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2018年10月16日

EUROPEAN SPIRIT by ISUZU

EUROPEAN SPIRIT by ISUZU なんか最近、すっかりいすゞ付いてる様な気がしています。

好きなメーカーではあるので、そうなるのも致し方ないかと。

今回ご紹介するのは、このクルマです。






ピアッツァ イルムシャー



1981年に、ベースのピアッツァがデビュー。

かの名車、117クーペの後継です。



今回ご紹介するのは、1985年に追加投入された、イルムシャー。

イルムシャーとは・・・

ドイツ(当時は西ドイツ)にある、オペルのチューナーです。






当時のいすゞは、GMと資本提携してました。

そのGMを介して、こんな流れが出来たのです。


いすゞ
 ↓
GM(グループの中枢)
 ↓
オペル(GM ヨーロッパ担当)
 ↓
イルムシャー(オペル チューナー)


こういう具合で、いすゞとイルムシャーの協同が可能となったのでした。
ちなみに、後に誕生する、ハンドリング by ロータス。

これも、ロータス カーズがGMグループにいた為、可能となったものです。






紺色のボディに光り物部品もなく、モノトーンで凄みを増しています。

実車には、残念ながらイルムシャーの象徴とも言える、あの大文字ホイールキャップがありませんでした。





このホイールキャップを使わないとなると、普通はホイールごと交換しているケースが多いですよね。

逆に言うと、純正ホイールのキャップなし仕様というのは、珍しいかもしれません。






このホイール、よ~く近付いて見ると・・・






「JWL」の文字があります。

これは、アルミホイール安全規格適合の証です。

実はこれ、アルミホイールなんです。

アルミだったら、キャップなど付けずそのまま見せるデザインを採用するのですが。

あのキャップには、相当な思い入れがあるのでしょうか。


リアウィンドウの上部にある、この文字。






EUROPEAN SPIRIT by ISUZU



これがカッコよかったですね。

実に似合っています。


そんなイルムシャー誕生の1985年。

これを貰いました。





EUROPEAN SPRITS by ISUZU


確か葉書で応募して、全プレだったと思います。

あと、イルムシャー ステッカーも貰いました。


内容は、技術的な解説等ではありません。

イルムシャー、ひいてはドイツのクルマ創りの思想について。

そういった抽象的なものです。

でも疾走する、ピアッツァ、アスカのイルムシャー。

その姿がカッコよかったですね。






そういえば、イルムシャーで衝撃的だったこと。

よく足回りが硬いと、言われています。

ですがイルムシャーは、ベースのターボよりバネを柔らかくしています。

そしてスタビライザーも弱くしてるのです。


これはどういうことか?

ロール剛性を下げているのです。

それまでのスポーツカーは、とにかくロール剛性を高めることを優先していました。

それはレーシングカーがそうだったから。

路面が平滑なサーキットであれば、そういう方向のチューニングになるでしょう。



ところがイルムシャーのバネは、逆に柔らかい。

その結果、タイヤを自由に動かして、路面に追従出来る様にしているのです。

イルムシャーの評価しているステージ。

それは、サーキットではありません。





アウトバーンを筆頭にした、ヨーロッパのストリートです。

ここの路面は、決して平滑なものではありません。

日常を生きている道路ですから、かなりの痛みも出ています。

その荒れた路面を確実に掴む為、タイヤがしなやかに動ける様にしているのです。

ですが、そのままだと車体が激しく揺れてしまいます。

そこでイルムシャーは、ダンパーの減衰力を上げて、車体を締め上げているのです。


もしも私が、クルマをモディファイするのであれば。

「グランドツーリングカー」としての指針となる、このイルムシャー チューンを参考にしたいですね。



ブログ一覧 | いすゞ | 日記
Posted at 2018/10/16 10:07:57

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この記事へのコメント

2018年10月16日 11:07
こにゃにゃちわわにゃ(^^)

日産Dラー在籍中、お客様にピアッツァが1台有りましたにゃ。

イルムシャーではなく、ノーマル版でしたが運転席に座る時から違和感満載でしたにゃ(^_^;)

