しき女性の名前「メルセデス」なんですから。






そうそう、SECといえば、これ。

ドアハンドルのカバーです。

空気抵抗のことを考えての装備なんですが・・・

そこまでするんだったら、ハンドルの形状を変えれば?と思ってしまいます。

ですが、そこはメルセデス、グリップ型のハンドルは譲れません。


今でこそ日本車も、グリップ型が主流になってきました。

でも当時は、大半がフラップ型と言って、下から手を入れて引き上げるタイプでした。
(うちのインサイトは、これです)

なぜ、グリップ型が譲れなかったのか?

それは、事故等で外から救助する場合、例えどんな姿勢になっていても開けられる、そんな理由からなんです。





メルセデス ベンツ 190E 2.5-16  エボリューション II


何かのイベントにて遠目で見たことはあったのですが、こんな間近で見たのは初めてです。

いやぁ、凄い車が出展されましたね。


ベースになったのは、1982年発表の190E(W201)。

その後、そのクルマで当時開催されていたDTM(ドイツ ツーリングカー選手権)に参戦を計画。

参戦用グループAホモロゲモデルとして、1986年に「190E 2.3-16」を発表します。

エンジンを担当したのは、F1でお馴染みのコスワース。

DOHC 16バルブヘッドに換装されていました。





その後、2.5-16を経て、エボリューションへと進化。

その最終形が、このエボリューションⅡです。


このエボリューション。

国内にあるのは、Ⅰで3台、Ⅱは50台と言われる、大変希少なクルマです。






エボリューションⅠからⅡへの進化は、主に空力性能の向上。

フロントのブリスターフェンダーと共に、エボリューションⅡの特徴となっているのは、このリアウィングです。

これもグループA故に空力パーツが変更禁止なので、市販車の時に標準装着させなければなりませんでした。






これは実車を見て知りました。

ウィングの他にリップスポイラーも付いていて、しかもそれが可変式だったんですね。



その後DTMでは、1992年までのグループAと、FIA クラス1に変更された1993年まで参戦。

1993年は、アウディ、BMWとライバル勢が次々と撤退するという事態に。

あわや中止か? となった中、初参戦を表明したのは、イタリアからの刺客、アルファロメオ。

これで1993年は、無事に開催されることとなりました。


ですが、この毒ヘビには、相当苦戦させられることになるのです。

このシーズンだけでもブログが書けそうな位、激しいバトルがありましたね。



イベントに出掛けると、外車の写真ってあまり撮りません。

自分に知識がなくブログ化するのが難しいかな、というのが理由なんです。

ですが、どういう訳か、今回メルセデスだけ撮ってました。

先日ブログ化したので、ちょっと影響されているのかもしれませんね。


毎度の日本車は、次回にて。
ブログ一覧 | イベント | 日記
Posted at 2018/12/11 10:06:04

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

うろん⑦
.ξさん

バッテリーの負担が減るね😊
のりパパさん

こんばんは、🙇🏼‍♂️
138タワー観光さん

2025.08.22 今日のポタ
osatan2000さん

今日は成田に宿泊
空のジュウザさん

メガネ屋さん行って来ました🙂
伯父貴さん

この記事へのコメント

2018年12月11日 12:58
こんにちは。
画像だけでも十分楽しめますよ。
190E2.5-16はあまり好きにはなれないメルセデスの中で、好みの1台でした。エボの存在は初めて知りましたが、ホモロゲの関係とはいえ、エグイですね。でも、自分はその後ろにチラッ見えるインプの方が気になりました。
 因みに私は後席が無くてもドアが4っつある方が好みです。
コメントへの返答
2018年12月11日 17:08
こんばんは。
コメントありがとうございます。

エボらない16バルブは、ちょっとリアスポ付きくらいの出で立ちなので、メルセデスらしさを残しています。

でもエボⅡまでくると、かなりのやり過ぎ感も感じられます。

ですが、「勝つ時は、相手にリベンジさせる気を殺ぐ程に叩きのめす」という闘志が感じられ、またそれもドイツ的なのかとも思います。
2018年12月11日 14:03
こにゃにゃちわわにゃ(^^)

外車は・・・と言いながらちゃんと読みごたえの有る内容に仕上げてくる辺りが「くまとっど流」ですね?
いつも感心していますにゃ(^^)♪

オイラは日曜日のロングドライブをブログにするかどうかさえ悩んでいるにゃ(^_^;)

コメントへの返答
2018年12月11日 17:13
こんばんは。
コメントありがとうございます。

もう、ほぼこれで持ちネタは全てです。
残っているのは、当時のメルセデスは2速発進で、途中日本仕様だけ1速発進に変えたっけかな? くらいなものです。

あの「出雲再び」の件ですね。
あまりご無理でなければ、是非!

プロフィール

「@中島乗り さん 片山さんって、渡米前から有名人だったんですね。」
何シテル?   08/21 21:22
クルマ、バイク、自転車と、自分でコントロール出来る乗り物が好きです。 それも日本製が好きです。 (自分で買えそうもないものには、興味が持てなくて) ...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

エコからオフ in 呉 追加情報 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/10/06 17:02:28
【告知】令和5年、那須合同ミーティング開催日決定♪  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/02/27 12:42:29
ダァ〜イアトーン♬ ポップスベスト10っ♪ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/03/14 12:53:29

愛車一覧

ホンダ N-ONE ホンダ N-ONE
2019年購入 インサイトが追突事故により修理不能となり、代替えしました。 購入候補 ...
ヤマハ YSR50/80 ヤマハ YSR50/80
1999年購入 当時RZ250Rに乗ってましたが、ビビリィな私、とても性能を使い切って ...
スバル スバル360 スバル スバル360
2019年購入。 ヘッドランプリングの黒塗装、大型のテールライトから、1968年の52 ...
スズキ ジェンマ スズキ ジェンマ
2017年購入 「購入」と言っても、物々交換で入手しています、スバル最中と。 友人がお ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation