くまとっどのブログ一覧

関東マツダでは、SKYACTIV搭載車の1日試乗キャンペーンを実施しています。

新型ロードスターを筆頭に、アテンザ、CX-5等いろいろ選択可能です。
（但し、平日限定車種もあります）

時間は10:00〜18:00まで、試乗ですから費用も掛かりません。
（最後にアンケート記入がありました）

このお話、みん友のくろしまさんが利用されたということで、私も早速便乗させていただきました。

やはり今旬なのはロードスターですが、それよりも気になる車があるのです。

それは・・・



デミオディーゼル！

日本におけるエコカーといえば・・・ハイブリッド！
（かく言う私も乗っています）

でもヨーロッパでは・・・ディーゼル！

日本の様に、発進、停止が多いところでは、ハイブリッドの方が有効でしょう。

ですが、そればっかりって言うのも・・ねえ。

いくらお寿司が好きでも、毎日食べたら飽きるでしょう（たぶん）。

選択肢は多い方が楽しいですよね。

官能的なエキゾーストノート！　高回転で躍動するパワー！　そういうのはないけど、実用域でのトルクはガソリン車を凌駕しています。

それに、吸気抵抗になるスロットルバルブがなく、燃料をシリンダー内に直接噴射しての出力制御、それに点火プラグなし、というシンプルな構造がかっこいいですね。

早速、乗ってみましょう！



あれっ？　折角のアクティブ ドライビング ディスプレイが、下半分しか見えません。

人並み以上の座高を有する私は、アップライトなポジションで運転するので、残念ながらこうなってしまいます。

さてエンジン始動っと、あっ、すぐスタートボタンを押していいのね。
（一瞬、予熱という言葉が頭に浮かんだ私・・・いつの話なんだって）

暫くは様子をつかむ為に、ラジオOFFで乗りました。

アイドル時にちょっと音が違うかな、という程度で、通常走行時には気になりません。

しかも途中からi-STOPが作動するので、なおさら気になりません。

ディーゼルといえば、高トルク。

そんなことで、試乗コースにはその実力が十分発揮されそうなステージを選びました。




群馬県嬬恋村にあります、嬬恋パノラマラインです。

ここは山間部にある嬬恋村の、キャベツ畑を縫う様に走る広域農道です。

農道故に交通量も少なく、信号も皆無です。

全日本ラリーのモントレーでは、SSとしても使われています。



山間部の道なので、この様なアップダウンがあります。

おそらくここが最長のストレートかな？

ラリー中では、リミッターに当たるとか当たらないとか。

ディーゼルは、こういうところは得意ですね。

平坦ならば、アクセルを踏むというより触るくらい。

足の指を「パー」から「グー」にする感じかな。
（ちょっと言い過ぎ？）

このくらいの上りでは、半分も踏んでいません。

ただ下りでは、ちょっとエンブレが弱いかなと。

ひょっとして、スロットルバルブがない影響なのでしょうかね。



続いてはコーナー。

切り裂く様にスパッとインにつく、というより、もっと穏やかにトレースする感じです。

妙な緊張感を伴うこともなく、コーナー途中で修正等もせず、ス〜と曲がります。
（それほどハイペースではないせいもありますが）

あと最近の大径、低扁平タイヤ装着車で感じる、タイヤのグリップでインに引きずり込む様な印象もありません。

念の為、タイヤもチェック。



なるほど、185/60-16で、パターンを見てもハイグリップタイヤではなさそうです。

時々、タイヤのグリップ力まかせで曲がっている感の車がありますよね。

これって、旨いうな重を食べてみたら、旨いと思ったのはうなぎではなくタレだった、って感じですかね。

デミオは旨いうなぎの車でしたよ。

結局、山道を含む約220km走行してみての燃費は・・・



24.4km/Lでした。

なかなかいいですよね。

ちなみに、横の平均燃費31.4km/Lというのは、山の上から平地に戻る区間での燃費なので、こんなすごい数字になっています。


人馬一体というと、ピッタリと体にフィットした服で素早く走る、という印象でしたが、着慣れた服でリラックスして長時間歩く、というのもあるのだなあと、デミオに乗ってみて感じました。

長距離ドライブをされる方に、デミオディーゼルは合っていると思います。