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くまとっどのブログ一覧

2022年01月28日 イイね!

クルマCM 名曲セレクション <Right Here Right Now>

クルマCM 名曲セレクション <Right Here Right Now>最近のCMは、言葉数が多くて苦手です。

情報が過多で、結局なにが言いたいのか分かりません。

感じる間もなく言葉で畳みかけてくる、そんなイメージです。

以前は「作品」と言われていたCMですが、今は、そんな面影もなくなってしまいました。

合理化の名の下に、良い意味での無駄(余裕)が、世の中からなくなってしまいましたね。

そんなせわしない今とは違う古の作品を、音楽と共に振り返ってみたいと思います。

今回は、2001年の作品です。






スカイライン(V35)


発売前に放映されたティザーCMです。

ゴーン体制になって生まれ変わろうとする、日産。

時代も21世紀となり、新しい価値観を創造しようとしています。

一時はその使命を終える事となっていたらしいスカイラインは、V6の新プラットフォームを擁して生まれ変わるのです。

そんな新しい時代を演出するのに、この曲のイメージが非常に合っていました。

この曲いいなぁと思っていましたが、きっとCMオリジナルなんだろうなぁ。

音源化は、されていないんだろうなぁ。

そう思っていました。

それが後年になって、ある曲のイントロだったと知ったのです。






Fatboy Slim, Right Here Right Now


改めてCMを観たら「FATBOY SLIM」のクレジットがありましたね。

未来感のあるこの曲ですが、使用されたのはティザーCMの1作品のみ。

発売後は変わってしまいました。



いすゞから移籍したデザイナー、中村史郎が熱く語っています。

日産が提案する、新しいプレミアムスポーツセダン。

R34と比較すると、走りの中にも高級感を織り交ぜて、洗練されたイメージになっています。

クルマとして目指す方向は、間違っていないです。

でも、それがスカイラインなのか?



スカイラインには、長年築いてきた伝統があります。

究極のドライビングプレジャーを旗印の下に、多くの人々が尽力してきたのです。

過去の歴史を踏まえた上で、それを吟醸していくかの如く。

それが伝統だと思うのです。

V35を見ていると、老舗のラーメン店が、屋号そのままで店主が変わり、昔のスープは全部捨てました、そんな風に見えてしまいます。






昨年、岡谷のスカイライン ミュウジアムで見かけました。

もう20年近くになるのですが、非常に大切に乗られている印象です。

当初は大き過ぎると思っていたボディも、時代の流れなのか違和感はなくなっていました。

昨今のデザイントレンドから見ると、かなりシンプルなものです。

そこは好感が持てます。



スカイライン ミュウジアムに、一時XVLが展示されていた事がありました。

今はV35のポスターだけが、寂しく貼られています。

V36以降は、全く展示がありません。

V35、受け入れようと努力された様ですが、やはり無理だったのでしょう。

いいクルマなんですよ、名前さえ見なければ。
Posted at 2022/01/28 10:31:33 | コメント(5) | トラックバック(0) | CM | 日記
2022年01月14日 イイね!

唇よ、熱く君を語れ

唇よ、熱く君を語れ今年のニューイヤー駅伝。

ホンダが念願の初優勝を果たしました。

そんな記念すべきイベントだったのですが、コロナ禍で沿道応援は自粛。

前年に引き続き、応援旗の配布もありません。

そんな事で、今年も終始テレビ観戦でした。

ずっとテレビを観ていると、気になるのが、CM。

冠スポンサーのヤマザキパンが多いのは、言うに及ばず。

その他では、出場企業のCMが多く放送されます。

旭化成の様に、この駅伝の為に制作した様なものとか。

通常ではあまり見られない、長尺(60秒)だとか。

昨年に引き続き、日本自動車工業会「クルマを走らせる550万人」もありましたし。

そんな中の1つが、このCMです。







今年59回目の出場を成し遂げた、カネボウ 。

普段は見られない、ブランドイメージ用の60秒CMです。


うわっ・・これなんだ。

でも、そうか・・・やっぱりこれなんだよな、カネボウは。

この曲がCMに使われたのは、1979年。

当時、と言うか今も化粧品業界をリードしていたのは、資生堂。

そこにカネボウは、「唇よ、熱く君を語れ」を引っさげて、「レディ80」キャンペーンを展開して、トップ資生堂を猛追しています。

日本経済も、まだまだ右肩上がり。

「デフレ」なんてものは経済学上の言葉で、実際には起こり得ない。

そう思っていた時代です。

そんな元気だった日本、そして元気だったカネボウを象徴するのは、この曲。

まさに「This is KANEBO」でしょう。



その後バブル景気を経て、絶好調だったカネボウですが・・・

2003年に粉飾決算が発覚し、債務超過が明るみに。

もはや自主再建は困難と、化粧品事業はカネボウ化粧品、日用品、食品、薬品はクラシエへと事業を分割されます。

残ったカネボウ本体は清算会社として存続するも、2007年、その役目を終えて法人格消滅しました。

カネボウの屋台骨を支えていたカネボウ化粧品も、今では花王の完全子会社です。







「レディ80」から40年余り過ぎた、2020年。

花王の1ブランドになっていたカネボウは、「KANEBO」へと名を変えて再始動します。

世界中にはウィルスが蔓延し、感染の脅威に怯える日々。

先が見通せず、このままうつむいた生活が、「日常」となってしまうのか?

