• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2024年10月09日

水中メガネ

水中メガネ 久しぶりのブログです。

構想から、5ヶ月。

半分くらい書いたところで頓挫していたのですが、ここは一念発起。

ようやく日の目を見られる事になりました。

ほんと、書かないと書けなくなります。



昨年参加した桐生のイベントでは、お隣さんでした。

オフ会でも話題にあがりました。

バイト中、走行する姿を見ました。

ホンダ Zです。

今は「初代」って付けなければならないですね。

全く似ても似つかない、2代目がいますんで。

最近、このクルマが気になっているんです。






きっかけというのは、あのハッチゲート。

水中メガネですね。

桐生でのお隣さん、荷物の出し入れする時に、ハッチゲートにつっかえ棒を入れていたんです。

そうだよなぁ、旧いクルマってダンパーがヘタるからなぁ。

あれ? 良く見ると、そもそもダンパーが付いてない。

一体、どういう構造になってるんだろう?

改めて実車を確認すべく、出掛けて行きました。






着いたところは、長野県佐久市のエンドレス 130コレクション。

以前、オフ会を開催したところです。

ここは実車乗り込み可なので、詳細を確認することが出来ます。






ハッチゲート、開けてみました。

あぁ、確かにダンパーがありません。

でも開けた時の感覚は、軽い操作力だったので、何かのチカラが作用しています。

一体、ダンパーの代わりに何を使っているんでしょう?






ハッチゲートのヒンジ部に、その秘密がありました。

黒いU字型の細い棒、トーションバー スプリングです。

これってセダンのトランク奥に付いていたものですね。

子供の頃は、雑巾の物干し棒かと思っていましたが。

なるほど、トランクの開閉機構を、そのままハッチゲートに応用した訳か。

そうですよね、トランクリッドもハッチゲートも、荷室のフタという観点で見れば同じですからね。

これで疑問は解決しました。


また別の日、こんな写真をネットで見つけました。





えっ! 水中メガネがボディ同色?

