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2016年12月29日

SUZUKA Sound of ENGINE 2016 〜サーキット編〜

SUZUKA  Sound of ENGINE   2016 〜サーキット編〜 昨日、無事に年内の仕事が納まりました。

また古いネタで申し訳ありません。

11月に開催されましたイベントに、昨年に引き続き行って参りました。

今年のテーマはこれでした。



グループCカー

昨年同様、マツダ787Bを筆頭に、日産、ポルシェ、ジャガーと・・・

あとはザウバーメルセデスがいればリーチ!、といった顔ぶれです。

写真はへたっぴなもので、他のうまい方のをご参照願います。


特に印象に残ったのは、日産NP35。

1992年に1戦だけ参戦しました。

翌1993年には、参戦出来るレースカテゴリーが消滅してしまった為、以降の参戦機会がなくなりました。

3500cc V12のこの車、クローズボディのF1みたいです。

あとは、やっぱりマツダ787B。

あの4ローターは、何度聴いても涙もののサウンドです。

あの音、途中で共鳴するんでしょうか。

最終コーナー立ち上がり後、途中でもの凄く音が大きくなる様な気がします。

あるいは、グランドスタンドで反響しているのかな?




トヨタ7, ローラT70 マークIII GT

60年代の日本グランプリで活躍した名車です。

トヨタ7は、5000cc V8の「ニュー7」。

1968年には3000cc, 旧ボディで参戦するも、5500cc シボレー(ムーン)エンジンの日産R381に敗退。

1969年では、この5000ccで挑戦するも、レース2日前に5000ccから6000ccに変更申請された日産R382に、またしても敗退。

レースファンとしては、変更申請前の5000cc(GRX−1)仕様のR382とのガチバトルが、見たかったですね。


ローラT70は、タミヤのプラモでお馴染みの方も多いかと。

私、実車を見たのは初めてでした。

日産、トヨタの2大ワークスチームに立ち向かう、プライベータの雄、タキレーシング。

この「TNT対決」が話題の中心でした。

このNo.25は、1968年日本グランプリの長谷見車です。

エンジンは、6300cc V8のシボレー(ムーン)。

同じくシボレーエンジンの日産R381の450psに対して、このローラは500ps。

予選では、2位のR381から遅れること0.04秒で3位。

決勝では善戦するも、序盤でリタイヤしてしまいました。




ウルフ WR1

この車が、日本で見られるとはねぇ。

いい世の中になりました。

1977年デビューのこの車。

デザイナーは、ハーベイ ポスルスウェイト。

私は、この人の名前を聞くと、思い出すことがあります。

それは、ホンダF1第3期


元々ホンダは、第3期ではシャシーまで製作する、コンストラクターとしての参戦を目論んでいました。

それは、第2期からの教訓。

第2期では、あれだけ勝ちまくっていたのに、表彰台で日の丸を掲げることが出来なかったからです。

レースで表彰されるのは、ドライバーとコンストラクター。

エンジンサプライヤーは、数ある部品メーカーの1つでしか過ぎないのです。


そこで、第3期のニューシャシー製作にあたり、ホンダが行った戦略。

それは、テクニカルディレクターとして、ハーベイ ポスルスウェイトを招き入れることでした。

彼の設計を元に、ダラーラで製作したテストカーがRA099です。

この車で臨んだ1999年のF1合同テストでは、3日間連続でトップタイムをマーク。

2000年からの参戦に、好感触を得ていました。

ですが、4月に予想だにしないことが起こります。

ポスルスウェイトの急逝です。

その後F1プロジェクトは、コンストラクター参戦からBARへのエンジンサプライヤーでの参戦に、変更されました。


さて、ウルフに戻りましょうね。

ジョディー シェクターを擁して臨んだデビュー戦で、いきなりの優勝。

その後、合計3勝して、ドライバーランキング2位に輝きました。




フェラーリ 312T

これも、日本で見られるとはねぇ。

デビューは1975年。

エンジンは、低重心化を狙ったV型180度の12気筒。

同時期の市販車365GT4BBも、同じV型180度でしたね。

デビュー年は、序盤に出遅れたものの、熟成に進んだ後半戦で一気に巻き返し。

結果、コンストラクタータイトルを獲得しました。


しかし・・・

1977年、ロータスのコーリン チャップマンによって、F1界に革命が起こります。

グランドエフェクトカー(ウィングカー)ロータス78の誕生です。

さすがのフェラーリも、その効果を無視する訳にはいきませんでした。

バージョンアップ版の312T4では、遂にウィングカー構造を採用。

ですが、空気がサイドにあるウィングを通過した後、流路上にあったものは・・・幅広なフラットエンジン。

そこで空気の流れが乱れてしまい、十分なダウンフォースが得られませんでした。




アルファロメオ 179C

今年は、とんでもないF1が参加してますね。

アルファのF1ですよ。

この頃までは水平対向12気筒かと思っていましたが、この車はV型60度の12気筒なんですね。

当時は、同じマールボロカラーでも違う形の車が2台参戦(アルファロメトとマクラーレン)していて、不思議でした。


あらま、もうこんな文章の長さに。

この後、パドック編があるのですが、それは次回に。
ブログ一覧 | イベント | 日記
Posted at 2016/12/29 17:27:56

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この記事へのコメント

2016年12月29日 17:52
こんにちは、
懐かしい!!
夢中でプラモデルを作ったのを思い出しました。
ウルフF1のコンパクトさは、衝撃的だったなー。
コメントへの返答
2016年12月29日 19:00
こんばんは。
コメントありがとうございます。

ウルフWR1, フェラーリ312Tと、プラモでお馴染みですね。
ウルフのこのカラー、かっこいいなぁ。
改めて見て、気付きました。
ウルフって、黒じゃなくて濃紺なんですね。
2016年12月29日 18:24
こんばんは。

ウルフはタミヤのキットの中で、作っていないものの一つです。
いま売っているみたいまので、作ろうかな。

ダラーラ・ホンダ、よく覚えていましたね。
ぎゃくにするとホンダラーラとしまらない名前で、笑いました。
コメントへの返答
2016年12月29日 19:06
こんばんは。
コメントありがとうございます。

タミヤでは、ウルフには1/20と1/12と、両方ありますね。

RA099は、以前もてぎの動態確認テストで見たことがあります。

ホンダラーラではないですが・・・
第1期で2度目の優勝をしたRA300。
あれは、ローラのインディカーをベースにしています。
なので「ホンドーラ」なんて、呼ばれたりもしますね。

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