そんな危惧も抱かずにはいられません。

だからこそ、あの頃のパワーを持った曲と躍動感ある映像、そして「I HOPE」

このCMから、何か希望が見えるのではないか?

そんな思いもしてきます。

今まで育んできたブランド力、そして前向きなイメージに繋がる名曲。

こういったものを持っている企業は、強さがあるんじゃないかと思います。

ブランディング戦略としての、イメージCM。

最近は少なくなったと思います。

失敗は許されず、確実に結果が残せるCMが今は主流です。

その結果が行間を言葉で埋める様な、見る側に感情移入の余白を許さない面白味に欠けるCMばかりになってしまいました。



具体的な提案は、ないのかもしれないけれど・・・

未来に希望はあるんじゃないか?

そう思わせてくれる様なCMが、今必要ではないだろうか。

このCMを観ていて思いました。



最後に、元気だったカネボウを象徴する、あのCMを。





Posted at 2022/01/14 10:21:38 | コメント(4) | トラックバック(0) | CM | 日記
2022年01月07日 イイね!

Honda e 試乗

Honda e 試乗新年明けましておめでとうございます。

ちょっと今更感が無きにしもあらずですが、ギリ松の内なのでご容赦の程。

さて今年は、1/2に副業からスタート。

普段より交通量が減っていたので、スムーズに業務が完了しました。

ですが新年早々、やらかしてしまいまして・・・

トラックをぶつけてしまいました。

自分の方はダメージなしだったんですが、相手のミラーを壊してしまいまして・・・

相手のドライバーさん、会社に多大なご迷惑をお掛けしてしまいました。
(こ場を借りて、申し訳ございませんでした)

「慣れた頃に、やっちゃうんですよね」と、会社の偉い方からのお言葉。

正にその通り、返す言葉がございません。

夜間で見づらい認識はあったのですが、確認が不十分でした。

安全確認、これ基本中の基本です。

二度と同じ失敗をしない様に、徹底して参ります。



続いて、昨年の話。

社用車に新しいクルマが導入されました。






ホンダ e です。

社用車初の電気自動車で、しかも初めての黄色。

私自身も、フォークリフトに次ぐ電動の乗り物となります。

すぐにでも借りたかったのですが、やはり心配なのが航続距離。

カタログ値では283km(WLTCモード)ですが、果たしてどのくらい走れるのか?

未知数故に、高速や山間部は控えたいところです。

ちょうど群馬県内の平野部で片道30kmの外出があったので、利用してみました。






フロントはシンプルな、まん丸目玉。

昨今のオラオラ系とは、対局のデザインです。

ライト周りが黒いところ、さしずめ電気タヌキといったところでしょうか。

実にシンプルです。

こんなユルユルデザインですが、サイズは3ナンバー。

全幅は1750mmあります。






サイドもギミックめいたプレスラインもなく、シンプルです。

あと注目は、ドアミラーに代わるサイドカメラミラー。

小さくまとめられていて、スッキリしています。

ただ欲を言えば、取り付け位置は従来通り、Aピラー付け根が良かったかな。

現行の位置だと、ちょっと後付け感があります。

きっと視認性の問題とかで、この位置がベストなんでしょうね。

では早速、乗ってみます。






あれ? ドアハンドル付近に、アンロックのボタンがありません。

しかもハンドルはフラッシュサーフェス化されていて、手も入れられません。

う〜ん、どうすんだ? これ。

いろいろ思案した結果、リモコンキーのアンロックボタンを押してら、ドアハンドルが出てきました。






インパネの様子、やはり全面液晶パネルはインパクトあります。

非常に視認性も良いです。

計器類で3枚、サイドミラーモニターで2枚の、合計5枚のディスプレイが使用されています。






正面のメーターパネル。

この時は表示されていませんが、充電100%時の航続可能距離が200km弱でした。

まだ1100kmしか走行していないので、バッテリー劣化はないはず。

気温とかの影響か、はたまたそれまでの乗り方なのか。

航続距離は、カタログ値よりもかなり短い様です。

これが走り出すとガンガン減って、実際はもっと短くなったりするんじゃないか?

