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2017年11月30日

もう1つの ケンとメリー

もう1つの ケンとメリー 歴代スカイラインの中で、最も販売台数が多かったクルマ。

それが、これでした。





4代目、C110型です。

形式名で呼ぶよりも、愛称の方がわかりやすいでしょう。

ケンメリです。



1970年代当時の日本は、石油ショック、公害問題・・・・

高度経済成長と言う名のお祭りも終焉を迎え、今度はそのツケを払う時代になっていたのでした。

スカイラインとて、例外ではありません。

それまでの走り一辺倒のイメージから、クルマと共に日本を旅してみよう、といったイメージに転換されました。

そんなスカイラインのキャンペーンは、この二人に託されました。






ケンとメリーです。


当初は、日産社内で猛反対にあった、このキャンペーン。

いざフタを開けてみれば、空前の大ヒット!

自動車ディーラーが、Tシャツ等のノベルティグッズを求める人で賑わうこととなりました。

私も、物心つくかどうかの幼稚園児時代、この渦中にいました。


ケン役は、陣内たけしさん。

時々、若い頃の草刈正雄さん?と言われていますね。

メリー役は、ダイアン・クレイさん。

この二人が、スカイラインで旅をする姿がCMになっています。


実はこの二人、初代のケンとメリーなんです。

つまりは、2代目ケンとメリーもいるんです。





2代目は、この二人。

ケン役は、前田俊彦さん。

メリー役は、テリー・ミラーさんです。


前期と後期で人物を変えているんだなぁ、そう思っていました。

ですが本当ならば、変える必要はなかったのかもしれません。


2代目ケンとメリーが誕生した理由・・・

それは、ケン役の陣内たけしさんが、交通事故で急逝されてしまったからなんです。



ケンとメリーのCMは、全16作あります。

どれもがケンとメリーの二人と、スカイラインとの姿が描かれています。

ですが1作だけ、ケンとメリーが登場しない作品があるのです。

それが、初代と2代目の間にある作品でなんです。

またその作品には、最後にトレードマークの相合傘がありません。

もしかすると、これは陣内たけしさんへの追悼の意味が込められているのかもしれません。






もうひとつ、このCMを象徴するもの。

それは、CMソングでした。

BUZZの唄う「ケンとメリー ~愛と風のように~」です。

私、アナログ盤を買った記憶があるのですが、このジャケットだったかどうか・・・

再販された仕様とか、あったのかな?

今は、オムニバス版のCDで持っています。


この曲は、全16作全てで使われています。

アレンジ違いは多々ありますが。

ですがアレンジだけでなく、アーティスト違いのバージョンもあるのです。

それを唄っているの、このグループ。






オフコースです。

当時は、小田和正さんと鈴木康博さんの二人だった頃。

2作品だけ、担当されています。

これ、最近まで気付きませんでした。

オフコースの作品だと知らされて聞くと、なるほど、コーラスワークにその片鱗が見受けられます。


最後に今回取り上げた作品を。

初代ケンとメリーとBUZZの唄、ケンとメリーがいないもの、2代目ケンとメリーとオフコースの唄。

最後は、北海道美瑛町にある、大きなポプラの木。

この木が今も残る「ケンメリの木」です。






もう45年も前の出来事なんですねぇ・・・・ケンとメリー。
ブログ一覧 | スカイライン | 日記
Posted at 2017/11/30 10:07:00

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この記事へのコメント

2017年11月30日 12:59
こんにちは。
自分が好きだったスカイラインはここまで、と30系かな。小学生だった自分は、なんと言ってもCMソングに惹かれました。意味は理解できないのに。ジャケットはこの通りで、まだ所有してます。ケンとメリーって大きくあるので、それが題名だと思ってしまいますよね。それにしても、CMソングと車がみごとにマッチングしてましたね。
コメントへの返答
2017年11月30日 19:59
こんばんは。
コメントありがとうございます。

幼少期の体験は、やはり強く残る様ですね。
ケンメリ、好きではありますが、運転したことはありません。

父が買ったスカイラインが、S52式と言われたので、てっきりケンメリが来ると思っていたら、ジャパンでした。

免許を取った頃は、もうケンメリも大分少なくなってきていました。

このブログを書く為に、やたらとケンメリCMを見ていたのですが、今や脳内ヘビロテになっています。
ふっと、気が抜けると、あのサビがぐるぐる回ってしまいます。
2017年11月30日 16:02
吾輩、スカイラインといえば・・・・・
ケンメリ。
もちろん、ヨンメリですぅ。(って、しつこい!?)