これは見覚えがないですね。

見たけど忘れているのではなくて、見たことがありません。

ホンダって、むかしは量産直前での仕様変更が時々ありました。

カタログや広告写真は試作車で撮影したものの、量産では仕様が変わってしまうとか。

今なら写真差替えするんですが、むかしはそのままだったりとかするんです。

でもそれって、ほんと微小な変更の場合で、流石に水中メガネの色変更は微小じゃないよなぁ。

この話を先日のオフ会で話したところ、みん友の流浪人ぽんぽこさんに教えてもらいました。






これは試作車ではなく、れっきとした量産車。

ここで、ちょっとモデル遍歴を。

外観は大きく変わっていない、ホンダ Z。

でも実は、大きく2ヶ所の変更点があります。

まずはデビュー時。





N360と同じ、空冷エンジン。

センターピラー付きのクーペです。

空冷は、グリルがちょっと小さめなのが特徴。





続いては、シリーズを2つに分けて、ワイドバリエーションを展開。

従来のツインキャブ ハイパワー仕様が、ダイナミック シリーズ。

そして、シングルキャブで穏やかなエンジン特性を持った、ゴールデンシリーズが誕生。

この時、ゴールデンシリーズには、ボディ同色の水中メガネが採用されました。

この写真、よく見てみると・・・

グリルは小さめ、テールはウィンカーがブレーキランプ兼用の赤ワンテールです。

つまり、これは空冷仕様なんですよね。

wikiによると、同色テールゲートは、水冷以降とあったのですが・・・。





そしてベースモデルがN360からライフに変更され、水冷化。

グリルが少し大きなったのが、分かります。





そして最終モデルが、ハードトップ。


エンジンの換装、クーペからハードトップへの変更。

特にハードトップ化は、ただBピラーを外すだけという訳にはいきません。

それにより低下したボディ剛性を、フロア等を補強して対策しているはず。

あれ? 80年代までは「紙のボディ」とさえ言われていたホンダ車。

もしかして、ピラー切ってるだけだったりして。


免許取得前、近所でモスグリーンのZが販売されていました。

当時、80年代中頃では、プレミアなんかついておらず、ただの古い中古車。

バイトしたら買えるかも? くらいなものでした。

ですが当時は、実家の東京暮らし。

とてもじゃないですが、もう1台分の賃貸駐車場を確保するなんて、とうてい無理なお話。

結局は購入に至らず、その後もご縁がありませんでした。

買えなかったからか、今も気になる、ホンダ Zなんです。
ブログ一覧 | ホンダ | 日記
Posted at 2024/10/09 10:12:02

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

関連記事

駄知旧車館(1/2)
minminpapaさん

街角の風景!
oh車楽さん

今後の更新予定
ずんや68さん

青のグリップ〜リアハッチ取手に一工夫
green_openmindさん

ゴルフ7.5HLに純正リバースチャ ...
227B コミュさん

この記事へのコメント

2024年10月9日 11:39
そんな希少な年代物に
乗り込んで確認出来る所が有るなんて
本当に羨ましいです。
実際に目の当たりにできて触れられるなんて
素敵ですねえ〜♪(^^)丿
コメントへの返答
2024年10月9日 12:29
こんにちは。
コメントありがとうございます。

実車が見られるだけでも有り難いのに、乗ってもOKなんて信じられません。
いつかはエンドレスのブレーキパッドを買った方が良いのかも、と思っています。
2024年10月9日 18:11
こんにちは😃
Zはみん友さんが乗っているのでマジマジと見た事ありますが、キャニオン不覚にも水中メガネが開く事を認識してませんでしたよ(^^)
今までFIXだと思ってました。開くのなら便利ですね♪

それとは別に、イベントで初期型空冷ワンテールも見た事ありますが、その一台っきりしか見た事ないので、初期型は希少なのかもしれませんね〜
コメントへの返答
2024年10月9日 22:09
こんばんは。
コメントありがとうございます。

水中メガネ、開くんです。
むかしはファストバックでも、ハッチゲートではなくトランクだったりで、後ろが開かないクルマって結構ありました。

私も空冷って、余り見た記憶がありません。
お隣さんも、水冷、HTの最終型でした。
そもそも空冷はワンテールというのも、今回知りました。
そんなに旧い車なんだっけ?
2024年10月9日 19:43
本田Z(360のほう)は昭和末期、先輩の助手席に数回乗せてもらいましたが、オーバーヘッドコンソールが付いてて、エンジン音と振動が印象的でした(確か窓枠が有ったような?)

某フェアレディZのパロディ版?と思ってましたが真意はいかに?
コメントへの返答
2024年10月9日 22:16
こんばんは。
コメントありがとうございます。

よくネタでありましたよね、「Z買ったんだよ」って。
販売時期もほぼ同じなんですが、商標は問題なかったんでしょうかね。
ただの「Z」とそうじゃない「Z」だから、OK?

オーバーヘッドコンソール、ありましたね。
あれ、カッコ良かった!

Zって、やたらメーターが多かったり、オーバーヘッドコンソールがあったりで、飛行機のイメージで作っていたんですかね。

確かカタログも、そんな感じだった様な。
2024年10月9日 20:55
こんばんは。
ブログ、待ってました。

Hard Top化された際に、スペアタイヤの格納方法も変わっているんですよね。
当初はリヤバンパの真ん中辺りが下ヒンジで開いて、その奥にスペアタイヤを格納する様になってました。
故にナンバープレートはテールランプの間に。
Hard Topでは、この開口機構が廃止されてナンバープレートがバンパー中央に。
スペアタイヤは普通にトランク下に置く様になったと思われます。
開口機構廃止の理由の一つは、ボディ剛性確保かもしれません。