やはりバッテリーEV(BEV)は、これが不安です。






サイドミラーのモニターです。

これが実に鮮明で見やすい。

うちのN-ONEにも欲しい装備です。

これは早く普及させて頂きたいですね。

乗り込んだ印象ですが、なんか懐かしい感じ。

シート座面が低い・・・と言うか、ペダルとの高低差が少ないんです。

シートに座って、足を前に投げ出すスタイル。

そうだ、サイバーCR-Xとかの頃は、ホンダ車ってこんな感じだったなぁ。






それでは出発です。

ん? ギアセレクターがボタンです。

これ、ちょっと分かりにくいですね。

誤操作防止の為か、DとRはボタン操作方法を変えています。

でも、誤操作しそうな予感がしますね。

ちょっと慌てたりすると、ミスしちゃいそうです。

ここは落ち着いて、ギアセレクターのDボタンを押して出発です。

走り始め、やはりモーターだからでしょうか、トルクはある感じです。

ただ劇的に速いという程でもないかなぁ。

ガソリン車(ICE)をはるかに凌駕する程かと聞かれれば、そこまでではないです。

アクセル開度を多めにしても、吹っ飛ばされる様な事はないですね。

必要にして十分です。

加速時、モーター音が後ろから聞こえます。

そうだ、これ後輪駆動だったんだ。

と言うことは、前輪は操舵のみ。

FFよりは雑味のないハンドリングになると、言われますね。

私の印象は・・・よく分かりません。

ただキャスターアクションは、強めかな。

ワンダリングも少ない感じです。

ただ、ちょっと人工的な感じがします。

アライメントで直進性を出していると言うより、何か外力を使ってセンターに戻している様な感じ。

これ以上を操舵感を求めるとスカイラインの領域になってしまうので、それは贅沢ってものです。






加速時に聞こえたモーター音も、定速時には聞こえなくなります。

じゃあ無音なのかと言えば、さにあらず。

結構ロードノイズが大きいです。

履いているタイヤが、FR 205, RR 225の17インチ。

コンフォートでもエコでもない、ミシュラン パイロットスポーツです。

リアが太いのは、後輪駆動だからでしょうか。

それにしても、こんなに太いサイズが必要なんですかね。

ICEも定速時だったら、エンジン音も排気音もそれほど大きくはなりません。

動力系の音が小さいBEVでもロードノイズが大きいので、結局はICEと大差ない様に思えます。






走っている時の印象で、もうひとつ。

回生ブレーキが弱い感じがしました。

フィット3と同等くらいかな、初代インサイトよりは弱い感じ。

そんな時には、このシングルペダルモードのボタンを押せば、強力な回生ブレーキが発生します。

実際に押してみると、今度は回生ブレーキが効き過ぎかな。

それ故に、加速時、定速時でも、常にアクセルを踏み込んでいないと、すぐ減速しちゃいます。

なんかすごい抵抗を伴って走っている感じです。

ちょっと違和感を感じたので、これはすぐやめました。

あとで調べたら、通常モードでも回生ブレーキの調整が出来るそうです。





最終的には、69.3km走ってバッテリー残量は69%。

航続距離も残り159kmとなりました。

もしこの表示通りになれば、最終的に航続距離は200kmを越えますね。

でも200kmかぁ、やっぱり短いです。



初めてのBEV、走行時の印象は悪くないです。

山へ行って横G出しまくりモードだと印象が変わるかもしれませんが、通常使用だと走行フィールで気になるところはありません。

ただ航続距離の短さと充電時間の長さで、やはりBEVは私の選択肢には入らないかなぁ。

いくらカワイイ電気タヌキと言えども。

正直、EV化は避けて通れないでしょうね。

延命は出来ても、ICEはいずれなくなるはずです。

でも、その代替はBEVじゃない気がしています。

クルマとしてのゴールは、水素を使って発電しながら走るFCEVなんでしょう。

それが実用的になるまでの間は、BEVではなくHEV、特にプラグイン(PHEV)じゃないかな、と思います。

そうなると気になるのは、日本の発電事情。

火力発電比率は下げる方向ですが、ゼロにはなりません。






最近、こんな記事を見ました。

火力発電所でCO2の分離回収と言う技術が、確立しつつあるんだそうです。

もしこの技術が本当に出来れば、火力発電も将来の選択肢として残りうる可能性が出てきます。

ヨーロッパでは、原発や再生可能エネルギーを使った電気で、BEVを使う方向に進んでいます。

ICEも減り火力発電所も減って、確かにCO2は減るでしょう。

でも、それしかないのかと問われれば、私はそうではないと思います。

日本は日本なりの正解を提示してほしい、そう願っています。
Posted at 2022/01/07 10:28:40 | コメント(5) | トラックバック(0) | ホンダ | 日記

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「@大都会パート12 さん ありがとうございます。
すみません、返事が遅くなりました。無事オフ会は終了して、帰路の途中です。残りは400km、月曜中に着けば良いので、のんびり帰ります。」
何シテル?   04/28 20:17
クルマ、バイク、自転車と、自分でコントロール出来る乗り物が好きです。 それも日本製が好きです。 (自分で買えそうもないものには、興味が持てなくて) ...

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