でも、知りませんでした。
ケンとメリーに、1代目と2代目ってのが、存在したこと。
そして、ケンメリじゃない(!?)、4代目スカイラインC110型のTVCMが、あったこと。

で、あのCMソング。
流行りましたよねぇ、BUZZの。
でも・・・・・
オフコースも、唄っていたとは!
これまた、知りませんでしたよっ。

あっ、そうそう。
きっと、ご存知でしょうが。
こんなん、見つけました!
桜井眞一郎氏が映っている、ケンメリの動画。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=183&v=mQnQDS2cgsQ
コメントへの返答
2017年11月30日 20:07
こんばんは。
コメントありがとうございます。

ヨンメリ、駄知にありましたね。
私はCMのイメージ通り、HTの青が好きですね。

ケンとメリーが途中で替わっていたのは知っていましたが、オフコースは全く知りませんでした。

あのサビのコーラスで、分かる人には分かる様です。

あと・・・動画見られませんでした。
櫻井さんが登場する、ケンメリ開発時の映像でしょうか?
2017年11月30日 16:46
こんにちは

ケンとメリー
懐かしいですね
先日 ケンメリ スカイラインに出会いました
思わず BUZZ~愛と風のように
口ずさんでしまいましたね

リアガラスに 相合傘 貼ってました

友人がケンメリ買って見せに来たのが
つい先日のよう・・・
発売からもう45年もたつんですね
コメントへの返答
2017年11月30日 20:11
こんばんは。
コメントありがとうございます。

実はクルマウマシカからの評価は厳しかったりしますよね。
ケンメリはレースしていないので。

でも子供の頃のスカイラインはケンメリだったので、サーキットのスカイラインよりも、ツーリングのスカイラインの方が、印象強いです。

ノベルティが豊富なのも、ケンメリの特徴ですね。
以前岡谷のスカイラインミュウジアムで、復刻版ケンメリTシャツを売っていたのですが、買えなかったのが、今も心残りです。
2017年11月30日 20:31
こんばんは!
いつもお付き合いいただきありがとうございます。
中学生の頃に購入した昭和のテレビcmソング全集のカセットテープにハコスカのcmソングが収録されていて、解説に「ケンメリはオフコース」という文言があり、オフコースを聞いたこともないのに、カセットを購入。収録されていないのは本来はBUZZだったということを後から知りました。
純粋なクルマ好きの方には?かもしれませんが、商品としてビジネスとしては多方面に大きな影響を与えたエポックメーキングなモデルですね。
コメントへの返答
2017年11月30日 23:15
こんばんは。
コメントありがとうございます。

ということは、オフコース版をご存知のだったのですね。
実はあのCM、DVDもあるので何度も見ていますが、全部バズだと思っていました。

車の性能を主張するのではなく、イメージでも売れる、というのを証明したのが、このケンメリですね。
2017年12月1日 9:40
こんにちは

知らない事実でびっくりしました。

そんな経緯があったのですね。
コメントへの返答
2017年12月1日 12:41
こんにちは。
コメントありがとうございます。

ケンとメリーが代わったのは、やむなしですが。
唄がオフコースになった後、またバズに戻ったのは、どうしてなんでしょうかね。

「やっぱりバズだよね」となったんでしょうか?
2017年12月28日 17:25
こんにちは。
懐かしい気持ちになりました。
今も、新しい時代に向かって、日本は、もとより世界も大転換時期ですね。
エネルギー源が化石燃料からサイクルシステムへの変換になり、車両は、もちろん、
大型船舶から航空機まで、電動化の開発が本格的になりましたね。
常温超伝導線ができれば、一気に進むのかなあ、とか思いつつ、本題。
我が家の車両も、税金が旧車重課と増税で、あっぷあっぷ。
10~20年後、車が元気でも強制的に乗れなくなりそうな気がします。
自動運転100%電動車は、年金では買えないでしょう。
コメントへの返答
2017年12月28日 17:37
こんばんは。
コメントありがとうございます。

石油枯渇の問題は、私が小学生だった1970年代から言われていました。
その頃の予測だと、21世紀にはガソリンが無くなっていることになっていたかと、思います。

電動化の波は、遅かれ早かれ、避けては通れないのでしょう。
パワーユニットがモーターでも構わないので、運転する楽しさだけは奪ってほしくないと、切に願います。

プロフィール

「@中島乗り さん このクルマ、車名が変ったり記号になったりで、詳細が覚えきれません。」
何シテル?   05/13 12:53
クルマ、バイク、自転車と、自分でコントロール出来る乗り物が好きです。 それも日本製が好きです。 (自分で買えそうもないものには、興味が持てなくて) ...

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