ちなみに、軽Hard Topの先鞭となったフェローMAXでは、リヤにクロスメンバを追加して剛性低下を補った様です。
我がマイクラも、オープン化に際してリヤにごっついV字のメンバが追加されてますよ。
コメントへの返答
2024年10月9日 22:23
こんばんは。
コメントありがとうございます。

同色水中メガネの答えを聞いてから、もう5ヶ月余り。
やっと書き上げられました。

スペアタイヤの位置、あれは空冷までだと思ってました。
廃止したのって、ほんと最終モデルだけなんですね。
HTだけやめているって事は、剛性確保の可能性は高いですね。

昔のセダンって、開口部をバンパーラインまで下げて無かったですよね。
リアパネルに穴を開けるって、結構キツイんでしょうね。
2024年10月9日 21:15
たまたま最近Zのプラモデルを作り始め、レスをつけてくれた友人が初めての愛車としてZを狙っていたそうで、水冷になりグリルの開口部が大きくなってしまい(小さい方が好みだったとか)、たまたまシビックが出たのでソッチに行ってしまったと。

自分の中ではZってライフの水冷を積んでいるものだと思っていたので、空冷時代があった事、小さなグリルのバージョンがあった事は、つい最近知りました。

Nコロもいいけど、Zもいいんですよねぇ。
コメントへの返答
2024年10月9日 22:30
こんばんは。
コメントありがとうございます。

最初の愛車候補がZって、私達の年代ではあり得るんですよね。
免許取得の頃だと、Zは12年落ちくらい。
当時は10年超のクルマってあまり無かったのと、軽でプレミア価格という概念も無かったかと思うので、ほんと底値だったんじゃないかと思います。

センターピラーのないハードトップ、全開すると気分良さそう。
2024年10月10日 9:36
こんにちは。

水中メガネ! 学生の頃、同級生が乗ってました。
彼 自ら・・水中メガネ って呼んでました。

当時、普通車のレッドゾーンよりもズット上な回転数を自慢された思い出が有りますw
コメントへの返答
2024年10月10日 12:56
こんにちは。
コメントありがとうございます。

誰が呼んだか「水中メガネ」。
ホンダ自身ではないと思いますが、もしかすると正式名称の「ホンダ Z」出呼んでも、イメージが湧かないなんて言われたりして。

最近はそうでもないですが、ホンダは「馬力は掛け算」という考え方の会社です。
高回転まで許容出来れば、馬力は上がるという事で、8000rpmとかがレッドゾーンだったりします。
「バイクよりは回っていない」って、そこと比較するのか?

2024年10月11日 0:08
お久しぶりです、こんばんは。
その昔叔父が水冷になったばかりのZを新車で購入しました。現金払いの40万弱って言ってました。シングルキャブ版のデラックス、白でした。セールスの人に派手な色選択しましたねと言われたそうです。思えば当時白ってあまりなかったような気がします。それと軽ってまだ車検いらなかったと記憶してます。でも、ハッチの色の記憶はないんですよ。それと、気づいてました?NEW Zのポスターの右下、軽の法定高速法定速度。メーターが80km/hからレッドゾーン!多分このあたりの軽から表示されてたと思います。
 あと記憶が正しければにハードトップになった最終型が出たとき、フェローMAXに4ドアが出たですよ。当時軽の4ドアってキャロルはなくなってたのでライフだけ、ハードトップはMAXだけ。それが同時期にでたんで、ダイハツとホンダで何かあったのかなぁって子供心に思ってました。
コメントへの返答
2024年10月11日 0:45
こんばんは。
コメントありがとうございます。
ようやくブログが書けるくらいまで、復活して来ました。

おおっ、シングルキャブ仕様ということは、ゴールデンシリーズでは?
ただゴールデンだから全てがボディ色だったかが、解明できていません。
実際、この仕様の実車を見たことがありません。
当時も、最近のイベントでも。

街ゆくZが全てツインキャブとは考えられませんし。
あれ、オプションだったのかな?と予想しています。

軽自動車の80km/h規制。
中速車の分類だからですよね。
確かバイクもそうだった様な。
最初のバイク、RZ250RRは、80km/hで警告灯が点灯しました。
それもかなり明るく。