先ず、座面の高さと硬さ。
当時の日産車よりも多分僅かに高かったのだろうと思うのですが、傾斜の大きいフロントガラス、ピラーのせいでよく頭をぶつけてました(笑)
しかも座った瞬間は物凄く硬いシートなのに、時間が経つと沈み込んで立ち上がるのが面倒になるくらいに体にフィットする、不思議なシートでした。

次にハンドル回り、見慣れたレバー状のコンビネーションスイッチが無く、メーターカバーの周囲にスイッチ類がずらりと並べられ、もうそれだけで困惑どころかパニックを起こしていましたにゃ(笑)

走行感覚も他の国産車とはバウンドの仕方や揺れの周期的なものが明らかに違っていたので、イルムシャーほど明確なもので無いにしろ、セッティングが違っていたのではないかと思いますにゃ。

それにしても、イルムシャーのセッティングはガチのラリー仕様に近かったという認識でイイのでしょうか?(^^)
コメントへの返答
2018年10月16日 13:54
こんにちは。
コメントありがとうございます。

イルムシャー以外でも、十分外車でしたよね、いすゞ車。

シートもあの頃は、小さなブロックに分けて体圧分布をコントロールしていると言っていた様な。

ピアッツァは、専門学校時代の実習車でした。
ナンバーはないので走らせたことはありませんが、インパネは印象的でしたね。
なんといって、ウィンカーレバーがコラムにないのですから。
エアコンからなにから、全てサテライトスイッチに集約されていて、慣れれば使いやすそうでしたが、反面、指もつりそうでした。

すみません、ラリー車のセッティングを理解していないもので。
でもあまり固めすぎても、跳ねちゃってアクセル踏めなくなりそうですね。
2018年10月16日 12:20
こんにちは
これって非常に悔しい思いをしてたんですよ。Cカデット時代もオペルのチューナーはイルムシャ。何故私のCカデット(笑)時代に設定してくれなかったのかと。ステッカー買ってトランクに貼り付け所謂ステッカーチューンっていうやつやってましたが、多分お笑い種だったかと。

 因みにその全プレ品私も持ってます。画像後部のアスカもイルムだったらビックリしてましたが、果たして現存してるんだろうか。
コメントへの返答
2018年10月16日 14:05
こんにちは。
コメントありがとうございます。

PF60 + イルムシャーは、分かる人には分かる、という仕様ですね。
最近、イベントで見るPF60には、グリルに「i」マークが付いてますから。
イルムシャーのステッカー、先見の明があったのですね。

ジェミニ待望のイルムシャーが誕生したのは、結局750になってから。
確かTMSでデビューだったと思います。

あの頃、本気で欲しくて、ずっとステージ横で見ていたのですが、コンパニオンのお姉さんに軽く怪しまれてしまいました。

そういえば、アスカ イルムシャー、見たことないかもしれません。
あれ、ピアッツァ以上に外車ですよね。
2018年10月16日 12:25
こんにちわ!

このピアッツァ・イルムシャーの足回り、羨ましかったんですよね~‼
オイラのジェミニは、アンダーを殺しトラクションが掛かるようにと、フロントはレース用ガチガチ・リアはノーマルちょっぴりカットが最終仕様でした。遠い思いでですがね。
ピアッツァって、見た目の流麗さとは裏腹に、けっこうラフで癖のある車だったと思います。元が元ですから(笑)
コメントへの返答
2018年10月16日 14:13
こんにちは。
コメントありがとうございます。

デビュー直後のピアッツァは、基本PFのシャーシに、よりハイパワーな117用G200Wですから、かなりな漢仕様ですね。
ターボ化されてから、キャラクターにあった大人のツーリングカーになった印象です。

イルムシャーではバネレート下げていたそうですが、元々それほどバンプ側のストロークが取れていないダブルウィッシュボーンでは、タイヤを接地させるのに苦労したろうなぁ、と思います。

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何シテル?   08/21 21:22
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