軽の4ドア、あまりなかったですね。
たぶん三菱はなくて、スズキは最後のRR フロンテで出ましたけど、この2車よりは少し後だった様な。

ハードトップに至っては、この2社だけでした。
4ドア、ハードトップが少ないのは、ボディ剛性の確保が難しかったんでしょうね。
2024年12月8日 23:05
子供の頃に父がNコロのライトバンに乗っていてリアゲートは2本のレールの
途中にH形の回転する部品が付いていて、開けるとロックされて、閉めるときは少しゲートを上げるとH形部品が半分回ってロックが外れて閉まる様になっていたと思います。
ライトバンは上下2枚開きで開けた下のゲートに座るのが好きでした。
的外れなコメントでスミマセン!
コメントへの返答
2024年12月8日 23:24
こんばんは。
コメントありがとうございます。

ありましたね、上下2分割のリアハッチ。
穴あきプレートが2枚で形成されている機構、記憶にあります。
昭和40年代初め頃までは、あった気がします。

私も見た記憶がありまして。
初代サニーのバンだったかと思っていましたが、調べたら、あれは一体式。
似た様な後ろ姿のクルマだったよなぁ・・と調べてみたら、ダイハツ コンパーノバンでした。
2024年12月9日 8:53
連コメm(__)m

大工をしていた母の実家に、愛知機械工業のコニー、ダットサンB10サニーバンがありました。
叔父の運輝するサニーバンで初めてドリフト走行を経験した!
僕の車好きの原点です。
コメントへの返答
2024年12月9日 12:54
こんにちは。
コメントありがとうございます。

コニーとは珍しい。
物心ついた昭和40年代後半でも、もうあまり見られなかった気がします。
旧車のイベントでも、ほぼ見られません。

前述の2分割ハッチゲート。
この初代サニーだと思っていました。
念の為ネットで確認すると、あれ?普通に1枚ものでした。

あのスラントしたCピラーは、なんだったかな?
必死に思い出した結果が、コンパ―ノでした。
2025年1月2日 11:01
水中メガネは1980年頃だったか 私のいた会社(狭山市下奥富)でパーツのASSY生産してました  量産はしてなかったと思います 皆 支給品をブチルシール?で接着してただけだったような記憶ですか・・・
コメントへの返答
2025年1月2日 15:55
こんにちは。
コメントありがとうございます。

支給品のASSYのみとは、大変な作業ですね。
うちも似た様な部品があって、不具合発生時、支給品の問題かASSYの問題かで、モメる事があります。

プロフィール

「本業は9連休ですが、バイトは今日からお盆3連勤です。昨日スーパーを見た感じ、特に多そうではなかったです。今日も頑張りましょう!」
何シテル?   08/14 12:13
クルマ、バイク、自転車と、自分でコントロール出来る乗り物が好きです。 それも日本製が好きです。 (自分で買えそうもないものには、興味が持てなくて) ...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

エコからオフ in 呉 追加情報 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/10/06 17:02:28
【告知】令和5年、那須合同ミーティング開催日決定♪  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/02/27 12:42:29
ダァ〜イアトーン♬ ポップスベスト10っ♪ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/03/14 12:53:29

愛車一覧

ホンダ N-ONE ホンダ N-ONE
2019年購入 インサイトが追突事故により修理不能となり、代替えしました。 購入候補 ...
ヤマハ YSR50/80 ヤマハ YSR50/80
1999年購入 当時RZ250Rに乗ってましたが、ビビリィな私、とても性能を使い切って ...
スバル スバル360 スバル スバル360
2019年購入。 ヘッドランプリングの黒塗装、大型のテールライトから、1968年の52 ...
スズキ ジェンマ スズキ ジェンマ
2017年購入 「購入」と言っても、物々交換で入手しています、スバル最中と。 友人がお ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation